- 基本情報
- ベスト プラクティス
- Autopilot for Developers
- Autopilot for Testers
- Autopilot for Everyone
- Autopilot for Everyone
- Autopilot プラグイン
- データ プライバシー
Autopilot の概要
Autopilot for Everyone
Autopilot for Everyone は、ビジネス ユーザーの日常業務を支援するために構築された UiPath の AI アシスタントです。次の機能があります。
- 生成 AI - コンテンツの作成、データの分析、インサイトの生成を行います。
- コンテキスト グラウンディング - コンテキスト グラウンディングのインデックスを検索してユーザーのクエリに回答します。
- オートメーション - UiPath のオートメーションを推奨および実行します。
- Clipboard AI - AI を活用したコピー/貼り付け操作を実行します。
-
以下の拡張子のファイルのみをアップロードできます。
- CSV
- JSON
- TXT
- PNG
- JPG/JPEG
- TIF/TIFF
- Autopilot for Everyone では、Clipboard AI を使用して 1 回だけ表から貼り付けることができます。ただし、Clipboard AI のツールバーを起動すれば、引き続き Clipboard AI のすべての機能にアクセスできます。
- Clipboard AI の機能は、Windows オペレーティング システムでのみ動作します。
- オートメーションの説明やコンテキスト グラウンディングのインデックスが重複していたり曖昧だったりすると、Autopilot は意図しない操作を推奨または実行する可能性があります。
Autopilot for Everyone を組織にデプロイおよび設定するために、管理者は Automation Cloud 内の専用のセクションを利用できます。ここで Autopilot for Everyone のインストールを管理したり、Autopilot の以下の機能を設定したりできます。
- 開始プロンプト
- コンテキスト グラウンディング
- オートメーションのプロパティ
- 詳細設定
RPA 開発者は、Autopilot for Everyone 向けに最適化されたオートメーションを構築するために、UiPath が提供するテンプレートを使用できます。
Autopilot 関連のオートメーションの設計方法については、こちらをご覧ください。
Autopilot for Everyone でプロンプトを実行して対話するには、ビジネス ユーザーは Assistant を起動する必要があります。定義済みのプロンプトから選択してチャットを開始するか、独自のクエリを入力します。
Autopilot for Everyone と対話する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
データ ソースは、ユーザーのクエリに回答するための関連するコンテキストを Autopilot for Everyone に提供します。特定のデータ ソースに対してクエリを実行するかどうかは、その説明に基づいて決定されます。クエリに回答するために、Autopilot は最大で 6 つのデータ ソースを相互参照できます。
Autopilot は、以下の既定のデータ ソースにアクセスできます。
- Autopilot に関するよくある質問 (*)
- Google (**)
- Wikipedia (**)
(**) Autopilot for Everyone は、Google や Wikipedia を使用して、一般に公開されている情報を検索します。このような外部検索を停止するには、組織管理者がユーザーがアクセス可能なフォルダーから外部検索を削除するか、ビジネス ユーザーが Autopilot の設定 > [詳細設定] > [データ ソース] で外部検索を無効化する必要があります。
Autopilot for Everyone には、さまざまなニーズに対応したすぐに使用できるオートメーションのカタログが付属しています。Autopilot をインストールしてデプロイすると、業務上のよくある要望に応えるように設計された、一連の既定のオートメーションもデプロイされます。拡張機能を活用するには、UiPath Marketplace から追加のオートメーション ツールセットをダウンロードし、ソリューション管理にデプロイします。
既定のツールセットでは、Autopilot for Everyone のインストール時に以下のオートメーションがデプロイされます。
-
Autopilot
-
Autopilot Mac
-
Autopilot に関するよくある質問
-
Google
-
Wikipedia
UiPath Marketplace では、さまざまなツールセットが以下のように関連するオートメーション別にグループ化されています。ニーズに最も適したツールセットをダウンロードして、ソリューション管理でデプロイできます。
ツールセット名 |
自動化 |
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生産性 経費の自動追跡、ドキュメント処理、メールやカレンダー/予定表の管理、チームのコラボレーションの管理、UiPath 製品情報へのタイムリーなアクセスにより、日常業務の生産性を向上させます。 |
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Product and Engineering ソフトウェアの開発と IT サービスの管理を強化します。 |
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営業 営業プロセスと顧客関係管理を強化します。 |
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Autopilot は、言語の設定に関係なく、UiPath がサポートするあらゆる言語を理解し、その言語で回答できます。また、ユーザー プロンプトと同じ言語で回答します。カスタム開始プロンプト、オートメーション、管理設定はローカライズできません。
言語を変更するには、次のいずれかを行います。
- [Assistant] > [設定] > [全般] の設定メニューから変更する
- プロンプトを使用言語で入力する
オートメーション カードのリアルタイム翻訳は、カードが表示されてから翻訳が完了するまでに多少時間がかかる場合があります。
Autopilot for Everyone にアクセスするには、次の前提条件を満たしていることを確認してください。
- UiPath Assistant および Robot バージョン 2024.10.5 以降の Enterprise Edition がマシンにインストールされている
- Robot がユーザー モードでインストールされている
- サービス URL を使用して Assistant にサインインしている
- Automation Cloud™ のテナントにサードパーティの AI モデルと Anthropic モデルを有効化するための Automation Ops ポリシーがある
- Enterprise プランを利用しており、有人オートメーションを実行できるユーザー ライセンス (Automation Developer、Citizen Developer、Automation Express、Attended User など) を持っている
- お使いのテナントで Document Understanding サービスが有効化されている
- Autopilot for Everyone が Automation Cloud™ のテナントにインストールされている
- テナント内の Autopilot フォルダーにアクセスできる
- アカウントで個人用ワークスペースが有効化されている
- 組織に対してユーザー ライセンス管理が有効化されている
Autopilot for Everyone を使用するには、次のロールと権限が必要です。
- Autopilot フォルダーでの Automation User ロール。
- Orchestrator でユーザー アカウントに対して [ユーザーによるオートメーションの実行を有効化] オプションが選択されている。
- ユーザー アカウントで個人用ワークスペースが有効化されている
- Autopilot フォルダーでの [リソースの上書き] に対する [表示] 権限
Autopilot for Everyone にアクセスするには、次の条件を満たす必要があります。
- Automation Cloud™ の Enterprise プランを使用している
- 有効なユーザー ライセンス (Attended、Automation Developer、RPA Developer、Citizen Developer、または Automation Express) を持っている
Autopilot for Everyone ウィジェットは既定で表示されます。組織でこれを無効化するには、独自の Automation Ops のポリシーを適用します。
Autopilot for Everyone をインストールすると、Clipboard AI の最新の Enterprise バージョンがインストールされます。
Autopilot のチャット エクスペリエンス内の Clipboard AI を使用して、選択したアプリケーションに表を簡単に貼り付けることができます。Clipboard AI を使用して表を貼り付ける方法については、こちらをご覧ください。
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表の下の [Paste in] オプション:
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マッパーで貼り付け
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Clipboard AI に送信
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-
Assistant のスタート パッドのタイル - Clipboard AI のツールバーが開きます。
詳しくは、Clipboard AI のドキュメントをご覧ください。