Automation Cloud (専有型) について

Automation Cloud^TM (専有型) は、大規模企業が抱える特定の要件に合わせて調整された、クラウドベースのエンタープライズ向け SaaS ソリューションです。UiPath のプラットフォームを使用すると、すべての自動化作業とリソースを 1 か所で管理できます。スムーズなスタートアップ エクスペリエンス、合理化されたコラボレーション、簡単なスケーラビリティ、新機能への即時アクセスを提供するように設計されています。

大規模な組織には、堅牢で安全、かつコンプライアンスに準拠したソフトウェアソリューションを必要とする特定の要件があります。これらの組織は、銀行情報から金融取引まで、膨大な量の機密データを扱っているため、データのセキュリティとプライバシーが最優先事項となっています。

主なメリット

• 専用のコンピューティング リソースとデータ リソース - シングルテナントの SaaS ソリューションとして、環境をインフラストラクチャ レベルで分離します。

• アップグレードのコントロール - アップグレードは柔軟に行えます。

  • 遅延 - 更新を最大 30 日間遅らせることができます。

  • ブラックアウト - 最大 30 日間のブラックアウト期間で、特定の期間、更新プログラムがロールアウトされないようにします。

• データの暗号化: 保存データおよび転送データには FIPS 140-2 認証取得済みの暗号化技術を採用し、最高レベルのデータ保護を保証します。

• TLSプロトコル: 当社のソフトウェアは、TLS 1.2以降を使用してデータ送信を保護し、転送中の情報の機密性を保証します。

• カスタマイズされた URL エンドポイント - 専用インスタンスの完全修飾ドメイン名を選択できます。

• データ所在地 - Automation Cloud^TM (専有型) は、Azure の任意のクラウド リージョンにデプロイされます。

• 高度な接続オプション - データをインターネットに公開せずに専用インスタンスと環境間のトラフィックを許可したり、CIDR 範囲で制限を簡略化したりできます。

製品とサービスの提供

UiPath プラットフォームは、プロセスの自動化、コラボレーションの強化、運用効率の向上を目的として設計されたさまざまな製品で構成されています。

• Action Center

  UiPath Action Center は、オートメーション ワークフローで人間の介入を必要とする例外、エラー、または判断の管理と解決を支援するために設計されたツールです。 これは、これらの例外を処理するための中央インターフェイスを提供し、人間のワーカーが自動化されたプロセスを確実に正常に完了するために、必要に応じてレビュー、決定、およびアクションを実行できるようにします。

  Action Center のドキュメントについては、こちらをご覧ください。

• Automation Ops

  UiPath Automation Ops は、ユーザー プロファイルに基づいてガバナンス ポリシーを管理および実装したり、組織で利用可能なフィードを管理したりできるツールです。

  Automation Ops のドキュメントについては、こちらをご覧ください。

• Data Service

  UiPath Data Service は、オートメーション プロジェクトにおいて、コードの要らないデータ モデリングやストレージを可能にする永続データ ストレージ サービスです。

  Data Service のドキュメントについては、こちらをご覧ください。

• Insights

  UiPath Insights は、プラットフォームとしてサービスを提供するツールです。利用可能なビジネス メトリックや、オートメーションやロボットのパフォーマンスに関する運用上の洞察を組み合わせて、データのモデリングや分析を行うことができます。

  Insights のドキュメントについては、こちらをご覧ください。

• Orchestrator

  UiPath Orchestrator は、オートメーション プロセスとロボットのデプロイ、監視、ガバナンスを効率化するツールで、これらのプロセスを要件に応じて柔軟にスケジュール設定してトリガーできます。 また、ビジネス プロセスの自動化でよく使用されるトランザクション データの管理もサポートします。

  Orchestrator のドキュメントについては、こちらをご覧ください。

• Test Manager

  UiPath Test Manager は、エンタープライズ テスト用のテスト管理ツールです。 エコシステムに統合され、ServiceNow、SAP Solution Manager、Jira、Azure DevOps のいずれを使用しているかに関係なく、ユーザーの働き方に適応します。

  Test Manager のドキュメントについては、こちらをご覧ください。

現在、他のいくつかの製品のオンボーディングを進めています。乞うご期待。