orchestrator
2023.10
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Orchestrator インストール ガイド
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年10月3日

更新と移行について

概要

警告: この情報は、アップグレード元のバージョンではなく、アップグレード先のバージョンに関するものですのでご注意ください。そのため、作業を続行する前に必ず正しい詳細情報をお読みください。

古いバージョンの Orchestrator を新しいバージョンにアップグレードできるかどうかを確認するには、『UiPath 概要ガイド』の「Orchestrator のアップグレード パス」のマトリクスをご覧ください。

利用可能な最新バージョンを確認するには、『UiPath リリース ノート』をご覧ください。

インストール前のチェックリスト

Orchestrator のアップグレード/インストールに進む前に、次のタスク リストを入念に確認してください。

説明

詳細

利用可能 システム要件を確認する

インストールするバージョンの前提条件とハードウェアやソフトウェアの要件が満たされていることを確認します。

利用可能 新規デプロイによる変更点を把握する

新しい Orchestrator のデプロイによりどのような変更が加えられるかを知っておく必要があります。アップグレード/インストール前に確認し、対処しておくべきことがあります。以下に、最大の変更点と、新バージョンのメリットを最大限に引き出すための推奨事項をいくつか示します。

利用可能 プラットフォーム構成ツールを実行する

UiPath プラットフォーム構成ツールは、Orchestrator を適切にインストール/アップグレードできるようにするための PowerShell スクリプトです。アップグレード前に実際の環境の健全性と準備状況を確認し、インストール後に実行するいくつかの操作を支援します。

  • プラットフォーム構成ツールについてのドキュメントとそのダウンロード リンクは、こちらをご確認ください。

利用可能 Orchestrator の停止

Orchestrator のアップグレードは、アプリケーションが停止状態で行う必要があります。アプリケーションの実行中に更新を実行すると、エラーが発生する可能性があり、これはサポートされていません。

Orchestrator の直接更新

インストール アーティファクトは、Orchestrator の初回購入時に提供されるか、カスタマー サクセス マネージャーまたは UiPath のサポート チームで用意いたします。次のとおり、直接更新する方法はいくつかあります。

Windows インストーラーを使用

UiPathOrchestrator.msi は、既存の設定をすべてコピーして古いバージョンのバックアップ フォルダーを作成するインプレース更新を実行します。シングル ノードとマルチノード アーキテクチャの両方に適しています。アップグレード元のバージョンが非推奨スクリプトを使用してインストールされていた場合は、web.config 設定の一部がコピーされません。Windows インストーラーの修復機能はサポートされません。
現在非推奨の UiPathPlatformInstaller.exe を使用してインストールされた Orchestrator を更新する場合は、Windows インストーラーを使用してこのバージョンに更新します。

Azure スクリプトを使用

Azure Portal で、シングル ノードまたはマルチノードでの Orchestrator およびそのコンポーネントの複雑な更新を実行します。

更新の考慮事項

暗号化

Orchestrator の更新時に web.config 内の SecureAppSettings セクションが暗号化されていると、インストーラーはそのセクションを読み込めません。Orchestrator の web.configEncryptionKey を読み込み、それを Identity Server の appsettings.Production.json に移行するには、キーがプレーン テキストである必要があります。Orchestrator の更新前にこのセクションを手動で復号する必要があります。なお、Orchestrator の更新処理の完了後は web.configSecureAppSettings セクションを忘れずに再暗号化してください。

証明書

新しい証明書の要件にもご注意ください。既存の証明書がこの要件を満たしていない場合、アップグレード前に有効な証明書を入手して既存の Orchestrator インスタンス内で古い証明書と置換してください。この手順についてはこちらをご覧ください。

セキュリティ上の理由から、Identity Server によって生成されたアクセス トークンの署名に使用する証明書については、必ず 2048 ビットの公開キーを使用してください。証明書の場所は、appsettings.Production.json署名資格情報のセクションに設定する必要があります。

データベース

選択した更新方法に関係なく、指定したデータベースが存在しない場合は、更新の実行中に自動的に作成されます。既存のデータベースを指定した場合は、同じプロセスでそのデータベースも更新されます。インストール時に、Orchestrator SQL データベースは、大文字と小文字を区別しないように自動設定されます (「OrchDB」=「orchdb」)。

外部プロバイダー

更新中に、web.config でいずれかの外部プロバイダーが有効化されていると、既存の外部プロバイダーに対して必要な手動の設定変更を行うよう促すプロンプトが表示されます。

ユーザー

最新バージョンの Orchestrator にアップグレードすると、すべてのローカル アカウントが Orchestrator から Identity Server に自動的に移行され、必要な形式に変換されます。

この変更は、ロボットには影響を与えません。

注: v2018.4 を使用しており、Active Directory にインポートされたユーザー アカウントをディレクトリ アカウントに変換する作業を完了していない場合 (またはインポートされたユーザー全員を変換していない場合)、変換を完了するためには、未変換のディレクトリ アカウントを使用して少なくとも 1 回は Orchestrator に対話型サインインする必要があります。ID 管理ポータルへのサインイン、または UiPath Studio や UiPath Assistant からのサインインでは、アカウントの変換は完了できません。

変換が完了すると、各ユーザーは基本認証ではログインできなくなります。

アプリケーション プール ID

Orchestrator の最新バージョンにアップグレードする際、Identity Server と Webhook のアプリケーション プール ID の種類は、元のインストールで Orchestrator が使用していたものと同じ種類を使用することを強くお勧めします。

たとえば、Orchestrator v2020.10 のインストールでアプリケーション プール ID の種類をカスタム アカウントとして設定していた場合は、v2021.10 へのアップグレード時にも Identity Server と Webhook アプリケーションの両方で、同じ種類のアプリケーション プール ID (つまりカスタム アカウント) を選択します。同じ種類の ID を選択しないと、SQL サーバーへのアクセスがブロックされる場合があります。

既知の問題

v2023.10+ へのアップグレード中にデータベース タイムアウト エラーが発生する

Orchestrator に 100,000 を超えるグループがあると、v2023.10+ へのアップグレード中にタイムアウト エラーが発生する場合があります。

この問題を解決するには、以下のスクリプトをデータベースで直接実行してから、アップグレードをリトライします。

-- 1. Delete group subscriptions

DECLARE @rowCount BIGINT = 1
DECLARE @batchSize BIGINT = 4000
DECLARE @pivotDate DATETIME = GETUTCDATE()
WHILE (@rowCount > 0)
BEGIN
    DECLARE @subscriptionsToDeleteIds TABLE(
        [Id] UNIQUEIDENTIFIER NOT NULL
    )
    INSERT INTO @subscriptionsToDeleteIds
    SELECT TOP(@batchSize) [ns].[Id]
    FROM [dbo].[NotificationSubscriptions] [ns]
    JOIN [dbo].[Users] [u] ON [u].[Id] = [ns].[UserId]
    WHERE [u].[Type] = 3 AND -- Group
        [u].[CreationTime] <= @pivotDate AND
        [u].[IsDeleted] = 0
    DELETE FROM [dbo].[NotificationSubscriptions]
    WHERE [Id] IN (
        SELECT [Id] FROM @subscriptionsToDeleteIds
    )
    OPTION (MAXDOP 1)
    SET @rowCount = @@ROWCOUNT
    WAITFOR DELAY '00:00:00.1'
END

-- 2. Create index on UserNotifications

IF NOT EXISTS(SELECT * FROM sys.indexes WHERE OBJECT_ID = OBJECT_ID(N'[dbo].[UserNotifications]') AND NAME = N'IX_UserId_CreationTime')
   CREATE NONCLUSTERED INDEX [IX_UserId_CreationTime] ON [dbo].[UserNotifications]
   (
       [UserId] ASC,
       [CreationTime] ASC
   ) INCLUDE ([TenantNotificationId]) WITH (ONLINE = ON);-- 1. Delete group subscriptions

DECLARE @rowCount BIGINT = 1
DECLARE @batchSize BIGINT = 4000
DECLARE @pivotDate DATETIME = GETUTCDATE()
WHILE (@rowCount > 0)
BEGIN
    DECLARE @subscriptionsToDeleteIds TABLE(
        [Id] UNIQUEIDENTIFIER NOT NULL
    )
    INSERT INTO @subscriptionsToDeleteIds
    SELECT TOP(@batchSize) [ns].[Id]
    FROM [dbo].[NotificationSubscriptions] [ns]
    JOIN [dbo].[Users] [u] ON [u].[Id] = [ns].[UserId]
    WHERE [u].[Type] = 3 AND -- Group
        [u].[CreationTime] <= @pivotDate AND
        [u].[IsDeleted] = 0
    DELETE FROM [dbo].[NotificationSubscriptions]
    WHERE [Id] IN (
        SELECT [Id] FROM @subscriptionsToDeleteIds
    )
    OPTION (MAXDOP 1)
    SET @rowCount = @@ROWCOUNT
    WAITFOR DELAY '00:00:00.1'
END

-- 2. Create index on UserNotifications

IF NOT EXISTS(SELECT * FROM sys.indexes WHERE OBJECT_ID = OBJECT_ID(N'[dbo].[UserNotifications]') AND NAME = N'IX_UserId_CreationTime')
   CREATE NONCLUSTERED INDEX [IX_UserId_CreationTime] ON [dbo].[UserNotifications]
   (
       [UserId] ASC,
       [CreationTime] ASC
   ) INCLUDE ([TenantNotificationId]) WITH (ONLINE = ON);

ウイルス対策ソフトウェアの問題

一部のウイルス対策ソフトウェアを使用すると、アップグレード中にデータ移行のスクリプトが正常に機能しなくなることがあります。

ログイン試行の問題

Orchestrator を v2019.10 以前から更新する場合、[プロファイル] ページには更新前のログイン試行の記録が表示されません。

インストール後にライセンスを更新する

Orchestrator をアップグレードまたは移行した後は、[ライセンス] ページからオンラインまたはオフラインのアクティベーションを行って、ライセンス情報を更新することをお勧めします。更新の手順については、「ライセンスをアクティベーションする」をご覧ください。

重要: 2019.10 より古いバージョンからアップグレードまたは移行する場合、ライセンスの情報を更新しないと、ライセンスの有効期限が切れた際に猶予期間が適用されず、サービスが中断される可能性があります。

パッケージの移行

v2020.10 以降では、NuGet のリポジトリの種類として、Legacy がサポート対象外になりました。以前に Legacy リポジトリに保存されていたパッケージは、Composite リポジトリに移行されます。Composite リポジトリの場合、パッケージの保存場所は、UiPath.Orchestrator.dll.config のパラメーター Storage.TypeStorage.Location によって設定されます。アップグレード後、Legacy 関連のアプリ設定はすべて非推奨となり、無効になります。
  • NuGet.Packages.Path
  • NuGet.Activities.Path
  • Nuget.EnableRedisNodeCoordination
  • Nuget.EnableNugetServerLogging
  • NuGet.EnableFileSystemMonitoring
  • NuGet.Repository.Type
新しいパッケージの保存場所は、以前のバージョンの Orchestrator で web.config で、パラメーター NuGet.Packages.Path および NuGet.Activities.Path がどのように設定されていたかによって異なります。

既定の場所

パッケージを既定の場所 (~/NuGetPackages~/NuGetPackages/Activities) に保存していた場合、新しいパッケージの保存場所は RootPath=.\Storage になります。

2020.10 より前のキーの既定値 - web.config

2020.10+ のキーの既定値 - UiPath.Orchestrator.dll.config

<add key="NuGet.Packages.Path" value="~/NuGetPackages" />

<add key="NuGet.Activities.Path" value="~/NuGetPackages/Activities" />

<add key="Storage.Type" value="FileSystem" />

<add key="Storage.Location" value="RootPath=.\Storage" />

指定の場所

パッケージを既定以外の場所に保存していた場合は、インストール中に新しい保存場所を尋ねられます。サイレント インストールの場合、STORAGE_TYPESTORAGE_LOCATION の両方のパラメーターを指定する必要があります。ただし、アップグレード前に、web.configStorage.TypeStorage.Location に具体的な値を追加しておいた場合は、その必要はありません。

パッケージ移行に関する表

下の表は、アップグレード時のどのような場合にパラメーター STORAGE_TYPESTORAGE_LOCATION が要求または無視されるかを示したものです。この表では、それらのパラメーターが要求または無視されるかどうかを、アップグレード元のバージョンごとに、そして元のバージョンと v2020.10 以降でのパッケージの保存場所 (既定の場所、またはそれ以外の場所) ごとに示しています。

この表では、このような機能の組み合わせに基づいて、たとえば、2019.4 以降のバージョンからのアップグレードで、パッケージがカスタムの場所に保存されているが、新しいストレージの場所が既定の場所である場合に、サイレント モードで 2 つのパラメーター (チェックマークで示されています) が要求されることを示しています。

アップグレード元

以前の Legacy ロケーション

新しい Composite ロケーション

ストレージ ウィンドウでのパラメーター要求

サイレント モードでのパラメーター要求

CMD からの無視されるパラメーター

2019.4 以降

既定 (Default)

既定 (Default)

  

利用可能

2019.4 以降

既定 (Default)

カスタム

  

利用可能

2019.4 以降

カスタム

既定 (Default)

利用可能

利用可能

 

2019.4 以降

カスタム

カスタム

  

利用可能

移行エラー

何らかの理由でパッケージ移行に失敗した場合、次のオプションが表示されます。

  • 再試行 - パッケージの移行が再実行されます。移行済みのパッケージはスキップされます。
  • 中止 - インストールが再実行されます。移行のステップでは、移行済みのパッケージもスキップされずに再度移行されます。そのため、異なるコンテナー内にファイルが重複する可能性があります。こうした状況は、2019.4 よりも古いバージョンから移行する場合にのみ発生します。
  • 続行 - 移行が続行されます。

2019.10 からのアップグレード

2019.10 からのアップグレードの一環として移行を行うと、パッケージ名が変更され、Orchestrator で利用できなくなる場合があります。この問題が発生した場合は、影響を受けたパッケージを手動でアップロードすることをお勧めします。

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