暗号化

概要

UiPath® では、転送中および保存時に暗号化が適用されます。UiPath Platform のサービスや製品で受信されるすべての通信には、TLS 1.2 以降が必要です。さらに、保存されるすべてのデータは、AES 256 ビット暗号化を利用する透過的なデータ暗号化 (TDE) を使用して暗号化されます。

インフラストラクチャレベルの暗号化

Automation Cloud^TM (専有型) では、SQL や Azure ストレージ (BLOB、ディスク、ファイル) などのデータ ストアでの保存時の暗号化が既定で有効化されています。現在、UiPath では TDE 保護機能を既定の設定として管理しています。

• UiPath で管理されるキー:

  UiPath は、ユーザーのデータの暗号化に使用するキーを作成、保存、保護します。

  これは既定のオプションであり、自動的に有効化されます。

注:

顧客管理のキーは現在利用できません。今後のアップデートにご期待ください。

キーのローテーションと管理

既定では、キーの自動ローテーションは有効になっており、18 か月ごとに行われます。この操作では、データベース暗号化キーの暗号化解除と再暗号化のみが行われます。

システムは、24 時間以内に Azure のキー コンテナーで見つかった最新のキー バージョンで TDE 保護機能を自動更新します。自動更新機能は、通常のプロテクターの自動回転と組み合わせることで、TDE プロテクターにエンドツーエンドのゼロタッチ回転システムを提供します。