概要

UiPath ソリューションは、オートメーションを大規模に管理およびデプロイするための新しい方法のひとつです。ソリューションは、複数のオートメーション プロジェクト、構成、依存関係を 1 つのユニットにバンドルしたものであり、パッケージ化、バージョン管理、まとめてデプロイできます。

ソリューションは、デプロイ構成の一元管理、オートメーション コンポーネントのモジュールによる再利用、DevOps ワークフローの合理化を可能にすることで、大規模なオートメーション イニシアチブをサポートするように設計されています。

このセクションでは、UiPath CLI、Azure DevOps 拡張機能、Jenkins プラグインを使用して、CI/CD パイプラインを通じたソリューションのライフサイクルを自動化する方法について説明します。

主な機能

UiPath ソリューションを使用すると、以下が可能になります。

• 複数のプロジェクト (RPA ワークフロー、API ワークフロー、エージェント、エージェンティック プロセス、アプリなど) をバージョン管理された 1 つの単位にグループ化します。
• 環境固有のバインドを定義し て、コネクションと構成を一元管理します。
• 含まれるすべてのプロジェクトの依存関係を復元し、ガバナンス ルールを検証します。
• パッケージ化してアップロード ソリューション パッケージを Orchestrator のソリューションに変換する
• デプロイとアクティブ化 複数の環境にまたがるソリューション (Dev → Test → Prod)
• デプロイ構成をダウンロードするか、デプロイをアンインストールしてクリーンアップします。

ソリューションは以下を対象としています。

• 相互に依存する複数のプロジェクトを管理するオートメーション CoE
• CI/CD を使用してデプロイ パターンを標準化する企業。
• Automation Cloud Orchestrator を使用しているユーザー (オンプレミスは v25.10 ではサポートされません)。

サポートされているツール

ソリューションは、次の方法で管理できます。

• UiPath CLI
• Azure DevOps プラグイン (v6+)
• Jenkins プラグイン (v5+)

古いバージョンのプラグインはソリューションと互換性がありません。プラグインのバージョンをアップグレードした後、パイプラインは新しい UiPath.CLI.* フレーバーのいずれかを明示的に使用する必要があります。詳しくは 、「相互運用性マトリクス 」をご覧ください。