UiPath ソリューション パッケージを削除

[UiPath ソリューションのパッケージを削除] タスクは、UiPath Orchestrator のソリューション管理からソリューション パッケージを削除します。これは、クリーンアップ操作や古いパッケージ バージョンの削除に役立ちます。

注:

ソリューションは現在 Automation Cloud でのみサポートされています。Automation Suite のサポートは、今後のリリースで予定されています。オンプレミス (MSI) Orchestrator ではソリューションはサポートされていません。

注:

このタスクは、バージョン 25.10 以降の UiPath.CLI.Windows または UiPath.CLI.Linux にのみ対応しています。

構成

次の表を使用して、UiPath ソリューションのパッケージの削除の入力を設定します。

パラメーター	説明
Orchestrator への接続 (必須)	パッケージが削除される Orchestrator インスタンスへのサービス接続です。
パッケージ名 (必須)	削除する必要がある Orchestrator のソリューション パッケージ名です。
パッケージ バージョン (必須)	削除する必要がある Orchestrator のソリューション パッケージのバージョンです。
トレース レベル	トレースのログ レベル。既定値は [ Error] です。オプション: None、 Critical、 Error、 Warning、 Information、 Verbose

備考

• パッケージの削除: このタスクにより、Orchestrator のソリューション管理からソリューション パッケージが削除されます
• バージョン固有: すべてのバージョンではなく、ソリューション パッケージの特定のバージョンを削除します
• Orchestrator 接続: 対象の Orchestrator インスタンスへの有効なサービス接続が必要です
• 元に戻せない操作:パッケージの削除は元に戻せませんので、注意して使用してください
• 依存関係の確認: 削除する前に、パッケージがデプロイされていないか、使用されていないことを確認します
• CLI の互換性: このタスクでは UiPath CLI を内部で使用するので、ビルド エージェントに適切な CLI をインストールする必要があります
• CLI の最小バージョン: 完全な相互運用性を得るには、UiPath CLI バージョン 25.10 以降が必要です
• クリーンアップの自動化: CI/CD パイプライン内の古いパッケージ バージョンを自動的にクリーンアップする場合に便利です

パイプラインの例

基本パッケージの削除

- task: UiPathSolutionDeletePackage@6  displayName: 'Delete Solution Package'  inputs:    orchestratorConnection: 'UiPath-Orchestrator-Connection'    packageName: 'MySolution'    packageVersion: '1.0.0'    traceLevel: 'Information'

Orchestrator 接続と詳細なログ記録

- task: UiPathSolutionDeletePackage@6  displayName: 'Delete Old Solution Package Version'  inputs:    orchestratorConnection: 'Production-Orchestrator'    packageName: 'MyBusinessSolution'    packageVersion: '1.0.$(Build.BuildNumber)'    traceLevel: 'Verbose'

クリーンアップ パイプライン: 複数の古いバージョンを削除する

variables:  solutionName: 'MyBusinessSolution'  oldVersion1: '1.2023.100'  oldVersion2: '1.2023.99'steps:- task: UiPathSolutionDeletePackage@6  displayName: 'Delete Old Version 1'  inputs:    orchestratorConnection: 'Production-Orchestrator'    packageName: '$(solutionName)'    packageVersion: '$(oldVersion1)'    traceLevel: 'Information'  continueOnError: true- task: UiPathSolutionDeletePackage@6  displayName: 'Delete Old Version 2'  inputs:    orchestratorConnection: 'Production-Orchestrator'    packageName: '$(solutionName)'    packageVersion: '$(oldVersion2)'    traceLevel: 'Information'  continueOnError: true- script: echo "Cleanup completed for solution $(solutionName)"  displayName: 'Cleanup Summary'