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- ホストの管理
- 組織の管理
- アカウントとロール
- ライセンス
認証とセキュリティを構成する
組織管理者は、組織の認証および関連するセキュリティの設定を選択できます。一部の設定はホスト レベルから継承されますが、異なる設定を組織に適用する必要がある場合は、それらを上書きできます。
組織の ID プロバイダーの選択 ([管理] > [ユーザーとグループ] > [認証設定]) は、ユーザーのサインイン方法、および Automation Suite でのユーザー アカウントとグループ アカウントの作成および管理方法に影響を及ぼします。
Automation Suite のインスタンスへのアクセスを制御するための認証設定はいくつか用意されていますが、それらはすべて 2 つの主要なモデルに基づいています。既定のモデルと、より高度な ID 管理機能を利用できる Azure Active Directory (Azure AD) モデルです。
すべてのユーザーをこの組織に招待できるようにする (既定のモデル)
このモデルは、既定ですべての新しい組織に適用されます。使いやすく、迅速に設定でき、ユーザーにとっては便利です。
このモデルを使用して、組織管理者は Automation Suite で従業員のアカウントを作成し、従業員がログインできるようにします。作成されたユーザーは、Automation Suite の新しいアカウント、またはホスト レベルで設定された外部ディレクトリ プロバイダーのユーザーを表します (「ホスト認証とセキュリティ設定」をご覧ください)。
Microsoft Azure Active Directory で Enterprise SSO を有効化する (Azure Active Directory モデル)
Azure Active Directory (Azure AD) との連携により、組織のユーザーやアクセスの管理における拡張性がもたらされ、従業員が使用する社内アプリケーションのすべてにわたってコンプライアンスを確保できるようになります。組織が Azure AD または Office 365 を使用している場合は、Automation Suite の組織を Azure AD のテナントに直接接続できるため、以下を使用できます。
ユーザーの自動オンボードとシームレスな移行:
- Automation Suite サービスの権限を割り当てるときに、Azure AD のすべてのユーザーとグループをそのまま使用できます。Automation Suite の組織ディレクトリで Azure AD ユーザーを招待したり管理したりする必要はありません。
- 社内のユーザー名がメール アドレスとは異なるユーザーでもシングル サインオンが可能です。これは、招待モデルでは不可能なことです。
- UiPath のユーザー アカウントを持つすべての既存ユーザーの権限は、接続先の Azure AD アカウントに自動的に移行されます。
サインインの簡素化:
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ユーザーは Automation Suite の組織にアクセスするために、既定のモデルのように招待を受諾したり UiPath のユーザー アカウントを作成したりする必要がありません。Enterprise SSO オプションを選択するか、組織固有の URL を使用することで、Azure AD のアカウントでサインインできます。
ユーザーが既に Azure AD または Office 365 にサインインしている場合は、Automation Cloud にも自動的にサインインされます。
- UiPath Assistant と Studio のバージョン 20.10.3 以降では、カスタムの Orchestrator URL を使用するよう事前に設定しておくことで、同様のシームレスな接続が可能となります。
既存の Azure AD グループによるスケーラブルなガバナンスとアクセス管理:
- Azure AD のセキュリティ グループまたは Office 365 のグループ (すなわち、ディレクトリ グループ) を使用することで、大規模な権限管理に既存の組織構造を活用できます。それにより、ユーザーごとに Automation Suite サービス内の権限を設定する必要がなくなります。
- 複数のディレクトリ グループをまとめて管理する必要がある場合は、それらを 1 つの Automation Suite グループに統合できます。
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Automation Suite のアクセスの監査は簡単です。すべての Automation Suite サービスの権限を Azure AD グループを使用して設定した後は、Azure AD グループ メンバーシップに関連付けられた、既存の検証プロセスを使用できるようになります。
組織のセキュリティ オプションを設定するには、[管理者] > [アカウントとグループ] > [認証設定] に移動し、必要に応じてオプションを編集します。
フィールド |
説明 |
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特殊文字 |
パスワードに 1 つ以上の特殊文字を含めるようにユーザーに強制する場合に選択します。 既定では、このチェックボックスはオフになっています。 |
小文字 |
パスワードに 1 つ以上の小文字を含めるようにユーザーに強制する場合に選択します。 既定では、このチェックボックスはオンになっています。 |
大文字 |
パスワードに 1 つ以上の大文字を含めるようにユーザーに強制する場合に選択します。 既定では、このチェックボックスはオフになっています。 |
数字 |
パスワードに 1 つ以上の数字を含めるようにユーザーに強制する場合に選択します。 既定では、このチェックボックスはオンになっています。 |
最低限必要なパスワードの長さ |
パスワードの最小文字数を指定します。 既定では 8 文字です。1 ~ 256 文字でなければなりません。 |
パスワードの有効期限までの日数 |
パスワードが有効な期間を日数で指定します。この期間を過ぎると、パスワードが期限切れになり、変更が必要となります。 最小許容値は 0 (パスワードが無期限)、最大許容値は 1000 日です。 |
パスワードが再利用できる回数 |
最小許容値は 0 回 (パスワードの再利用を一切許可しない)、最大許容値は 10 回です。 |
最初のログイン時にパスワードを変更 |
[必須] に設定した場合、初めてログインするユーザーはパスワードを変更してからでないと Automation Suite にアクセスできません。 [必須にしない] に設定すると、ユーザーはそのままログインでき、管理者が定義したパスワードを期限が切れるまで使用し続けることができます。 |
フィールド |
説明 |
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[有効化] または [無効化] のトグル |
有効化した場合は、ログイン試行に一定の回数失敗したアカウントを、指定された秒数の間ロックします。これは、パスワード変更機能にも適用されます。 |
アカウント ロックアウトの期間 |
[ロックアウトされるまでの連続ログイン試行回数] を超過した後、ユーザーが再度ログインできるようになるまでに待機する必要のある秒数です。 既定値は 5 分です。最小許容値は 0 (ロックアウト期間なし)、最大許容値は 2592000 (1 か月) です。 |
ロックアウトされるまでの連続ログイン試行回数 |
アカウントがロックされるまでに許容されるログイン試行の失敗回数です。 既定値は 10 回です。2 ~ 10 の値を設定できます。 |