2025 年 4 月

訂正

2025 年 7 月 28 日追記

改良点

複数の認証方法をサポートするコネクタの場合、[設定] 歯車アイコンがより直感的な [認証の種類 ] ドロップダウンに置き換えられました。この UI の強化により、利用可能な認証オプションが複数ある場合にそのことが明確に示され、選択プロセスが簡素化されます。

コネクションが存在する目的のフォルダーまたはサブフォルダーを、コネクション作成ページから直接選択できるようになりました。以前は、コネクションを作成する前に、Integration Service のメイン ページに移動してフォルダーを選択する必要がありました。この余分な手順は不要になりました。

2025 年 4 月 29 日

トリガーを Orchestrator に移動する

Integration Service に大幅な改良が加えられます。統一されたトリガー エクスペリエンスを実現するため、トリガーを Orchestrator に移行しました。この移行により、Orchestrator のトリガーの編集と管理の機能が活用され、以下のメリットがもたらされます。

• 一元管理: Orchestrator 内の 1 か所からあらゆる種類のトリガーを作成、編集、管理できます。
• 制御の強化: ロボット固有の割り当てや入力引数の管理など、プロセスの実行をより的確に制御できます。
• パフォーマンスの最適化: 実行時間の長いプロセスの自動終了や動的なプロセス割り当てなどの機能を利用できます。

新しいトリガーの作成と管理は、Orchestrator でのみ利用可能です。移行期間中も、Integration Service の [トリガー] タブを使用して既存のトリガーを管理できます。これらの既存のトリガーは、計画されたスケジュールに従って Orchestrator に移行されます。

詳細については、「 トリガー」を参照してください。

タイムライン

• 既存の Integration Service のトリガーは、2025 年 7 月 31 日まで Integration Service で引き続き動作し、表示されます。この日付は延長される場合があります。
• 移行後、既存の Integration Service のトリガーはすべて Orchestrator に転送されます。これに伴い、Integration Service の [トリガー] タブは廃止されます。

2025 年 4 月 25 日

スケジュールされたテナントの移行

継続的なサービス向上の一環として、全テナントで Integration Service のシステム メンテナンスを実施しています。メンテナンス操作の目的は、Integration Service を使用しているテナントを新しい Azure リージョンのインフラストラクチャに移行することです。

タイムライン

移行は 2025 年 5 月上旬に開始され、同月末までに完了する予定です。

移行が予定されている場合は、事前に通知されます。移行の 7 日前と 24 時間前に通知が届きます。

手記： 特定の移行スケジュールを選択するには、アカウント マネージャーまたは UiPath サポートにお問い合わせください。

影響

移行には次のコンポーネントが含まれます。

• アクティブな接続と無効な接続の両方。
• イベント履歴 – 移行前の 24 時間のイベント履歴が新しいリージョンに移動されます。
• カスタム コネクタ。
• トリガー。

テナントの移行が完了したら、会社のネットワークの許可リストを新しいリージョンに固有の IP アドレスで更新する必要があります。詳しくは、『Automation Cloud ユーザー ガイド 』の「ファイアウォールを構成する 」をご覧ください。

次の潜在的な問題に注意してください。

• Slack ボタンのクリックのトリガーを無効化しました。Slack コネクタに対して再認証を行い、トリガーを再度有効化します。
• 単一認証セッションをサポートするコネクタの接続に失敗しました。プロセスの中断を回避するために、新しい接続を作成します。

問題が発生した場合は、アカウント マネージャーまたは UiPath サポートにお問い合わせください。

QuickBooks Online のアップデート

QuickBooks Online Accounting API の最新バージョンに合わせて、QuickBooks Online コネクタのバージョンをアップグレードしました。Accounting API 1-74 のマイナー バージョンは 2025 年 8 月 1 日をもって非推奨となる予定です。そのため、UiPath コネクタではバージョン 1.75 を使用するようになり、相互運用性が継続されます。

また、QuickBooks Online コネクタに接続する際のエラー処理の不一致にも対処しました。運用接続と Sandbox 接続の両方で、適切なエラー メッセージが一貫して表示されるようになりました。

トリガーのレコード制限の引き上げ

トリガーで、1,000 件を超えるレコードのデータセットを取得して処理できるようになりました。トリガー実行のレコード制限をなくすことで、オートメーションで大規模なデータセットを処理し、設定された時間間隔内に出力されたすべてのベンダー レコードをキャプチャできます。

コネクション作成時のエラーメッセージの改善

コネクションの作成に失敗した場合に、呼び出された API とサードパーティ アプリケーションからのエラー メッセージがすべて表示されるようになりました。この詳細情報は、接続の問題をより効果的にトラブルシューティングするのに役立ちます。

セッション タイムアウト タイマー

コネクションの作成画面に、コネクションの設定が完了するまでの残り時間を示すカウントダウン タイマーを追加しました。さらに、セッションの有効期限が切れると、[接続] ボタンは無効化されます。この変更は、特に以前の試行がセッション タイムアウトのために失敗した場合に、接続の成功率を向上させるように設計されています。