- Autopilot for Everyone を管理する
- Autopilot for Everyone を構成する
- Admin App をデプロイする
- ツールセットのオートメーションをデプロイする
- トラブルシューティング

Autopilot for Everyone 管理ガイド
[ツール] セクションでは、以下の操作を行うことができます。
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[ツール バンドル] タブを使用して、インストールするオートメーション バンドルを制御する
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[ツールを設定] タブを使用して、Autopilot for Everyone でのオートメーションの動作を制御する
Autopilot for Everyone には、さまざまなニーズに対応したすぐに使用できるオートメーションのカタログが付属しています。Autopilot をインストールしてデプロイすると、業務上のよくある要望に応えるように設計された、一連の既定のオートメーションもデプロイされます。拡張機能を活用するには、[Autopilot for Everyone] > [ツール バンドル] タブから追加のオートメーション ツールセットをインストールします。
[ツール バンドル] タブでは、Marketplace から追加のツールセットを自動的にインストールできます。また、このタブでバージョンを管理することもできます。[バージョン] 列には現在インストールされているバージョンが表示され、[インストール ステータス] 列にはインストールまたは更新が必要なツールが表示されます。
Automation Cloud™ (公共部門向け) の制限事項
Automation Cloud™ (公共部門向け) のユーザーは、追加のツールセットを自動的にインストールすることはできません。代わりに、すぐに使えるオートメーションをローカル デバイスに手動でダウンロードしてインストールする方法の手順が [ツール バンドル] タブに表示されます。
[ツールを設定] タブでは、Autopilot for Everyone でのオートメーションの動作を制御できます。オートメーションのプロパティは、選択した Autopilot プロセスごとに、キーと値のペアとして Orchestrator に保存されます。最初は、フォルダーが選択されるまですべてのオプションが無効化されています。
Autopilot
ラベルが付いたオートメーション別にフィルター処理されます。ラベルが付いたオートメーションがない場合は、フォルダー内のすべてのオートメーションが表示されます。
[オートメーション] ドロップダウン メニューを使用してオートメーションを選択し、そのプロパティを設定します。
以下のプロパティがあります。
- オートメーションのプロンプトの説明 - オートメーションが実行する処理を Autopilot に説明します。最大で 256 文字を入力できます。空白のままにすると、プロセスの説明が使用されます。次のキーと値のペアを Orchestrator に追加します。
- キー:
AutopilotPromptDescription
- 値: プロセスの説明
- キー:
- Autopilot 向けに有効化 - 選択すると Autopilot でオートメーションが有効化されるため、Autopilot はそのオートメーションをチャットで推奨して実行することを理解します。
オートメーションに「Autopilot」というラベルを追加します。
- 回答前に実行するように設定 - 選択すると、オートメーションが回答前に実行するように設定されます。つまり、このオートメーションは、Autopilot がクエリに回答する前にバックグラウンドで実行されます。Autopilot は、1 つのプロンプトに対して最大で 6 つのオートメーションを回答前に実行できます。
回答前に実行するための十分な情報がオートメーションにない場合は、追加のデータの入力を求められます。たとえば、新しいコネクションを確立しなければならない場合があります。このようなシナリオでは、Autopilot はコネクションの設定を求めるカードを表示したり、データの入力をチャットで求めたりします。
Autopilot は実行ステータスも共有します。また、回答前に実行されるオートメーションの数に応じて、オートメーション名または「複数のソースを検索しました。」と表示します。[i] アイコン上にホバーすると、実行されたオートメーションと、そのオートメーションから推論される引数が表示されます。
次のキーと値のペアを Orchestrator に追加します。
- キー:
AutopilotPreResponseAction
- 値:
True
- キー:
-
出力に関する指示 - 出力の表示方法を Autopilot に指示します。
- 出力を分かりやすく要約してください - Autopilot は、ユーザーが理解しやすい方法でオートメーションの出力を表示します。
- 情報を表形式で表示してください - Autopilot は、オートメーションの出力を表形式で表示します。
- 出力を箇条書きで表示してください - Autopilot は、オートメーションの出力を記号付きリストとして表示します。
- 出力全体を読み取り可能な形式で正確に表示してください - Autopilot は、オートメーションの変更されていない生の出力を理解しやすい形式で表示します。たとえば、出力が配列である場合、配列要素ごとに改行してリストとして表示します。
[ "Item 1", "Item 2", "Item 3" ]
[ "Item 1", "Item 2", "Item 3" ]
- 引数レベルのプロパティ - 自動化のカードの引数の表示と動作を設定します。
- 名前 - Studio に表示される引数の名前です。このフィールドは読み取り専用です。
- 表示名 - 自動化のカードに表示される引数の名前です。
- ユーザー向けの説明 - 引数の追加の説明です。より詳しいコンテキストをユーザーに提供します。
- Autopilot 向けの説明 - AI 向けの引数の説明です。Autopilot に対し、より詳しいコンテキストとその値の推論方法を提供します。
- ドロップダウン オプション - 引数の型が文字列である場合に表示するオプションのコンマ区切りのリストです。指定した場合、引数フィールドはドロップダウン メニューとして表示されます。指定しない場合、引数フィールドにはテキスト ボックスが表示されます。これらのオプションはオートメーションによって厳密に解釈されるため、ユーザーが、定義済みの値のみを選択するように制限することが重要です。フリー テキスト入力を許可すると、予期しない値や対応しない値が入力されてオートメーションの失敗を招く可能性があります。
- 非表示 - True の場合、引数を、オートメーション カードの折りたたまれた [非表示の入力] メニューに強制的に表示します。
各引数に対してキーと値のペアを Orchestrator に追加します。
- キー: 引数名
- 値: 引数レベルのプロパティを連結した文字列
重要:Autopilot は、推論されていない任意の引数を非表示にします。
プロセスのプロパティの設定が完了したら、[変更を保存] を選択します。これにより、Orchestrator 内のプロセスのタグおよびキーと値のペアが上書きされます。
すべての変更を破棄してプロセスのプロパティを再読み込みするには、[リセット] を選択します。
オートメーションのプロパティを編集するには、次の手順を実行します。
- Automation Cloud™ の [管理] > [AI Trust Layer] > [Autopilot for Everyone] タブに移動し、Autopilot for Everyone がインストールされているテナントを選択します。
- [ツール] セクションを展開し、[ツールを設定] タブを選択します。
- 対象のオートメーションが存在する Orchestrator のフォルダーを選択します。
- 任意で、[Autopilot が有効化されたプロセスのみ] オプションを選択します。選択すると、オートメーションのリストが並べ替えられ、
Autopilot
のラベルが付いたプロセスのみが表示されます。 - [オートメーション] を選択します。
- [オートメーションのプロンプトの説明] フィールドに、オートメーションに期待する動作の説明を入力します。
- Autopilot によってチャット内でこのオートメーションを識別して実行する場合は、[Autopilot 向けに有効化] オプションを選択します。
- チャットでユーザーに回答する前にこのオートメーションを実行するには、[回答前に実行するように設定] オプションを選択します。生成される回答には、このオートメーションを実行して収集された情報が含まれます。
- [出力に関する指示] ドロップダウンから、オートメーションの出力をユーザーに表示する方法を選択します。
- [変更を保存] を選択して、現在の設定を保存します。