開発者ガイド

最終更新日時 2025年10月30日

エージェント SDK

UiPath では、UiPath Platform とシームレスに連携するエージェントを構築するための SDK をいくつか提供しています。これらの SDK は RPA とコード化された開発の両方のエクスペリエンスをサポートしており、Studio ベースのワークフローを超えて拡張、カスタマイズ、自動化を行うことができます。

コード化されたエージェントについて

コード化されたエージェントは、好みの統合開発環境 (IDE) で直接コードを開発することによって構築されます。このアプローチにより、エージェントのロジック、実行、外部システムとの連携を完全に制御できます。

UiPath SDK を使用すると、コード化されたエージェントを標準の .nupkg パッケージとしてパッケージ化し、UiPath Orchestrator にデプロイできます。デプロイが完了すると、他の UiPath プロセスと同様に機能します。それらをスケジュール、トリガー、監視して、プラットフォーム全体で一貫したガバナンスと管理を確保できます。

コード化された開発に利用できる SDK

Python SDK – コード化されたエージェントを作成、パッケージ化して UiPath Cloud Platform にデプロイするための SDK。また、UiPath Platform の各種リソースにプログラムによってアクセスすることもできます (プロセス、アセット、バケット、ジョブなど)。
Python と LangGraph SDK – UiPath Platform のサービスへのプログラムによるアクセスと、Action Center を介した人間参加型の対話機能を備えた LangGraph エージェントを構築してデプロイできます。
LlamaIndex SDK – 人間参加型のシナリオに対応する Action Center などの、UiPath Cloud Platform サービスと連携する LlamaIndex エージェントの開発をサポートします。
MCP SDK – MCP サーバーをセットアップおよび実行するための Python SDK。