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2024.10
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Orchestrator インストール ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年12月4日

ハードウェアおよびソフトウェアの要件

ハードウェア要件

High Availability Add-on (HAA) のハードウェア要件は、開発環境と運用環境で異なります。

開発環境

アイテム

最小要件

推奨仕様

HAA ノード

1

3+

RAM

6 GB

8 GB

ストレージ (既定のパス /opt/redislabs)

10 GB

20 GB

開発環境としては 1 ノードで十分ですが、運用環境で必要になる可能性があるクラスタリング機能を利用できるように、3 つまたは奇数のノードを設定することを推奨します。

運用環境

アイテム

最小要件

推奨仕様

HAA ノード

3

3+

ノードあたりのコア

4

8+

RAM

6 GB

(DR のデプロイ用に 15 GB)

30+ GB

ストレージ (既定のパス /opt/redislabs)

75 GB

150+ GB

ネットワーク

1 G

10+ G

: 常に奇数のノードを維持します。これは、障害およびフェールオーバーのシナリオで必要なクォーラムを取得するために必要です。

ポート

ポート

プロトコル

説明

1968

TCP

内部プロキシ トラフィックに使用する既定のポート

3333-3344

36379-36380

TCP

内部クラスター トラフィックに使用する既定のポート範囲

8001

TCP

アプリケーションからディスカバリ サービスへのトラフィックに使用するポート (該当する場合)。

8443

TCP

管理 UI への HTTPS アクセスに使用するポート

84449080

TCP

内部 nginx < - > cnm_http/cm トラフィックに使用する既定のポート

9081

TCP

内部 Conflict-free Replicated Database (CRDB) トラフィックに使用する既定のポート

8070-8071

TCP

nginx によってエクスポートおよび管理されるメトリックに使用するポート

9443

TCP

REST API トラフィック用の推奨ポート

10000-19999

TCP

データベース トラフィックのポート範囲 (HAA の既定ポートは 10000)

20000-29999

TCP

内部データベース シャード トラフィックに使用するポート範囲

535353

UDP

内部 DNS/mDNS トラフィックに使用するポート

800280048006

TCP

システムの健全性の監視

 

ICMP

ノード間の接続確認用

ソフトウェア要件

重要:

HAA は 64 ビットのオペレーティング システムのみをサポートし、他のアプリケーションのないクリーンなホストにインストールする必要があります。すべての HAA ノードは、同じ NTP サーバーと同期する必要があります。

以下の表に、HAA との相互運用性をテストおよび確認済みの OS バージョンを示します。ただし、オペレーティング システムの更新プログラムやバリエーションが非常に多いため、HAA バージョンとマイナー OS バージョンの組み合わせ 1 つひとつについて互換性をテストすることはできません。一般的には、HAA は UiPath がテストしていない新しいマイナー OS バージョンでも正しく動作すると考えられますが、互換性を保証することはできません。

この表に記載されていないマイナー OS バージョンにアップグレードする予定がある場合は、運用環境にデプロイする前にテスト環境でアップグレードを実行する必要があります。

プラットフォーム

サポートされるバージョン

RHEL/CentOS 8

8.6、8.8、8.9

RHEL/CentOS 9

9.3

Ubuntu

20.04

運用環境へのインストールにはサーバー バージョンをお勧めします。デスクトップ バージョンは、開発環境へのデプロイにのみお勧めします。

クラスターの一般的な要件

HAA クラスターが健全な処理を行うには、3 台のサーバーが必要です。

通常の状況では、HAA クラスターの各サーバーには次のような役割があります。

  • 1 台のプリンシパル サーバー – データ シャードを保持し、データベースへの外部からの読み込み・書き込み操作を受け入れます。
  • 1 台のセカンダリ サーバー – データ シャードのコピーを保持します。
  • 1 台のセカンダリ サーバー – データを保持せず、クォーラムのみを目的として存在します。

HAA クラスターは、単一のサーバー エラーのみをサポートします。

  • サーバーのいずれか 1 つがダウンした場合、それがどのサーバーであっても、HAA クラスターは引き続き動作します。また、Web 管理インターフェイスに警告メッセージが表示されます。より詳細な情報は、rlcheck コマンドを実行することで確認できます (コマンドは通常、/opt/redislabs/bin 内で見つかります)。rlcheck コマンドには --continue-on-error を追加することもできます。
  • 2 台のサーバーでエラーが発生すると、プリンシパル サーバーがまだオンラインであったとしても、HAA クラスターでもエラーが発生します。

HAA クラスターを 4 台以上のサーバーで構築することは可能ですが、実質的なメリットはありません。

エラーが発生するサーバーの数が増えることはありません。5 ノードの HAA クラスターの場合、データ シャードのコピーを保持しているプリンシパル ノードとセカンダリ ノードの両方でエラーが発生すると、クラスター全体でもエラーが発生し、データ シャードが他のノードへ割り当て直されることはありません。

インターネット レイヤー プロトコル

HAA では IPv4 と IPv6 の両方がサポートされています。マルチ IP および IPv6 のサポートについて詳しくは、Redis のドキュメントをご覧ください。

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