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Last updated 2024年11月11日

Insights データ モデル

このページでは、Insights が取り込む、ジョブキューロボット ログのデータについて詳しく説明します。手動処理値の Explore について詳しくは、「テンプレート」セクションをご覧ください。

データは、Explore に表示されます。Explore は、その中のフィールドに対応する汎用エンティティと考えることができます。たとえば、Orchestrator のジョブに関するダッシュボードを構築するには、[ジョブ] 検索画面を選択します。各検索画面には、対応するデータを含むビューが表示されます。Explore 内で関連するデータにアクセスできます。つまり、[ジョブ] Explore からのロボット ログへのアクセスなどが可能です。

Insights のデータ モデルのテーブルでは、DimensionMeasure という 2 つの用語が頻繁に使用されます。それぞれの定義は以下のとおりです。

Dimension
Dimension とはテーブルのフィールドであり、データの属性です。たとえば、Country Dimension は国 (フランス、ドイツなど) を示します。これらの属性を集計して Measure を使用できます。Dimension について詳しくは、Looker の公式ドキュメントをご覧ください。
Measure
Measure とは、テーブルのフィールドの Dimension に対して行われる計算です。これは、合計平均最小値最大値などといった、データの数値属性です。Measure について詳しくは、Looker の公式ドキュメントをご覧ください。

ジョブ

Dimension

説明

プロセス バージョン

ジョブが属するプロセスのバージョン番号です。

ロボット名

ジョブを実行したロボットの名前です。

ロボットの種類

ジョブを実行したロボットの種類です。利用可能なオプションは次のとおりです。

  • Attended
  • Unattended
  • NonProduction
  • テスト
  • その他

ホスト マシン名

ロボットがジョブを実行したマシンの名前です。

ジョブ ID

Orchestrator データベースの、ジョブ イベントの行 ID です。

ジョブのステート

ジョブのステートです。すべてのステートとその説明については、「ジョブのステート」をご確認ください。

Insights が取り込むのは最終的なステートのみです (例: 成功、停止、失敗)。

ユーザー名

ジョブを実行した Orchestrator ユーザーの名前です。

ユーザーの種類

ジョブを実行したユーザーの種類です。使用可能なオプションは次のとおりです。

  • RPA 開発者 (RPA Developer)
  • RPA Developer Pro
  • Citizen Developer
  • Attended User

作成時刻

ジョブが作成された時刻です。

開始時刻

ジョブの実行が開始された時刻です。

終了時刻

ジョブの実行が完了した時刻です。

ジョブの実行方法

ジョブの実行をトリガーするイベントです。利用可能なオプションは次のとおりです。

  • 手動
  • スケジュール
  • その他

ロボット グループ名

ジョブが実行されたロボット グループです。

プロセス名

プロセスの名前です。

プロセスの表示名

Orchestrator に入力された、プロセスの表示名です。

ジョブの実行時間 (秒)

ジョブの実行時間 (秒単位) です。StartTimeEndTime の差分で計算されます。

フォルダー

ジョブが定義されているフォルダーです。

Measure

説明

失敗したジョブ

Faulted ステートを持つジョブの数です。

エラー率

ジョブの合計数に対する、Faulted ステートを持つジョブの割合 (%) です。

実行されたプロセス

SuccessfulFaulted、または Stopped の最終ステートに達したプロセスの数です。

成功率

ジョブの合計数に対する、Successful ステートを持つジョブの割合 (%) です。

成功したジョブ

Successful ステートを持つジョブの数です。

保留中の時間 (秒)

すべてのジョブの、Pending ステートでの待機時間 (ジョブがキューに入ってからロボットで実際に実行されるまでにかかった時間) を合計したものです。

合計実行時間 (秒)

すべてのジョブの合計処理時間を秒単位で表したものです。

キュー

Dimension

説明

優先度

Studio のプロパティを設定する際に定義する、キュー アイテムの優先度です。

キュー アイテム ID

Orchestrator データベースのキュー アイテムの、自動インクリメントの行 ID です。

キュー名

キューの名前です。

処理ステータス

キュー アイテムのステータスです。使用できるオプションは次のとおりです。

  • 成功
  • 失敗
  • Abandoned

レビュー ステータス

キュー アイテムのレビュー ステータスです。

ロボット名

キュー アイテムを処理したロボットの名前です。

ロボットの種類

ジョブを実行したロボットの種類です。利用可能なオプションは次のとおりです。

  • Attended
  • Unattended
  • NonProduction
  • テスト
  • その他

作成日

キュー アイテムが作成された時刻です。

処理開始日

ロボットがキュー アイテムの処理を開始した時刻です。

処理終了日

ロボットがキュー アイテムの処理を完了した時刻です。

トランザクション時間 (秒)

キュー アイテムの処理時間 (秒単位) です。Start Processing DateEnd Processing Date の差分で計算されます。

過去の試行 (秒)

トランザクションを処理するための、すべての試行時間 (秒) です。

リトライ回数

トランザクションの処理が試行された回数です。最初の試行では 0 が表示されます。

延期日

キュー アイテムを処理できる最も早い日時です。空の場合は直ちに処理できます。

期限日

キュー アイテムが処理される必要のある、最も遅い日付と時刻です。空の場合、キュー アイテムはいつでも処理できます。

進行状況

ステータスが [進行中] であるキュー アイテムの、カスタムの進行状況の情報です。

固有データ

トランザクションに関連付けられた、カスタム データを含む、キーと値の組み合わせの集合です。詳細についてはこちらをご覧ください。

分析データ

トランザクションに関連付けられた、分析を目的としたカスタム データを含む、キーと値の組み合わせの集合です。詳細についてはこちらをご覧ください。

出力

トランザクションに関連付けられた、処理に成功したカスタム データを含む、キーと値の組み合わせの集合です。詳細についてはこちらをご覧ください。

処理例外の種類

処理が失敗するとスローされる例外の種類です。例外の種類は次のとおりです。

  • アプリケーション例外
  • ビジネス例外

処理例外の理由

処理が失敗するとスローされる例外の詳細です。

参照

Studio にキュー アイテムを追加するときに入力する、ユーザーが識別目的で指定する値です。

レビュー担当者名

割り当てられたレビュー担当者のユーザー名です (ある場合)。

キュー ID

QueueName, OrganizationUnitId の形式で表示される、キューの数値 ID です。

フォルダー

キューが定義されているフォルダーです。

Measure

説明

キューの平均待機時間 (秒)

すべてのキュー アイテムが作成されてからロボットが処理を開始するまでの平均時間です。

初回成功の歩留まり率 (キューごと)

処理の初回試行でキュー アイテムが正常に実行された割合 (リトライ回数 = 0)。

キューのカウント

このテナントで処理されたデータに関するキューの数です。

キュー アイテムの数

このテナントで処理されたキュー アイテムの数です。

ロボット ログ

データ

説明

ID

Orchestrator データベースのログの、自動インクリメントの行 ID です。

タイムスタンプの日付

ログ記録が実行された時刻です。

マシン ID

ログ メッセージを生成したマシンの Id です。

マシン名

マシンの名前です。

プロセス名

ログ メッセージを生成したプロセスの名前です。

プロセス バージョン

ジョブが属するプロセスのバージョン番号です。

Windows ID

ログ メッセージを生成するロボットがログインに使用した WindowsIdentity です。

ロボット名

ログ メッセージを生成したロボットの名前です。

未加工のメッセージ

実行ログの JSON 出力です。
注: v2021.10 のリリースでは、生メッセージに関する既知の問題があります。このフィールドの取り込みを有効化するには、サポートにお問い合わせください。

トランザクション ID

関連付けられたキュー アイテムのキーです。

メッセージ

ログに記録されたメッセージです。

レベル

ログ記録されたメッセージの重要度レベルです。詳細については、「ログ レベル」をご覧ください。

ログの種類

[メッセージをログ] アクティビティまたは [1 行を書き込み] アクティビティを使用する場合、Studio でユーザーが設計したプロセスに従って生成されます。

これらのログは User の値を持ちます。

キュー名

キューの名前です。

ファイル名

オートメーションを作成したファイルの名前です。

  • ジョブ
  • キュー
  • ロボット ログ

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