通知を受け取る

UiPath リリース ノート

UiPath リリース ノート

2020 年 5 月

Release Date: 11 May 2020

UiPath の最新の FTS リリースのコードネームは「Mr. Robot」です。このコードネームが示すように、今回のリリースでは「ロボット フォー エブリー パーソン (1 人 1 人がロボットの使い手に)」の実現に注力し、有人の (ユーザーの操作を伴う) 自動化に主な焦点を当てました。

有人オートメーションを行うための UiPath Assistant が登場しました。ピクチャ イン ピクチャ機能 (試験段階) と組み合わせることで自動化をさらなる高みへ押し上げます。一般提供となった StudioX と合わせて使用することもできます。

他にも、Studio Pro ライセンスを持つテストオートメーション プロジェクト用に Test Suite が追加されたり、Automation HubTask Capture が連携したりしました。またそれに加え、Computer Vision サーバー、Studio や StudioX のプロジェクトのガバナンス、Studio の新しい機能、そして多くの新しいアクティビティが追加されました。これらの各製品のインストール手順は、新しい「インストール ガイド」でご確認ください。

また、今回からリリース ノートの構成を変更しました。1 つのページに複数のコンポーネントの詳細を記載するのではなく、各コンポーネントに対して個別のページを作成することで詳細を読みやすくしました。このページの最下部にある、各コンポーネントのリリース ノートへのリンクをクリックすると、各コンポーネントの新機能やバグ修正の情報をそれぞれのページでまとめて確認できます。

新着情報

ソフトウェア要件の更新

OROR STUDIOSTUDIO

UiPath ではソフトウェア要件の変更を予定しています。この変更は現時点ではまだ実装されていません。バージョン 2020.10 以降は Windows 7 のサポートを終了することをあらかじめお知らせします。

バージョン 2020.4 からは以下のバージョンのサポートを終了しました。

  • Windows Server 2008 と 2008 R2
  • Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ
  • SQL Server 2008 と 2008 R2 (Standard/Enterprise エディションどちらも)
  • TLS 1.0

Action Center

OROR ACTVACTV

タスク機能に対して大規模な改修を行いました。タスク機能の名称を「アクション センター」に変更し、今後このセンター内で使用する業務単位を「タスク」ではなくアクションにしました。詳しくはこちらをご覧ください。

さらに、アクションに新しい種類を追加しました。今回、検証ステーションを新しくなったアクション センターと連携させました。

長期実行プロセスの完了を待機中に余分なリソースを消費しないよう、ドキュメントの分類やデータの自動抽出結果のレビューおよび修正でユーザーによる入力が必要な際は、「ドキュメント検証アクション」が生成されます。

このアクションを扱うのはアクションを割り当てられたユーザーです。アクションが完了を保留にしている間はロボットは使用されないため、そのロボットを別のプロセスの実行に使用できます。ドキュメント検証アクションが完了すると最初のワークフローが再開され、その時点で利用可能なロボットが使用されます。

詳しくはこちらをクリックしてください。

[ドキュメント検証アクションを作成s] および [ドキュメント検証アクション完了まで待機し再開] アクティビティが UiPath.IntelligentOCR.Activities パッケージに新しく追加されました。UiPath アクション センターのオーケストレーション ワークフローを作成、中断、再開するために使用できます。

ストレージ バケット

OROR ACTVACTV

Orchestrator で BLOB ストレージの組み込みサポートが使用できるようになりました。Orchestrator のデータベースまたは外部プロバイダー (例: Azure、Amazon、MinIO) を使用できます。このストレージ バケットはフォルダーを範囲としたエンティティなので、ストレージやコンテンツのアクセスおよび使用を詳細に管理できます。

##ガバナンス

STUDIOSTUDIO STUDIOXSTUDIOX

特に大規模な組織の場合は、スケーラブルなオートメーションを構築するにあたっての共通のベスト プラクティスやコーディング規則を適用するために一定水準のガバナンスが必要です。Studio では以下の箇所でファイルベースのガバナンスが可能になりました。

ガバナンス ファイルを生成して複数のマシンにルールを適用する方法について詳しくはこちらをご覧ください。

診断ツール

STUDIOSTUDIO OROR RobotRobot

診断ツールはこれまでのコマンドライン「diagtool.exe」に代わる機能で、使いやすい UI、グループ化されたコレクター、収集された情報のプレビュー機能を備えており、今回新しく提供されたコマンドラインとは別物です。収集したい情報に応じたコレクターを事前定義されたリストの中から選択し、収集後にその情報をプレビューできます。

収集できるデータはレジストリ情報、イベント ログ、コンピューター情報、インストール、設定ファイル、また Orchestrator Web 構成や Orchestrator アプリケーション ホスト ファイルなどで、他にもさまざまなデータに対応しています。ユーザーにとって適切なデータ コレクターを追加でき、共有したくない情報を収集するコレクターは除外できます。収集されたデータはパッケージ化され、UiPath のテクニカル サポート チームに問題解決のための追加情報として提出できます。

UI Explorer のスタンドアロン化

STUDIOSTUDIO UIAUIA

スムーズに動くオートメーション プロセスを開発するためにはデバッグが重要です。そのため今回から UI Explorer をスタンドアロンなツールにしました。これにより、Studio をインストールしなくても要素やセレクターを簡単に検査できるようになりました。またこのパッケージには SetupExtensions ツールが含まれているため、さまざまな自動化のニーズにわたって要素を分析できます。

無効な要素に対する動作

STUDIOSTUDIO UIAUIA

Activities which use the SimulateType or SimulateClick properties now benefit from the AlterIfDisabled property. If set to false, corresponding activities do not interact with disabled UI elements.

Computer Vision サーバー

UIAUIA

Computer Vision サーバーが公式に Windows でサポートされるようになりました。オンプレミスの Computer Vision サーバーをローカルの Windows マシンにデプロイできます。この方法について詳しくはドキュメントをご覧ください。

Robot JavaScript SDK

RobotRobot

Robot JavaScript SDK を使用することでブラウザーからでもプロセスを実行できるようになりました。手順は簡単で、対応するアドオンをインストールし、ユーザーの好みに合わせて SDK の仕様を設定するだけです。これにより、プロセスを Web ブラウザーから簡単に開始できると共に、引数を渡したり、出力を元にプロセスを開始したりすることができます。

新しいアクティビティ

システム

OROR ACTVACTV

また、Orchestrator のストレージ機能を補完するため、基本的な CRUD アクションを Orchestrator で行う新しいアクティビティを作成しました。詳細についてはこちらをご覧ください。

Document Understanding

新しいアクティビティ

AIFAIF OROR ACTVACTV

UiPath.IntelligentOCR.Activities パッケージの最新バージョンに新しいアクティビティを追加しました。

新たな抽出器として [フォーム抽出器] および [インテリジェント フォーム抽出器] の 2 つのアクティビティが加わりました。これらのアクティビティは、あらかじめ定義されたテンプレートに基づいて固定フォームのドキュメントから情報を抽出します。[インテリジェント フォーム抽出器] はこれに加えて署名または手書きのフィールドを扱うことができます。情報はフィールドの種類に関わらず抽出でき、表も抽出可能です。テンプレート マネージャー ウィザードを使用すればユーザー設定の表の抽出ルールを作成することもできます。

[ドキュメント検証アクションを作成] および [ドキュメント検証アクション完了まで待機し再開] アクティビティを UiPath.IntelligentOCR.Activities パッケージに新しく追加しました。このアクティビティは UiPath アクション センター内で使用できます。

マシン ラーニング技術を取り入れた Document Understanding のオンプレミス版 (限定提供版)

AIFAIF ACTVACTV

半構造化ドキュメントを処理するための AI を搭載した Document Understanding のソリューションを、オンプレミスでも使用できるようにしました。マシン ラーニング モデルをカスタマイズして構築でき、カスタム モデルを自身で作成・トレーニングできるようになりました。

ディープ ラーニングの技術を使用すると、請求書、領収書、銀行取引明細書などの半構造化ドキュメントを処理できます。次のような操作が可能です。
deploy the Document Understanding solution On-Prem
retrain and customize out-of-the-box models to suit your needs
configure or train models for any high-diversity, semi-structured documents.

Test Suite (限定提供版)

STUDIOSTUDIO OROR ACTVACTV

アプリケーションのテストや RPA のテストといった、テストに対するすべてのニーズをカバーする UiPath Test Suite が登場しました。

The new Studio Pro license enables a new project type for Application Testing and brings the unique RPA Testing capabilities for any RPA project.
You can manage thousands of Test cases within one project, changing their state to decide which ones are ready to be published or still in work as a draft. The Testing Activity Pack includes activities that enable you to easily verify the systems you are testing.
UiPath の RPA テスト支援機能は、RPA ワークフローの自動化されたテスト ケースの作成を容易にするだけでなく、作成した RPA ワークフローの何割がテスト ケースによりカバーされているかを示すアクティビティ カバレッジも導入しています。これは、RPA 業界において今まで存在しなかった機能です。

Studio Pro には、モバイル デバイスの自動化 のための柔軟なソリューションが組み込まれています。これにより、モバイル デバイス用の自動化ワークフローをかつてないほど簡単に作成できます。新しいモバイル デバイス マネージャーを使用すれば、デバイス自体を触ることなく、デバイスやアプリの設定、接続、操作を行うことができます。実デバイスやエミュレーターのいずれかに関わらず、iOS と Android の両方がローカル、ネットワーク上またはクラウド上でサポートされます。モバイルの自動化用に追加された新しいアクティビティ パッケージを使用することで、デスクトップもモバイルも同じ使用感で自動化できるため、両方を組み合わせた自動化が今までになく簡単に行えます。

Postman は、API の自動化ツールとして人気が高く、アズ・ア・サービスの世界での新基準に対しても広く使用されています。そのため、UiPathは Postman との連携を導入し、非 UI 自動化用の組み込みツールに加え、API 自動化の最新の基準やプラクティスをすべて使用できるようにしました。これで、単純な API の自動化にも、UI 操作の自動化と API 操作の自動化を組み合わせたハイブリッドな自動化にも対応できるようになりました。

テスト ケースを簡単に管理し配布できるよう、Orchestrator にテスト機能を追加しました。新しいテスト セットを使用すれば、異なるソースからのテスト ケースを最適なグループに分けることができます (例: 回帰テスト、プリケーションごと)。テスト セットはすぐに開始することも、スケジューラーで実行スケジュールを設定することもできます。

継続的インテグレーション (CI)/継続的デリバリー (CD) または DevOps (開発担当者と運用担当者間の連携や開発) 環境のビルド パイプラインにテストの実行を組み込みたい場合は、新しい Jenkins プラグインを使用して素早くテスト ケースを構築、デプロイ、実行できます。

これらのツールのセットは、新しい Test Manager と Test Management Hub に包括されます。Test Manager を使用することでテストに関わるニーズの管理や、整合性の取れたレポートですべての結果の収集を簡単に行うことができます。またスケールの大きい手動のテスト プロジェクトからより自動化された環境へのステップ バイ ステップの移行を支援する、簡単に使用可能な手動のテスト セクションも導入されました。

また Test Management Hub は、UiPath 以外のツールに対する中心的なハブとして、既存の要件管理/欠陥追跡ツールとの連携もサポートしています。すぐに使える JIRA との連携も用意されており、要件や欠陥の内容を Test Manager と連携できます。ユーザーが使用している任意の欠陥管理ツールや要件管理ツールを定義済みのインターフェイスで連携させることもできます。

Automation Hub と Task Capture の連携

Automation HubAutomation Hub Task CaptureTask Capture

Launch Task Capture directly from Automation Hub by accessing the Automation Score page or its Automation Profile page and document the described process. For details please access the Documenting your Ideas Using Task Capture section from the Automation Hub User Guide.
Publish the output files from Task Capture to Automation Hub in the Documentation section of the automation idea. The files are downloaded as ZIP that contains the XAML file, the PDD in Word format, the generated SSP files, and the JPEG picture of the diagram. For details please access the Automation Hub section from the Task Capture User Guide.

製品別のリリース ノート

全 UiPath 製品の各コンポーネントの変更点は、以下のリンクから確認できます。

発見

開発

管理

実行

協働

測定

相互運用性マトリクス

Cloud Orch

Orch 20.4.x

Orch 19.10.x

Orch 19.4.x

Orch 18.4.x

Orch 18.3.x

Orch 18.2.x

Orch 18.1.x

Orch 17.1.x

Orch 16.2.x

Robot 2020.4.x

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:x:

:x:

:x:

:x:

:x:

:x:

:x:

Robot 2019.10.x

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:x:

:x:

:x:

:x:

:x:

Robot 2019.4.x

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:x:

:x:

:x:

:x:

Robot 2018.4.x

:x:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:x:

:x:

:x:

Robot 2018.3.x

:x:

:x:

:x:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:x:

:x:

:x:

Robot 2018.2.x

:x:

:x:

:x:

:x:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:x:

:x:

:x:

Robot 2018.1.x

:x:

:x:

:x:

:x:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:x:

:x:

Robot 2017.1.x

:x:

:x:

:x:

:x:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

Robot 2016.2.x

:x:

:x:

:x:

:x:

:x:

:x:

:x:

:x:

:white-check-mark:

:white-check-mark:

詳細については、こちらのページをご覧ください。

バンドルの詳細

UiPathPlatform.exe

以下のバージョンのパッチが UipathPlatform.exe インストーラーにバンドルされています。

アクティビティ パッケージのバージョン

以下のバージョンのアクティビティ パッケージが .msi インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。

  • アスタリスク (*) の付いたパッケージは、Studio で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます。
  • キャレット (^) の付いたパッケージは、StudioX で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます。

Activity Pack

Version

UiPath.UIAutomation.Activities*

v20.4.1

UiPath.System.Activities*^

v20.4.0

UiPath.Mail.Activities*^

v1.8.5

UiPath.Excel.Activities*^

v2.8.5

UiPath.Testing.Activities*

v1.0.0

UiPath.MobileAutomation.Activities*

v20.4.1

UiPath.Word.Activities^

v1.4.2

UiPath.UIAutomationNext.Activities^

v20.4.1

UiPath.ComplexScenarios.Activities^

v1.0.2

UiPath.PDF.Activities

v3.2.2

UiPath.Terminal.Activities

v1.3.4

UiPath.Web.Activities

v1.4.5

UiPath.Persistence.Activities

v1.1.3

UiPath.Cognitive.Activities

v2.2.4

UiPath.IntelligentOCR.Activities

v4.5.0

UiPath.Form.Activities

v1.1.1

1 年前に更新


2020 年 5 月


改善の提案は、API リファレンスのページでは制限されています

改善を提案できるのは Markdown の本文コンテンツのみであり、API 仕様に行うことはできません。