insights
2024.10
true
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Insights
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年10月25日

トラブルシューティング

このページでは、Insights のインストール中に発生する可能性のある一般的なエラーや誤り、およびそれらを回避または修復できる可能性のある方法について説明します。

サポート チームが効率よく速やかに応答できるよう、デバッグにログが必要な場合のキャプチャの方法について、こちらでご確認ください。

重要: Insights のインストールの指示に厳密に従っていることを確認してください。

ログのルールを設定する

ログが意図したパターン (すべてのログ、最後のログまたはエラー ログのみなど) で流れない場合は、設定が正しいことを確認してください。

証明書エラー

  • 自己署名証明書を使用する場合、サーバーに FQDN を使用する必要があります (例: insights ではなく insights.corp.uipath.com)。
  • Orchestrator の証明書は、Insights マシンのローカル マシンの信頼されたルートのストアに配置する必要があります。
  • Insights 証明書を変更しようとしてエラーが発生した場合は、「Insights 証明書の更新」に記載されている指示に従います。
  • Insights の証明書は、Orchestrator マシンのローカル マシンの信頼されたルートのストアに配置する必要があります。

    注: Insights の自己署名証明書を手動で生成する場合は、証明書が秘密キーでエクスポート可能とマークされ、個人用ストアにインポートされるようにしてください。


Insights の言語を変更する

Insights の言語の選択は、Orchestrator のテナント設定から行います。テナント内のすべてのユーザーは同じ言語設定を共有します。



TLS エラー

指定したドメインが存在しないか、接続できない

  • Orchestrator の証明書は、Insights マシンのローカル マシンの信頼されたルートのストアに配置する必要があります。
  • Insights の証明書は、Orchestrator マシンのローカル マシンの信頼されたルートのストアに配置する必要があります。
  • Orchestrator と Insights の TLS 設定が同じであることを確認してください。

接続の問題

  • インストールで指定したポートが、マシンと Windows ファイアウォールで有効化されていることを確認します。

インストール後にポータルで 500 エラーが表示される

以下の理由により、ポータルで 500 が表示される場合があります。

  1. IIS で問題が発生しました。
  2. Insights アプリケーションで、設定の誤りやデータベース接続の問題などが発生した可能性があります。

IIS の問題を確認するには、

Insights のインストール後に IIS マネージャー > UiPath Insights website > Logging に移動すると、次のエラーが発生することがあります。
There was an error while performing this operation.
Details:
Filename: \\?\C:\...your installation pathThere was an error while performing this operation.
Details:
Filename: \\?\C:\...your installation path

このエラーは、IIS ホスティング バンドルが正しくインストールされていない場合に発生する可能性があります。

この問題を修正するには、次の手順に従います。

  1. [プログラムの追加と削除] に移動し、Microsoft .NET Core を探して [変更] をクリックします。


  2. 新しく開くウィンドウで [修復] をクリックします。


Insights アプリケーションに関する問題を確認するには、C:\ProgramData\UiPath Insights\ に移動して Insights のログを確認してください。問題が見つからない場合は、UiPath サポートにお問い合わせください。
注: この問題が解決しない場合は、IIS ホスティング バンドルをアンインストールしてから再インストールすることをお勧めします。

World Wide Web 発行サービス (W3SVC) が開始されない

インストール中に、IIS の問題が発生する場合があります。W3SVC サービスを開始できない場合は、次のコマンドを実行できます。

net start w3svcnet start w3svc

インストール中にデータベースの移行が失敗する

大きなデータ セットのインデックスを作成する必要がある場合、Insights データベースの移行中に Orchestrator のインストールが失敗することがあります。インストールが失敗し、エラー ログ System.Exception: Migration failed が表示される場合は、次のスクリプトを使用して手動で RobotLogsQueueitems のインデックスを作成する必要があります。

RobotLogs のインデックス

IF NOT EXISTS(SELECT * FROM sys.indexes WHERE Name = 'IX_TenantId_ProcessName' and OBJECT_NAME(object_id) = 'RobotLogs')
    CREATE NONCLUSTERED INDEX [IX_TenantId_ProcessName] ON [dbo].[RobotLogs]
    (
        [TenantId] ASC,
        [ProcessName] ASC
    )IF NOT EXISTS(SELECT * FROM sys.indexes WHERE Name = 'IX_TenantId_ProcessName' and OBJECT_NAME(object_id) = 'RobotLogs')
    CREATE NONCLUSTERED INDEX [IX_TenantId_ProcessName] ON [dbo].[RobotLogs]
    (
        [TenantId] ASC,
        [ProcessName] ASC
    )

QueueItemEvents のインデックス

if not exists (select * from sysindexes where id=object_id('dbo.QueueItemEvents') and name='TenantId_ProceStatus_QI_INDEX')
  CREATE NONCLUSTERED INDEX [TenantId_ProceStatus_QI_INDEX] ON dbo.QueueItemEvents (TenantId, ProcessingStatus) INCLUDE (QueueItemId);if not exists (select * from sysindexes where id=object_id('dbo.QueueItemEvents') and name='TenantId_ProceStatus_QI_INDEX')
  CREATE NONCLUSTERED INDEX [TenantId_ProceStatus_QI_INDEX] ON dbo.QueueItemEvents (TenantId, ProcessingStatus) INCLUDE (QueueItemId);

JobEvents のインデックス

IF NOT EXISTS(SELECT * FROM sys.indexes WHERE Name = 'IX_JobEvents_JobId_TenantId' and OBJECT_NAME(object_id) = 'JobEvents')
CREATE NONCLUSTERED INDEX [IX_JobEvents_JobId_TenantId] ON [dbo].[JobEvents]
(
    [JobId] ASC,
    [TenantId] ASC
)IF NOT EXISTS(SELECT * FROM sys.indexes WHERE Name = 'IX_JobEvents_JobId_TenantId' and OBJECT_NAME(object_id) = 'JobEvents')
CREATE NONCLUSTERED INDEX [IX_JobEvents_JobId_TenantId] ON [dbo].[JobEvents]
(
    [JobId] ASC,
    [TenantId] ASC
)

アンインストールの問題

アプリケーション プールが削除されない

Insights のアンインストール時に、The port 443 (or 543) is being used by another web application or program. というエラーが発生する場合があります。これは、IIS または Insights のアンインストールに関する問題が原因である可能性があります。


この問題を解決するには、IIS を開いて、[サイト] から UiPath Insights を削除します。


次に、[アプリケーション プール] から UiPath InsightsProvisioning を削除します。


アンインストール中にワーカー プロセスが原因で発生するエラー

Insights のアンインストール時に、The following applications should be closed before continuing the install: IIS Worker Process (Process Id: 6492 and Process Id: 8808) というエラーが発生する場合があります。これは、実行中の w3wp.exe ワーカー プロセスが原因である可能性があります。


この問題を解決するには、コンソールまたは PowerShell を開いて次のコマンドを実行し、エラー ダイアログで [再試行] をクリックして Insights のアンインストールを続行します。

net stop was /y
net start w3svcnet stop was /y
net start w3svc

上記のコマンドが失敗した場合は、マシンを再起動してコマンドを再実行する必要があります。

その他の問題

  1. 製品の初回使用時にダッシュボードに不完全なデータが表示されている場合は、キャッシュが原因である可能性があります。[Dashboard actions] に移動して、[Clear cache and refresh] を選択してみてください。
  2. Insights Linux マシンの Looker の設定を更新します。

ログにアクセスする

Insights のインストールを実行した場合、インストーラーによって生成されたログを確認するには以下の手順に従います。

  • %temp% フォルダーまたは %temp%/<sessionID> フォルダーに移動します。<sessionID> は、使用しているセッションを示す整数です。例: %temp% または %temp%/2。ログ ファイルの名前は MSI*****.log です。アスタリスクにはランダムな文字が当てはまります。
  • Looker のインストール ログは、%programdata% フォルダーにあります。
    最新バージョンにアップグレードした場合でも、Looker のインストール ログは引き続き C:\Users\UserName\_insights フォルダーに格納されています。
  • Insights ポータル ログとプロビジョニング ログは、Windows イベント ビューアーで確認できます。[現在のログをフィルター] オプションを使用して、イベント ソースで条件を絞り込みます。


メモリ不足エラー

問題

Linux マシンで looker-initialization.sh を実行するか、Windows マシンからリモートで Deploy-Looker.ps1 を実行して Looker を設定すると、環境が要件を満たしていることを確認するシステム チェックが実行されます。このシステム チェック時に、次のエラーが発生する可能性があります。

The looker server requires at least 16G Memory.

考えられる原因

クラウド プロバイダー間で異なることがある 2 進数から 10 進数への変換のため、16 GB のメモリがある場合でも、このエラーが発生する可能性があります。

解決策

状況に応じて、次の 2 つの方法でシステム チェックをバイパスできます。

  • looker-initialization.sh を使用する場合は、-b フラグを使用します。
  • Deploy-Looker.ps1 を使用する場合は、-BypassSystemCheck パラメーターを渡すことができます。

アップグレードに関する問題

アップグレード中にデータセットの移行が失敗する

アップグレード時には、dbo.QueueItemProcessingExceptionDetails 列と dbo.JobEvents テーブルの HostMachineName 列の長さが変更されます。そのため、データセットが大きい場合、アップグレード中にタイムアウトが発生する可能性があります。これを回避するには、次のスクリプトを使用して手動で項目のインデックスを作成します。
IF COL_LENGTH('[dbo].[QueueItems]', 'ProcessingExceptionDetails') IS NOT NULL 
AND 'Nvarchar' IN (
	SELECT DATA_TYPE FROM INFORMATION_SCHEMA.COLUMNS
	WHERE TABLE_NAME = 'QUEUEITEMS' 
		AND TABLE_SCHEMA = 'DBO' 
		AND COLUMN_NAME = 'PROCESSINGEXCEPTIONDETAILS'
)
BEGIN
	ALTER TABLE [dbo].[QueueItems]
	ALTER COLUMN ProcessingExceptionDetails NVARCHAR(MAX)
END

IF COL_LENGTH('[dbo].[JobEvents]', 'HostMachineName') IS NOT NULL 
AND 'Nvarchar' IN (
	SELECT DATA_TYPE FROM INFORMATION_SCHEMA.COLUMNS
	WHERE TABLE_NAME = 'JOBEVENTS' 
		AND TABLE_SCHEMA = 'DBO' 
		AND COLUMN_NAME = 'HOSTMACHINENAME'
)
BEGIN
	ALTER TABLE [dbo].[JobEvents]
	ALTER COLUMN HostMachineName NVARCHAR(MAX)
ENDIF COL_LENGTH('[dbo].[QueueItems]', 'ProcessingExceptionDetails') IS NOT NULL 
AND 'Nvarchar' IN (
	SELECT DATA_TYPE FROM INFORMATION_SCHEMA.COLUMNS
	WHERE TABLE_NAME = 'QUEUEITEMS' 
		AND TABLE_SCHEMA = 'DBO' 
		AND COLUMN_NAME = 'PROCESSINGEXCEPTIONDETAILS'
)
BEGIN
	ALTER TABLE [dbo].[QueueItems]
	ALTER COLUMN ProcessingExceptionDetails NVARCHAR(MAX)
END

IF COL_LENGTH('[dbo].[JobEvents]', 'HostMachineName') IS NOT NULL 
AND 'Nvarchar' IN (
	SELECT DATA_TYPE FROM INFORMATION_SCHEMA.COLUMNS
	WHERE TABLE_NAME = 'JOBEVENTS' 
		AND TABLE_SCHEMA = 'DBO' 
		AND COLUMN_NAME = 'HOSTMACHINENAME'
)
BEGIN
	ALTER TABLE [dbo].[JobEvents]
	ALTER COLUMN HostMachineName NVARCHAR(MAX)
END

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