概要
最新
バナーの背景画像
概要
最終更新日 2024年4月24日

API キーから個人用アクセス トークン (PAT) に移行する

API キーと個人用アクセス トークン (PAT) は、どちらも認証と認可に使用されます。このガイドでは、API キーから PAT に移行する方法について説明します。

API キーと PAT について理解する

API キーは、主に UiPath Orchestrator API への要求を認証するために使用されます。テナント レベルで生成され、特定の Orchestrator リソースへのアクセスを提供します。

一方 PAT は、Orchestrator、Studio、Document Understanding、Platform リソースなどの UiPath サービスにアクセスするユーザーやアプリケーションを認証する目的に特化しています。各 PAT は単一のユーザー アカウントにリンクされており、アクセス レベルはユーザーのニーズに基づいて調整できます。

移行に関する考慮事項: API キーから PAT に移行するには、PAT の定義にはすべての Orchestrator の範囲 (OR.*) を含むアプリケーション範囲を使用する必要があります。

範囲とセキュリティ

API キーでは、特定の Orchestrator テナント内のリソースにアクセスを有効化でき、API キーに関連付けられた権限によって制限できます。一方 PAT では、UiPath 組織内のリソースへのアクセス権をユーザーに付与でき、UiPath 製品内の特定のアクセス範囲を割り当てることができます。

セキュリティの観点では、PAT のほうが、個々のユーザーにリンクしており、任意のタイミングで取り消しや置換が可能なため、より安全です。

移行に関する考慮事項: API キーと異なり、PAT には有効期限がありますのでご注意ください。このため、UiPath サービスへのアクセスが中断されないよう、有効期限が切れる前にトークンを再生成する必要があります。

動作のメカニズム

API キーは、主に Orchestrator の API エンドポイントへのプログラムによるアクセスに使用されます。

PAT にはより多様な使用方法があり、複数のサービスへのプログラムによるアクセスだけでなく、ユーザーとシステムとの直接的な対話にも使用できます。

移行に関する考慮事項: API キーでは認証エンドポイントからトークンのセットを取得する必要がありますが、PAT の値は、認可ヘッダーのベアラー トークンの値 (Authorization: Bearer <PAT value>) として API 呼び出しで直接使用する必要があります。

Was this page helpful?

サポートを受ける
RPA について学ぶ - オートメーション コース
UiPath コミュニティ フォーラム
UiPath ロゴ (白)
信頼とセキュリティ
© 2005-2024 UiPath. All rights reserved.