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Maestro リリースノート
2026 年 1 月
2026 年 1 月 30 日
BPMN キャンバスとモデリング
BPMN ダイアグラムを使用する際の信頼性と操作性が向上しました。
- サブプロセスを表示する際に階層リンクが正しく表示されるようになり、デバッグ モードと読み取り専用モードから親プロセスに戻ることができるようになりました。
- ゲートウェイとイベントのラベルがキャンバス上で一貫して表示されるようになりました。
- キャンバスの端の近くでノードをドラッグした場合に、ツールチップのサイズが変わったり、ツールチップが消えたりすることがなくなりました。
BPMN ファイルを使用する際の信頼性の問題を解決しました。
- インポートした BPMN ファイルを再度開いたときに、要素が欠落することがなくなりました。
- BPMN ファイルの名前を変更しても、ダイアグラムの内容は保持され、重複ファイルは作成されなくなりました。
- BPMN モデルのインポート後に Maestro によって既定の BPMN ファイルが作成されなくなり、プロセス モデルが重複することがなくなりました。
キャンバス上での右クリック操作を使用して BPMN ダイアグラム全体を自動的にレイアウトできるようになりました。これにより、サイズの大きいモデルや複雑なモデルが読みやすく、保守しやすくなります。
変数、データ マネージャー、式
変数の再マッピングと変数 ID の安定性の向上
変数が変更された場合に、プロセスをより安全にリファクタリングできます。Maestro で変数マッピングがより確実に保持されるようになり、要素または変数が削除されたときに壊れた参照を修正できるようになりました。
Maestro は、次の方法で変数の安定性を向上させます。
- ランダムな ID ではなく、要素と変数名に基づいて予測可能な変数 ID を使用する
- 同じ要素に対して変数を削除してから再度追加する場合に参照を保持する
- 検証中に無効な変数参照をより確実に強調表示する
- 各要素を個別に更新するのではなく、無効な変数参照を 1 か所から再マッピングする
さらに、変数、式、データ マネージャーに関連する以下の問題を修正しました。
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プロセスを実行すると、予期しない文字列値が変数に挿入され、実行時の値が誤った値になる問題を修正しました。
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引数の JSON スキーマの更新がシリアル化されず、ランタイム実行で古いスキーマ定義が使用される問題を修正しました。
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終了イベントが検出されない場合、変数を引数に変換するとその引数が消える問題を修正しました。
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データ マネージャーの変数を削除できない、またはプロセス全体でスコープに一貫性がない状態で変数が表示される問題を修正しました。
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スクリプト エディターで内部の応答およびエラー変数が表示される問題を修正しました。
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結果の変数が後続の式ですぐには利用できない問題を修正しました。
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開始イベントの出力の式の先頭に
result.が誤って付く問題を修正しました。 -
RPA ワークフローからのオブジェクトの出力が変数ピッカーに表示されない問題を修正しました。
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解決された項目の型が反復子の変数に表示されない問題を修正しました。
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サブプロセスの引数が、プロセス レベルの引数のように振る舞う問題を修正しました。
実行、実行時の動作、監視
Maestro プロセス実行用のカスタム インスタンス ID を定義できるようになりました。Maestro ではこの ID がプロセス インスタンスのリストに表示されるため、各インスタンスを開かなくても個々の実行を識別および区別できます。


カスタム インスタンス ID は開始イベント、アクティビティ、または終了イベントに定義できます。リテラル値と、プロセス変数を参照する式の両方がサポートされ、プロセスの実行に応じて動的に更新されます。
さらに、実行時と監視に関する以下の問題を修正しました。
- サブプロセス内のタスクのエラーの伝播を改善し、エラーが上位に正しく伝搬され、該当するエラー境界イベントが存在する場合はこれがトリガーされるようになりました。
- 入れ子になったプロセスの実行の一部として実行される要素の変数が、実行証跡に表示されない問題を修正しました。
- 実行トレースで並列 (マルチインスタンス) タスクに対して間違ったアイコンが表示される問題を修正しました。
- プロセス インスタンス管理ビューで並べ替えが正しく機能しない問題を修正しました。
検証パネル
[検証] パネルに問題ごとのアクションを追加
自動修正または Autopilot を使用して、特定の検証問題を [検証] パネルから直接解決できるようになりました。
イベントとタイマー
開始イベント トリガーの式ベースのフィルターを無効化
開始イベント トリガーの式ベースのフィルターが、デザイン モードやデバッグ モードでは機能していても、パブリッシュ後に失敗する問題を修正しました。キャンバスでは、開始イベントで式ベースのフィルターを使用できなくなりました。
タイマー設定に式のサポートを追加
変数と式を使用してタイマーの値を設定できるようになりました。これにより、実行時の条件に基づいて定期的なリマインダーを送信するなど、タイマーを動的に動作させることができます。
2026 年 1 月 27 日
C# 式言語の非推奨化
UiPath Maestro™ は C# から JavaScript 式に移行します。Maestro のモデリングおよび実装のすべてのエクスペリエンスで JavaScript 式を標準化することで、オーサリングを簡素化し、一貫性を向上させ、今後の製品機能との連携を図ります。
非推奨化とは、C# の式は完全にサポートされ、機能し続けるものの、その使用は推奨されないことを意味します。C# の式は、十分な通知と移行期間を経て、将来のリリースで削除される予定です。
既存のプロセスの更新を開始するには、現在『Maestro ユーザー ガイド』に記載されている「C# 式から JavaScript 式に移行する」をご覧ください。このセクションでは、構文の違いについて説明し、変換例を示すとともに、変数、条件、文字列または数値演算の一般的な C# から JavaScript への対応を示します。
影響
- 新しい Maestro プロジェクトでは、既定で式言語として JavaScript が使用されます。
- C# の式を含む既存のプロセスは、引き続き変更なしに動作します。
- 今後の機能と例は、JavaScript 構文で公開される予定です。
推奨されるアクション
プロジェクトをレビューし、新しいドキュメント ページのガイダンスを使用して、既存の式の C# から JavaScript への移行を開始します。UiPath では、新しいバージョンとの互換性を確保するために、すべての新しいプロジェクトに JavaScript を採用することをお勧めします。
2026 年 1 月 16 日
サイズの大きい BPMN モデルのパフォーマンスの向上
Maestro でサイズの大きい BPMN ダイアグラムをよりスムーズに処理できるようになりました。多数のノードや複雑なレイアウトを使用したプロセスを開いたりナビゲートしたり編集する際の速度と応答性が向上しています。
新しいテンプレートが利用可能に
BPMN 専用の一連のテンプレートが Maestro に新たに追加され、プロセス モデリングをさらに素早く開始できるようになりました。銀行と保険、医療とライフ サイエンス、および通信向けの業界固有のテンプレートから選択し、それらをニーズに合わせてカスタマイズできます。プロセス テンプレートの完全なリストについては、こちらをご覧ください。
Autopilot でのスクリプト タスクのサポート
JS 関数式エディターで UiPath Autopilot™ for Maestro を使用して、自然言語のプロンプトから JavaScript ロジックを生成できるようになりました。今回の更新により、エディターで出力をライブでプレビューしたり、変数を直接挿入したりして、スクリプト タスクの式を素早く作成、テスト、改良できるようになります。
呼び出した OR ジョブへのディープ リンク
Maestro が下流での実行 (エージェント、RPA ジョブ、その他のオーケストレーションされたアクティビティなど) を呼び出すときに、対応する Orchestrator ジョブへのディープ リンクをインスタンスの管理から直接開けるようになりました。