Autopilot のチャットのユーザー シナリオ

次の例では、Autopilot のチャットをどのように活用できるかをシナリオに基づいて説明します。

ワークフロー、シーケンス、コードを生成する

ユーザーがすること: チャットで自然言語を使用して、何を構築するかを説明する

Autopilot のチャットが手伝えること:

• 入力を下書きのオートメーション シーケンスに変換する
• 「これらのステップの順序を変更できますか?」「ここでは別のアクティビティを使用してください」などのフォローアップを行うことができる
• 要求のコンテキストを完全に維持しながら、オートメーションを段階的に構築または調整する

例:

「未読の Outlook メールを読み取って添付ファイルをフォルダーに保存し、ファイル名を Excel に記録するプロセスを作成してください」

フォローアップ: 「添付ファイルを保存した後にそのメールを削除するステップを追加してください」

ワークフロー、シーケンス、コードを編集する

ユーザーがすること: 既存のオートメーションの特定の部分を変更するよう要求する

Autopilot のチャットが手伝えること:

• 指定したシーケンスまたは選択したアクティビティへの参照を認識する
• 「別の変数を使用してください」や「これを条件付きチェックに置き換えてください」などの変更を適用する
• ユーザーと一緒に提案を反復処理し、更新をその場で微調整する

例:

「inputData 変数の代わりに invoiceList 変数を使用するように [データ抽出] シーケンスを更新してください」

または「最後の 3 つのステップを Try-Catch ブロックに置き換えてください」

ワークフロー、シーケンス、コードを説明する

ユーザーがすること: ワークフローのロジック、アクティビティの目的、シーケンスの動作について説明を求める

Autopilot のチャットが手伝えること:

• ワークフローの選択した部分を人間が読める言語で要約する
• 「このシーケンスは何をするものですか?」「このループを使用する理由は何ですか?」などの質問に回答する
• コンテキストに即したフォローアップの質問を通じて、さらに深く確認できるようにサポートする

例:

「[通知を送信] シーケンスの処理内容を説明してください」

フォローアップ: 「[失敗] のステータスでフィルター処理されているのはなぜですか?」

ワークフロー、シーケンス、コードを確認する

ユーザーがすること: オートメーションの要素の確認または最適化を要求する

Autopilot のチャットが手伝えること:

• 選択したセグメントのロジック、エラー処理、効率を評価する
• 「これらのステップを簡略化してください」「例外処理を改善してください」などの改善を提案する
• 堅牢性、読みやすさ、パフォーマンスなどの目標に基づいてフィードバックを適応させる

例:

「これらの請求書をもっと効率的に処理する方法はありますか?」

フォローアップ: 「Excel の書き込み操作の数を減らす方法を提案してくれますか?」

設計時エラーを解決する

ユーザーがすること: ワークフローの設計時に検証エラーや破損している設定について尋ねる

Autopilot のチャットが手伝えること:

• 現在のワークフローと変数のスコープのコンテキストでエラーを分析する
• 「この不足している引数を追加してください」「このプロパティの値を更新してください」などの修正を提案する
• チャットを通じて修正内容を調整または明確化する

例:

「メールのループ処理で変数が定義されていないことを示すエラーが発生するのはなぜですか?」

フォローアップ: 「不足している変数を既定値 True で追加してください」

実行時エラーを解決する

ユーザーがすること: デバッグ時に、実行時の例外や失敗した実行パスに対応する

Autopilot のチャットが手伝えること:

• エラーの原因となったステップを明確に示し、何が問題だったかを説明する
• 「この原因はどの入力ですか?」「どうすれば修正できますか?」などのフォローアップを行うことができる
• 現在のコンテキストに基づいて対処方法や変更を提案する

例:

「実行中に [範囲を読み込み] ステップが失敗したのはなぜですか?」

回答: 「Excel ファイルのパスが null です。このステップの前に null チェックを追加しますか?」

ドキュメントやナレッジ ベースのコンテンツにアクセスする

ユーザーがすること: 開発時にアクティビティ、エラー、ベスト プラクティスについて質問する

Autopilot のチャットが手伝えること:

• 公式ドキュメントやナレッジ ベースの記事から取得した、コンテキストに対応した回答を返す
• 「このアクティビティはどのように機能しますか?」「このエラーはどのような意味ですか?」などの質問に対応する
• ユーザーのコンテキストに焦点を当てたまま、完全なドキュメントへのリンクを提供する

例：

「[JSON を逆シリアル化] アクティビティは、入れ子になったオブジェクトをどのように処理しますか?」

または「失敗したトランザクションをリトライする場合に推奨されるパターンは何ですか?」