- リリース ノート
- 基本情報
- UiPath Assistant
- インストールとアップグレード
- ロボットの種類
- Robot のコンポーネント
- ライセンス
- Robot を Orchestrator に接続する
- プロセスとアクティビティ
- ログ
- Robot JavaScript SDK
- 特定のシナリオ
- トラブルシューティング
最小化された RDP ウィンドウでタスクを実行する
仮想環境上での自動化は、UI オブジェクトとの直接対話ではなく、要素の視覚的な認識によって実行されます。つまり、ほとんどの UI 上の操作が機能するには、RDP ウィンドウが常に表示されている必要があります。ただし、リモート デスクトップのウィンドウが最小化されている間も、リモート コンピューター上で対話型タスクを実行することは可能です。これらの対話は、RDP を介してロボット端末にアクセスするすべてのコンピューターで、リモート デスクトップのレジストリ設定を変更することで、バックグラウンドで実行することができます。ロボット端末では、これらの設定を変更する必要はありません。
設定は、次のように Windows レジストリ エディターで変更します (管理者権限が必要です)。
- 開いているすべてのリモート デスクトップ セッションを閉じます。
- Win + Rを押し、「regedit」と入力した後、Enter を押します。[レジストリ エディター] ウィンドウが表示されます。
-
以下のレジストリ キーに移動します。
-
現在のユーザーに適用する場合:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client
(32 ビット)HKEY_CURRENT_USER\Software\Wow6432Node\Microsoft\Terminal Server Client
(64 ビット)
-
すべてのユーザーに適用する場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Terminal Server Client
(32 ビット)HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Microsoft\Terminal Server Client
(64 ビット)
-
RemoteDesktop_SuppressWhenMinimized の名前で新しい DWORD 値を作成します。
4.1.[レジストリ エディター] ウィンドウの右側のパネル内を右クリックします。
4.2.[新規] > [DWORD (32ビット) 値] を選択します。新しいレジストリが右側のパネルに追加されます。
4.3.既定の名前を RemoteDesktop_SuppressWhenMinimized に変更します。
4.4.RemoteDesktop_SuppressWhenMinimized をダブルクリックします。[DWORD (32 ビット) 値を編集] ウィンドウが表示されます。
4.5.[Value data] フィールドに 2 を入力します。
4.6.[OK] をクリックして変更を保存します。
-
- [レジストリ エディター] ウィンドウを閉じます。
- ジョブを実行する前にロボット端末からすべてのユーザーをサインオフします。これで、RDP ウィンドウが最小化されていても UI 上の操作を自動化できます。