UiPath ソリューション パッケージをダウンロード

[UiPath ソリューション パッケージをダウンロード] タスクは、UiPath Orchestrator からソリューション パッケージをダウンロードします。これにより、以前にアップロードしたソリューション パッケージを取得して、バックアップ、他の環境へのデプロイ、またはローカル処理を行うことができます。

注:

このタスクは、バージョン 25.10 以降の UiPath.CLI.Windows または UiPath.CLI.Linux にのみ対応しています。

構成

次の表を使用して、UiPath ソリューションのパッケージをダウンロードの入力を設定します。

パラメーター	説明
Orchestrator への接続 (必須)	Orchestrator インスタンスへのサービス接続。
パッケージ名 (必須)	Orchestrator のソリューション パッケージ名です。
パッケージのバージョン	随意。Orchestrator のソリューション パッケージのバージョンです。指定しない場合、最新バージョンがダウンロードされます。
複製先のパス (必須)	ダウンロードしたパッケージが保存されるローカル パスです。
ファイル名	随意。ダウンロードしたパッケージが保存されるローカル ファイル名 (拡張子を含む) です。最終的なパスは、Destination Path と Filename を連結します。
トレース レベル	トレースのログ レベル。既定値は [ Error] です。オプション: None、 Critical、 Error、 Warning、 Information、 Verbose

備考

• パッケージの取得: このタスクは、Orchestrator のソリューション管理に保存されているソリューション パッケージをダウンロードします。
• バージョンの柔軟性: バージョンが指定されていない場合に、特定のバージョンまたは最新バージョンをダウンロードできます。
• ローカル ストレージ: パッケージをローカル ファイル システムにダウンロードして、後続の処理やデプロイを行います。
• バックアップと復旧: ソリューション パッケージのバックアップの作成や障害復旧のシナリオに役立ちます。
• クロス環境デプロイ: ある環境から別の環境にデプロイするパッケージのダウンロードを可能にします。
• ファイル名指定: カスタムのファイル名指定をサポートするか、Orchestrator の既定の命名を使用します。
• Orchestrator 接続: ソース Orchestrator インスタンスへの有効なサービス接続が必要です。
• CLI の互換性: このタスクでは UiPath CLI を内部で使用するので、ビルド エージェントに適切な CLI をインストールする必要があります。
• CLI の最小バージョン: 完全な互換性を得るには、UiPath CLI バージョン 25.10 以降が必要です。
• 連携対応: ダウンロードしたパッケージは、環境の昇格のためのアップロード タスクまたはデプロイ タスクで使用できます。

パイプラインの例

基本パッケージのダウンロード

- task: UiPathSolutionDownloadPackage@6
  displayName: 'Download Solution Package'
  inputs:
    orchestratorConnection: 'UiPath-Orchestrator-Connection'
    packageName: 'MySolution'
    destinationPath: '$(Build.ArtifactStagingDirectory)/downloads'
    traceLevel: 'Information'

Orchestrator に接続され、特定のバージョンを使用する場合

- task: UiPathSolutionDownloadPackage@6
  displayName: 'Download Production Solution Package'
  inputs:
    orchestratorConnection: 'Production-Orchestrator'
    packageName: 'MyBusinessSolution'
    packageVersion: '2.1.$(Build.BuildNumber)'
    destinationPath: '$(Build.SourcesDirectory)/packages'
    filename: 'business-solution-backup.zip'
    traceLevel: 'Verbose'

完全なパイプライン：ダウンロード 再デプロイ

variables:
  solutionName: 'MyBusinessSolution'
  sourceEnvironment: 'Production'
  targetEnvironment: 'Staging'
  packageVersion: '1.$(Date:yyyy).$(DayOfYear)$(Rev:.r)'

steps:
- task: UiPathSolutionDownloadPackage@6
  displayName: 'Download Package from $(sourceEnvironment)'
  inputs:
    orchestratorConnection: 'Production-Orchestrator'
    packageName: '$(solutionName)'
    packageVersion: '$(packageVersion)'
    destinationPath: '$(Build.ArtifactStagingDirectory)/downloads'
    filename: '$(solutionName)-$(packageVersion).zip'
    traceLevel: 'Information'

- task: UiPathSolutionUploadPackage@6
  displayName: 'Upload Package to $(targetEnvironment)'
  inputs:
    orchestratorConnection: 'Staging-Orchestrator'
    solutionPackagePath: '$(Build.ArtifactStagingDirectory)/downloads/$(solutionName)-$(packageVersion).zip'
    traceLevel: 'Information'

- task: UiPathSolutionDeploy@6
  displayName: 'Deploy to $(targetEnvironment)'
  inputs:
    orchestratorConnection: 'Staging-Orchestrator'
    packageName: '$(solutionName)'
    packageVersion: '$(packageVersion)'
    deploymentName: '$(solutionName)-$(targetEnvironment)-$(Build.BuildNumber)'
    deploymentParentFolder: '$(targetEnvironment)'
    deploymentFolderName: 'BusinessProcesses'
    traceLevel: 'Information'

- script: echo "Successfully promoted $(solutionName) v$(packageVersion) from $(sourceEnvironment) to $(targetEnvironment)"
  displayName: 'Promotion Summary'