- はじめに
- プロダクト ライフサイクル
- UiPath での顧客データの使用
- AI Center での顧客データの使用
- AI Computer Vision での顧客データの使用
- Apps での顧客データの使用
- Assistant での顧客データの使用
- Automation Ops での顧客データの使用
- Automation Hub での顧客データの使用
- Autopilot for Everyone での顧客データの使用
- Cloud ロボットでの顧客データの使用
- Communications Mining での顧客データの使用
- Data Service での顧客データの使用
- Document Understanding™ での顧客データの使用
- Healing Agent での顧客データの利用
- Insights での顧客データの使用
- Integration Service での顧客データの使用
- IT オートメーションでの顧客データの使用
- Orchestrator での顧客データの使用
- Process Mining での顧客データの使用
- Robot での顧客データの使用
- Studio および StudioX での顧客データの使用
- Studio Web での顧客データの使用
- ライセンス
- 提供オプション
- 製品の提供状況
- 製品の違い
- UiPath Platform
- UiPath ドキュメント
- トラブルシューティング

概要
製品の提供状況
UiPath® Platform は、ユーザーのニーズに応えるため、適応性と柔軟性を考慮して設計されています。さまざまな提供オプションが用意されているので、運用のニーズに完全に適合するモデルを選択できます。
オンプレミスのインストールを選択し、独自のインフラストラクチャ、またはクラウドベースのインフラストラクチャのいずれかを自由に使用できます。また、SaaS (Software as a Service) の UiPath Automation Cloud™ を選択すれば、インフラストラクチャ管理の負担が軽減され、手間がかかりません。UiPath Automation Cloud™ には、商用版と公共部門向けの 2 種類があります。
多様な展開モデルを大きく 2 つに分類すると、オンプレミスとクラウド (SaaS) の 2 つがあります。
スタンドアロン製品および Automation Suite (オンプレミスの自動化プラットフォーム) は、オンプレミスのソリューションです。これらは、エンタープライズのコンピューターやサーバーへのインストール (セルフホスト)、またはパブリック クラウドへのデプロイを目的としています。
どちらのモデルでも、インフラストラクチャの管理とスケーリング、および新しいバージョンへのアップグレードはユーザー側で行う必要があります。
-
スタンドアロン製品は、個別のインストーラーを使用してインストールされます。たとえば、Orchestrator は
UiPathOrchestrator.msi
を使用してインストールされ、Studio はUiPathStudio.msi
を使用してインストールされます。 -
Automation Suite は、プラットフォーム式のソリューションであるため、複数の UiPath 製品に対して単一のデリバリー/メンテナンスのメカニズムを確立します。Automation Suite では、オンプレミスの UiPath Platform を 1 つの製品として管理できます。
Automation Suite の一部である各 UiPath 製品は、自動化プラットフォームのコンテキスト内ではサービスとして利用できます。
UiPath の SaaS ソリューションは UiPath Automation Cloud™ から始まりました。Automation Cloud™ では、インフラストラクチャの管理と継続的な更新の負担が最小限に抑えられます。これらの対応を UiPath に任せることで、ユーザーは自身のオートメーション ジャーニーに専念できます。UiPath Automation Cloud™ には、商用版と公共部門向けの 2 種類があります。
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商用の Automation Cloud™ は、ビジネスや大企業向けにカスタマイズされています。インフラストラクチャのメンテナンスの必要性を極限まで抑え、運用コストを大幅に削減します。
- Automation Cloud™ の中核を成す機能には、アプリケーション テスト専用のインターフェイスである Test Cloud が含まれます。
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Automation Cloud™ (公共部門向け) は、政府機関および公的機関向けに設計されています。公共部門に必要とされる規制要件とコンプライアンスを確実に満たすことができます。
以下の表では、各製品について、現在利用可能なデリバリー モデルを示します。
製品の性質上、スタンドアロンのデプロイにのみ適しているものもあります。たとえば、ユーザーのワークステーションにインストールする必要のあるクライアント アプリケーションなどです。こういった例外は、下の表で数字 (1) でマークされています。
凡例:
= 利用可能
= 準備中
= 利用不可
N/A = 該当なし
UiPath の柱 |
製品 |
Automation Cloud™ |
Automation Cloud™ (専有型) |
Automation Cloud™ (公共部門向け) |
Automation Suite |
スタンドアロン |
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発見 |
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Communications Mining |
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Process Mining |
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Task Capture1 |
N/A |
N/A |
N/A |
N/A |
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自動化 | Action Center |
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AI Center |
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Apps (アプリ) |
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Assistant1 |
N/A |
N/A |
N/A |
N/A |
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Agents |
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Integration Service |
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Maestro |
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Attended ロボット1 |
N/A |
N/A |
N/A |
N/A |
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Unattended ロボット |
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N/A |
N/A |
N/A |
N/A |
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N/A 7 |
N/A |
N/A |
N/A |
| ||
Studio Web |
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運用 |
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Insights |
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Orchestrator |
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Test Manager |
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1 ユーザーのワークステーションにインストールして実行するクライアント アプリケーションです。
2 非推奨化されましたが、Process Mining スタンドアロンの既存のユーザーに対してはサポートされます。詳しくは、「プロダクト ライフサイクル」をご覧ください。
3 Unassisted Task Mining のみです。
4 AI Center と Document Understanding は、Automation Suite の一部としてインストールし、外部のスタンドアロンの Orchestrator に接続できます。AI Center を外部のスタンドアロン Orchestrator に接続する場合は、EKS/AKS または Openshift 上の Automation Suite 経由の AI Center は利用できません。対応するバージョンについては、「相互運用性マトリクス」をご覧ください。
5 Integration Service is available only in Automation Suite on AKS/EKS. Not supported on machines with FIPS 140-2 enabled.
6 Studio Web is available only in Automation Suite on AKS/EKS.
7 Product not available in Test Cloud.