Action Center
2022.10
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Action Center User Guide for Standalone
最終更新日 2023年8月2日

インストール

Action Center はオンプレミスでインストールできるため、対応する Orchestrator インスタンスの [アクション] タブ以外の専用のユーザー インターフェイスからアクションを管理できます。

Action Center は既存の Orchestrator インスタンスを必要としますが、そのインストール先は、Orchestrator と異なるサーバーでも同じサーバーでもかまいません。

認証や認可については、対応する Identity Server インスタンスと Orchestrator インスタンスを使用して管理します。これらのインスタンスは Action Center のインストール手順の中で入手できます。

適合性 (正常に動作する割合)

Orchestrator

Orchestrator 内で Action Center を使用しているユーザーは、Action Center インスタンスが既存の Orchestrator 2021.10 インスタンスをポイントするように設定する必要がありますが、それ以外の追加手順を実行する必要はありません。既存のアクションはすべて、対応する Orchestrator テナントで定義したアクセス制御に基づき、新しい Action Center ポータルでエンド ユーザーに対して反映されます。

詳しくは「Action Center と Orchestrator との相互運用性」をご覧ください。

サポート対象のトポロジ

シングル ノードのシナリオ

  • Action Center が Orchestrator と同じサーバー (異なるポート) で動作する
  • Action Center がシングル ノードのサーバーで動作し、分離されたシングル ノードの Orchestrator インスタンスをポイントする

マルチノードのシナリオ

  • マルチノードの Orchestrator がロード バランサーの背後にある。

    • 単一の Action Center インスタンスが別のサーバーにインストールされていて、Orchestrator ロード バランサーの URL をポイントしている。
    • Action Center がすべての Orchestrator ノードにインストールされていて、それぞれが Orchestrator ロード バランサーの URL をポイントしている。
    • 負荷分散された Action Center URL がビジネス ユーザーに公開されている。

Action Center からのストレージ バケットの要求を受け入れるよう Orchestrator を設定する

Action Center 内の機能のうち、Orchestrator のストレージ バケットに依存する機能 (フォーム アクション、ドキュメント分類アクション、ドキュメント検証アクションにおける画像と PDF のレンダリング) が期待どおりに動作するためには、Orchestrator で次の設定を変更する必要があります。

  1. Action Center から Orchestrator への要求を受け入れる
    1. Orchestrator インストール フォルダーに移動します。
    2. 管理者権限で UiPath.Orchestrator.dll.config ファイルを開きます。
    3. <appSettings> タグの下で、キー <add key="AcceptedRootUrls" value="http://{your_localhost_name}:{port_number}" /> を見つけます。ファイル内でこのキーが見つからない場合は、手動でキーを追加します。
    4. 前の手順で見つけた (または手動で追加した) キーに Action Center の URL を追加します (例: "https://{Action_Center_host}:{port_number}")。 括弧内の値を独自の値に置き換えます。例: <add key="AcceptedRootUrls" value="http://localhost:1234,https://laptop-batman:555" />
      重要:
      • AcceptedRootUrls キーの値に空白文字が含まれていないことを確認してください。
      • ポートの値が 80 または 443 (既定のポート) 以外の場合にのみ、ポートの値を追加します。
  2. IIS で Orchestrator Web サイトに対する OPTIONS 動詞が許可されているかどうかを確認します。
    1. IIS に移動します。
    2. [サイト] のリストから [UiPath Orchestrator] を選択します。
    3. [要求フィルター] をダブルクリックして [要求フィルター] ウィンドウを開きます。
    4. [HTTP 動詞] タブに移動し、表示されるリストで OPTIONS 動詞を探します。

      リストに OPTIONS 動詞が存在しない場合:
      1. ウィンドウを右クリックして [動詞の許可] を選択します。


      2. OPTIONS」と入力し、[OK] をクリックします。


  3. IIS をリセットし、変更を反映させます。

    Amazon S3 や Azure などのその他のストレージ バケットに対する CORS および CSP の設定方法について詳しくは、「CORS/CSP の設定」をご覧ください。

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