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Test Cloud ユーザー ガイド
手動テストを自動化する
このページでは、デスクトップ版の Studio での手動テストの自動化に AutopilotTM を効果的に使用するためのガイドラインを示します。
Studio を Test Manager にリンクすると、デスクトップ版の Studio の [テスト エクスプローラー] に Test Manager プロジェクト内のすべてのテスト ケースが表示されます。このパネルには、自動テストと手動テストの両方が表示されます。Autopilot を使用して、手動テストを自動テストに変換できます。
手動テストをローコードおよびコード化されたテスト ケースに変換する方法については、「手動テスト ケースからコード化されたテスト ケースを作成する」および「手動テスト ケースからローコードのテスト ケースを作成する」をご覧ください。
Autopilot は、UI オートメーション機能を使用して、手動テスト ステップを自動テスト ステップに変換します。テスト対象の UI 要素を参照するにあたり、Autopilot には各要素へのオブジェクト リポジトリの参照が必要です。手動テスト ステップでもオブジェクト リポジトリ内のコントロール名と同じコントロール名を使用するようにして、一貫性のある命名規則に従うことが重要です。
たとえば、「[ローン申請書を提出] をクリックする」という手動テスト ステップについて考えてみましょう。この場合、Autopilot は [クリック] アクティビティを生成し、[ローン申請書を提出] という名前のオブジェクト リポジトリ要素の要素の検索を試みます。手動ステップ内のコントロール名に一貫性を持たせると、オートメーション変換プロセスがよりスムーズになります。
一般的な手動テスト ステップは、「[メール アドレス] フィールドに「john.doe@gmail.com」と入力する」のように記述されています。このステップには、自動化に使用される以下の情報が含まれています。
- 操作: [文字を入力] アクティビティとして認識される入力操作
- データ: john.doe@gmail.com
- ターゲット: 対応するオブジェクト リポジトリの要素として認識される「メール」
手動ステップで使用する動詞を表で確認してください。これらの動詞は、デスクトップ版の Studio 内で適切なアクティビティ/API に変換されます。
データ入力が必要なフォームが画面に表示されている場合は、「Fill Form (フォームに入力)」というキーワードを使用して、Autopilot に自動化するように指示できます。
たとえば、「'myFormScreen' という名前の画面のフォームに次の値を入力します。Email: 'john.doe@gmail.com',Loan Amount: '10000', Loan Term: '3'".Autopilot は、コード化されたオートメーション内で「Fill form (フォームを入力)」コマンドを実行し、指定したフォーム内で識別されたすべてのユーザー コントロールに値を入力します。