変換

変換を使用すると、抽出した値を目的の出力に従って変更できます。これらの変換はすべて、自然言語を使用して行います。

変換を開始するには、データ マッパーのデータ フィールドにカーソルを合わせて、二重矢印記号 を選択します。 続いて、テキスト フィールドを使用して、実行する変換の指示を追加できます。

テキストの指示を追加した後に変換を適用するには、Enter キーを押すか、テキスト ボックスの外をクリックします。変換がすぐに実行されます。

ただし、テキスト命令が十分に明確でない場合は、新しい値ではなく「Empty」というテキストが表示されます。これは変換が行われなかったことを示し、貼り付け先のドキュメントのデータ フィールドに値は入力されません。

次のように幅広い変換を実行できます。

• 元の日付形式と目的の日付形式の両方を指定して、ある日付形式を別の日付形式に変換する (例: MM-DD-YYY を DD/MM/YYYY に変換する)
• 元の測定単位と目的の測定単位の両方を指定して、ある測定単位を別の測定単位に変換する (例: メートルをマイルに変換する)
• 元の通貨と目的の通貨の両方を指定して、ある通貨を別の通貨に変換する (例: 米ドルをユーロに変換する)
• 質問をして特定の出力を得る (例: この住所はオハイオ州ですか?)
• ある言語から別の言語にテキストを翻訳する
• 特定の値のサブセットのみを抽出する
• 概要を要求する
• その他、テキストを変更する (単語のスペルを変更する (小文字から大文字へ)、単語を省略形にする (developer から dev へ) など)

変換から導き出された新しい値だけが、貼り付け先のドキュメントに貼り付けられます。たとえば、質問をした場合には質問の回答だけが貼り付けられます。したがって、「この住所はオハイオ州ですか?」のような質問をし、回答が「はい」の場合、貼り付け先のドキュメントには「はい」という値のみが入力されます。

変換の適用後、以下を実行できます。

• 変換を編集する。この場合、データ フィールドにカーソルを合わせて鉛筆記号 を選択します。テキスト フィールドが再度開き、実行する変換に別の命令を追加できます。
• 変換を削除する。この場合、データ フィールドにカーソルを合わせてゴミ箱記号 を選択します。変換が削除され、抽出した元の値が復元されます。