ai-center
2021.10
false
重要 :
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サポート対象外
AI Center インストール ガイド
Automation CloudAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年11月11日

AI Center をアップグレードする

AI Center をあるマイナー バージョンから別のマイナー バージョンにアップグレードする (例: 2021.10.1 から 2021.10.2) には、このページの手順を使用します。

注: アップグレード中に新しいデプロイが存在しないことを確認してください。
重要:

AI Center をバージョン 2021.10.3 または 2021.10.4 から新しいバージョンにアップグレードする場合は、データの破損を防ぐために、Ceph のバージョンを 16.2.6 から 15.2.9 にダウングレードする必要があります。

詳細については、「Ceph を 16.2.6 から 15.2.9 にダウングレードする」をご覧ください。

デプロイ モードアップグレード手順
オンラインのシングルノードの評価モードオンラインのシングルノードの評価モード
オフラインのシングルノードの評価モードオフラインのシングルノードの評価モード
オンラインのマルチノードの高可用性対応の運用環境モードオンラインのマルチノードの高可用性対応の運用環境モード
オフラインのマルチノードの高可用性対応の運用環境モードオフラインのマルチノードの高可用性対応の運用環境モード

オンラインのシングルノードの評価モード

準備

  1. ノードに十分なディスク領域があることを確認します。
  2. サーバーで新しいインストーラー (installer.zip) をダウンロードして解凍します。
  3. 元の cluster_config.json ファイルをサーバーで使用できるようにします。
  4. 次のように、新しい cluster_config.json ファイルを生成します。
  • 古い cluster_config.json がある場合は、次のコマンドを使用して、クラスターから構成ファイルを生成します。

cd /path/to/new-installer ./configureUiPathAS.sh config get -i /path/to/old/cluster_config.json -o /path/to/store/generated/cluster_config.json

  • 古い cluster_config.json ファイルがない場合は、次のコマンドを実行します。

cd /path/to/new-installer ./configureUiPathAS.sh config get -o /path/to/store/generated/cluster_config.json

注: cluster_config.json のパラメーターの設定方法について詳しくは、「構成ファイルを使用する」をご覧ください。

実行

メンテナンスとバックアップ

  1. クラスターのバックアップが有効化されていることを確認します。詳細については、「クラスターをバックアップおよび復元する」をご覧ください。
  2. SSH を介してサーバー ノードに接続します。
  3. 次のコマンドを実行し、必要なすべてのボリュームがクラスターにバックアップされていることを確認します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh verify-volumes-backup/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh verify-volumes-backup
    注: バックアップには時間がかかることがあるため、その場合は 15 分から 20 分ほど待ってから再度ボリュームのバックアップを確認してください。
  4. 次の手順に従って、クラスターをメンテナンス モードにします。
  5. 次のコマンドを実行します。

    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh enable-maintenance-mode

  6. 次のコマンドを実行して、クラスターがメンテナンス モードであることを確認します。

    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled

  7. SQL データベースのバックアップを作成します。

サーバー上のインフラストラクチャとサービスをアップグレードする

  1. SSH を介してサーバーに接続します。
  2. sudo su - を実行してルートになります。
  3. パッチの JSON ファイル内の redis セクションを削除します。
    アップグレードに関する既知の問題により、/opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json ファイルを手動で編集する必要があります。この問題は v2022.4 で修正されています。
    編集するには、テキスト エディターを使用してファイルを開き、22 行目から 25 行目を削除し、21 行目の末尾の , を削除します。
    vi /opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json
    remove the lines: 
    {
        "upgradeScriptName": "redis_remove.sh",
        "upgradeScriptArguments": ""
    }
    remove comma on above line.vi /opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json
    remove the lines: 
    {
        "upgradeScriptName": "redis_remove.sh",
        "upgradeScriptArguments": ""
    }
    remove comma on above line.

    変更後のファイルは以下のようになります。

    {
        "minSourceVersion": "<version_number>",
        "maxSourceVersion": "<version_number>",
        "minTargetVersion": "<version_number>",
        "maxTargetVersion": "<version_number>",
        "pre_infra_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "longhorn-single-to-multiple-replicas.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_infra_steps": [],
        "pre_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "delete-immutable-jobs.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            },
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-pre-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-post-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "pre_services_steps": [],
        "post_services_steps": []
    }{
        "minSourceVersion": "<version_number>",
        "maxSourceVersion": "<version_number>",
        "minTargetVersion": "<version_number>",
        "maxTargetVersion": "<version_number>",
        "pre_infra_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "longhorn-single-to-multiple-replicas.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_infra_steps": [],
        "pre_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "delete-immutable-jobs.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            },
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-pre-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-post-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "pre_services_steps": [],
        "post_services_steps": []
    }
  4. 次のコマンドを実行して、インフラストラクチャとサーバーをアップグレードします。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
  5. 次のコマンドを実行してファブリックをアップグレードします。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -f -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -f -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
  6. 以下のコマンドを使用してソフトウェア インストーラーを実行します。

    まず、Identity Server に接続してインストール トークンを取得する必要があります。次に、このトークンをコピーして cluster_config.json ファイルのプレースホルダーに貼り付けます。

    トークンを貼り付けたら、AI Center のインストールを実行できます。

    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -s -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -s -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
    注: アップグレード中にはすべてのサービスが起動されている必要があるため、このコマンドは有効化したメンテナンス モードをアップグレード前に無効化します。また、このコマンドは、クラスター ステートのバックアップを作成し、スケジュールされているその他すべてのバックアップを一時停止します。
  7. アップグレードと検証が正常に終了したら、次のコマンドを実行することにより、ノード上でバックアップ スケジュールを再開します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups

エラー時のロールバック

準備

  1. 古いバンドルを保存するための個別フォルダーを作成し、そのフォルダー内で次の操作を実行します。
  2. 旧バージョンのインストーラー (installer.zip) をノードにダウンロードして解凍します。
    注: sudo chmod 755 -R <installer-folder> を実行し、フォルダーに適切な権限を付与します。
  3. restore.json ファイルを作成し、これをすべてのノードにコピーします。詳細については、「クラスターをバックアップおよび復元する」をご覧ください。
  4. プライマリ サーバーの次の場所に etcd バックアップ データが存在することを確認します。/mnt/backup/backup/<etcdBackupPath>/<node-name>/snapshots
    • etcdBackupPath - これは、バックアップの node-name を有効化している場合に backup.json で指定されたものと同じです。
    • node-name - プライマリ サーバーの仮想マシンのホスト名。

クラスター クリーンアップ

  1. 専用のスクリプトをコピーして実行し、そのノードからすべてをアンインストールします。この手順をすべてのノードに対して実行します。詳しくは、「トラブルシューティング」の「クラスターをアンインストールする方法」セクションをご覧ください。
  2. すべての UiPath データベースを、アップグレード前に作成したバックアップに復元します。

サーバー ノードでインフラストラクチャを復元する

  1. SSH を介してサーバーに接続します。
  2. 次のコマンドを実行してインフラストラクチャを復元します。
    /path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r --accept-license-agreement --install-type online/path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r --accept-license-agreement --install-type online

ボリューム データを復元する

  1. SSH を介してサーバーに接続します。
  2. 新しいインストーラー フォルダーに移動します。
    注: 以前のインフラストラクチャ復元コマンドは、古いインストーラーを使用して実行されていました。次のコマンドは、新しいインストーラー バンドルを使用して実行されます。
  3. 次のコマンドを実行して、クラスターでメンテナンス モードを無効化します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh disable-maintenance-mode/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh disable-maintenance-mode
  4. 次のコマンドを実行して、メンテナンス モードが無効であることを確認します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled
  5. インフラストラクチャ復元段階で使用された restore.json ファイルを、新しいインストーラー バンドル フォルダーにコピーします。
  6. 新しいインストーラー バンドルから次のコマンドを実行し、ボリュームを復元します。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh -i /path/to/new-installer/restore.json -o /path/to/new-installer/output.json -r --volume-restore --accept-license-agreement --install-type online/path/to/new-installer/install-uipath.sh -i /path/to/new-installer/restore.json -o /path/to/new-installer/output.json -r --volume-restore --accept-license-agreement --install-type online
  7. 復元が完了したら、すべてが復元され、適切に機能していることを確認します。
  8. アップグレード時には、スケジュールされたバックアップがプライマリ ノードで無効化されていました。これらを再度有効化するには、次のコマンドを実行します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups

オフラインのシングルノードの評価モード

準備

  1. ノードに十分なディスク領域があることを確認します。
  2. 選択したサーバーで、オフライン バンドルをすべて (sf.tar.gz) ダウンロードします。
  3. プライマリ サーバーで、新しいインストーラー (installer.zip) をダウンロードして解凍します。
    注: sudo chmod 755 -R <installer-folder> を実行し、フォルダーに適切な権限を付与します。
  4. 元の cluster_config.json ファイルをサーバーで使用できるようにします。
  5. 次のように、新しい cluster_config.json ファイルを生成します。
    • 古い cluster_config.json がある場合は、次のコマンドを使用して、クラスターから構成ファイルを生成します。

cd /path/to/new-installer ./configureUiPathAS.sh config get -i /path/to/old/cluster_config.json -o /path/to/store/generated/cluster_config.json

  • 古い構成ファイルがない場合は、次のコマンドを実行します。

cd /path/to/new-installer ./configureUiPathAS.sh config get -o /path/to/store/generated/cluster_config.json

注: 残りのパラメーターを入力するには「構成ファイルを使用する」をご覧ください。

実行

メンテナンスとバックアップ

  1. クラスターのバックアップが有効化されていることを確認します。
  2. SSH を介してサーバー ノードに接続します。
  3. 次のコマンドを実行して、すべてのボリュームがクラスターにバックアップされていることを確認します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh verify-volumes-backup/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh verify-volumes-backup
    注: バックアップには時間がかかることがあるため、その場合は 15 分から 20 分ほど待ってから再度ボリュームのバックアップを確認してください。
  4. 次の手順に従って、クラスターをメンテナンス モードにします。
  5. 次のコマンドを実行します。

    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh enable-maintenance-mode

  6. 次のコマンドを実行して、クラスターがメンテナンス モードであることを確認します。

    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled

  7. SQL データベースのバックアップを作成します。

サーバー上のインフラストラクチャとサービスをアップグレードする

  1. SSH を介してサーバーに接続します。
  2. sudo su - を実行してルートになります。
  3. パッチの JSON ファイル内の redis セクションを削除します。
    アップグレードに関する既知の問題により、/opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json ファイルを手動で編集する必要があります。この問題は v2022.4 で修正されています。
    編集するには、テキスト エディターを使用してファイルを開き、22 行目から 25 行目を削除し、21 行目の末尾の , を削除します。
    vi /opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json
    remove the lines: 
    {
        "upgradeScriptName": "redis_remove.sh",
        "upgradeScriptArguments": ""
    }
    remove comma on above line.vi /opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json
    remove the lines: 
    {
        "upgradeScriptName": "redis_remove.sh",
        "upgradeScriptArguments": ""
    }
    remove comma on above line.

    変更後のファイルは以下のようになります。

    {
        "minSourceVersion": "<version_number>",
        "maxSourceVersion": "<version_number>",
        "minTargetVersion": "<version_number>",
        "maxTargetVersion": "<version_number>",
        "pre_infra_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "longhorn-single-to-multiple-replicas.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_infra_steps": [],
        "pre_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "delete-immutable-jobs.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            },
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-pre-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-post-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "pre_services_steps": [],
        "post_services_steps": []
    }{
        "minSourceVersion": "<version_number>",
        "maxSourceVersion": "<version_number>",
        "minTargetVersion": "<version_number>",
        "maxTargetVersion": "<version_number>",
        "pre_infra_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "longhorn-single-to-multiple-replicas.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_infra_steps": [],
        "pre_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "delete-immutable-jobs.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            },
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-pre-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-post-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "pre_services_steps": [],
        "post_services_steps": []
    }
  4. 次のコマンドを実行して、インフラストラクチャをアップグレードします。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
  5. 次のコマンドを実行してファブリックをアップグレードします。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -f -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -f -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
  6. 以下のコマンドを使用してソフトウェア インストーラーを実行します。

    まず、Identity Server に接続してインストール トークンを取得する必要があります。次に、このトークンをコピーして cluster_config.json ファイルのプレースホルダーに貼り付けます。

    トークンを貼り付けたら、AI Center のインストールを実行できます。

    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -s -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -s -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
    注: アップグレード中にはすべてのサービスが起動されている必要があるため、このコマンドは有効化したメンテナンス モードをアップグレード前に無効化します。また、このコマンドは、クラスター ステートのバックアップを作成し、スケジュールされているその他すべてのバックアップを一時停止します。
  7. アップグレードと検証が正常に終了したら、次のコマンドを実行することにより、ノード上でバックアップ スケジュールを再開します。

    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups

エラー時のロールバック

準備

  1. 古いバンドルを保存するための個別フォルダーを作成し、そのフォルダー内で次の操作を実行します。
  2. すべてのノードで、古いバージョンに対応する、インフラストラクチャのみのオフライン バンドル (sf-infra-bundle.tar.gz) をダウンロードします。
  3. 旧バージョンのインストーラー (installer.zip) をすべてのノードにダウンロードして解凍します。
    注: sudo chmod 755 -R <installer-folder> を実行し、フォルダーに適切な権限を付与します。
  4. restore.json ファイルを作成し、これをノードにコピーします。詳細については、「クラスターをバックアップおよび復元する」をご覧ください。
  5. プライマリ サーバーの次の場所に etcd バックアップ データが存在することを確認します。/mnt/backup/backup/<etcdBackupPath>/<node-name>/snapshots
    • etcdBackupPath - これは、バックアップの node-name を有効化している場合に backup.json で指定されたものと同じです。
    • node-name - プライマリ サーバーの仮想マシンのホスト名。

クラスター クリーンアップ

  1. 専用のスクリプトをコピーして実行し、そのノードからすべてをアンインストールします。詳しくは、「トラブルシューティング」の「クラスターをアンインストールする方法」セクションをご覧ください。
  2. すべての UiPath データベースを、アップグレード前に作成した古いバックアップに復元します。

サーバー ノードでインフラストラクチャを復元する

  1. サーバー ノードに接続します。
  2. 次のコマンドを実行してインフラストラクチャを復元します。
    /path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r --offline-bundle "/path/to/older-version/sf-infra-bundle.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath --install-offline-prereqs --accept-license-agreement --install-type offline/path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r --offline-bundle "/path/to/older-version/sf-infra-bundle.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath --install-offline-prereqs --accept-license-agreement --install-type offline

ボリューム データを復元する

  1. SSH を介してサーバーに接続します。
  2. 新しいインストーラー フォルダーに移動します。
    注: 以前のインフラストラクチャ復元コマンドは、古いインストーラーを使用して実行されていました。次のコマンドは、新しいインストーラー バンドルを使用して実行されます。
  3. 次のコマンドを実行して、クラスターでメンテナンス モードを無効化します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh disable-maintenance-mode/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh disable-maintenance-mode
  4. 次のコマンドを実行して、メンテナンス モードが無効であることを確認します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled
  5. インフラストラクチャ復元段階で使用された restore.json ファイルを、新しいインストーラー バンドル フォルダーにコピーします。
  6. 次のコマンドを実行して、新しいインストーラー バンドルからボリュームを復元します。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh -i /path/to/new-installer/restore.json -o /path/to/new-installer/output.json -r --volume-restore --accept-license-agreement --install-type offline/path/to/new-installer/install-uipath.sh -i /path/to/new-installer/restore.json -o /path/to/new-installer/output.json -r --volume-restore --accept-license-agreement --install-type offline
  7. 復元が完了したら、すべてが復元され、適切に機能していることを確認します。
  8. アップグレード時には、スケジュールされたバックアップがこのノードで無効化されていました。これらを再度有効化するには、次のコマンドを実行します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups

オンラインのマルチノードの高可用性対応の運用環境モード

準備

  1. オンライン インストールのディスク要件を満たすサーバー (エージェントではない) を特定します。これは、このドキュメントでは、プライマリ サーバーと呼ばれています。自己署名証明書を使用している場合は、次のコマンドを実行します。
    <h3>Please replace /path/to/cert with path to location where you want to store certificates.
    sudo ./configureUiPathAS.sh tls-cert get --outpath /path/to/cert
    ### Now copy the ca.crt file generated in above location to trust store location
    sudo cp --remove-destination /part/to/cert/ca.crt /etc/pki/ca-trust/source/anchors/
    ### Update the trust store
    sudo update-ca-trust</h3><h3>Please replace /path/to/cert with path to location where you want to store certificates.
    sudo ./configureUiPathAS.sh tls-cert get --outpath /path/to/cert
    ### Now copy the ca.crt file generated in above location to trust store location
    sudo cp --remove-destination /part/to/cert/ca.crt /etc/pki/ca-trust/source/anchors/
    ### Update the trust store
    sudo update-ca-trust</h3>
  2. すべてのノードで、新しいインストーラー (installer.zip) をダウンロードして解凍します。
    注: sudo chmod 755 -R <installer-folder> を実行し、フォルダーに適切な権限を付与します。
  3. 元の cluster_config.json ファイルをプライマリ サーバーで使用できるようにします。
  4. 次のように、新しい cluster_config.json ファイルを生成します。
    • 古い cluster_config.json ファイルがある場合は、次のコマンドを使用して、クラスターから構成ファイルを生成します。

cd /path/to/new-installer ./configureUiPathAS.sh config get -i /path/to/old/cluster_config.json -o /path/to/store/generated/cluster_config.json

  • 古い構成ファイルがない場合は、次のコマンドを実行します。

cd /path/to/new-installer ./configureUiPathAS.sh config get -o /path/to/store/generated/cluster_config.json

5. この cluster_config.json を、すべてのノードのインストーラー フォルダーにコピーします。

実行

メンテナンスとバックアップ

  1. クラスターのバックアップが有効化されていることを確認します。
  2. SSH を介していずれかのサーバー ノードに接続します。
  3. /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh verify-volumes-backup を実行し、必要なすべてのボリュームがクラスターにバックアップされていることを確認します。
    注: バックアップには時間がかかることがあるため、その場合は 15 分から 20 分ほど待ってから再度ボリュームのバックアップを確認してください。
  4. 次の手順に従って、クラスターをメンテナンス モードにします。
  5. 次のコマンドを実行します。

    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh enable-maintenance-mode

  6. 次のコマンドを実行して、クラスターがメンテナンス モードであることを確認します。

    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled

  7. SQL データベースのバックアップを作成します。

サーバー上のインフラストラクチャをアップグレードする

  1. SSH を介して各サーバーに接続します。
  2. sudo su - を実行してルートになります。
  3. すべてのサーバーで次のコマンドを実行します。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json

このコマンドの一部として、クラスター ステートのバックアップも作成され、スケジュールされているその他すべてのバックアップが一時停止されます。

注: また、このコマンドは、クラスター ステートのバックアップを作成し、スケジュールされているその他すべてのバックアップを一時停止します。

エージェント上のインフラストラクチャをアップグレードする

  1. SSH を介して各サーバーに接続します。
  2. sudo su - を実行してルートになります。
  3. 次のコマンドを実行します。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json

プライマリ サーバーでアップグレードの残りを実行する

  1. SSH を介してプライマリ サーバーに接続します。
  2. sudo su - を実行してルートになります。
  3. パッチの JSON ファイル内の redis セクションを削除します。
    アップグレードに関する既知の問題により、/opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json ファイルを手動で編集する必要があります。この問題は v2022.4 で修正されています。
    編集するには、テキスト エディターを使用してファイルを開き、22 行目から 25 行目を削除し、21 行目の末尾の , を削除します。
    vi /opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json
    remove the lines: 
    {
        "upgradeScriptName": "redis_remove.sh",
        "upgradeScriptArguments": ""
    }
    remove comma on above line.vi /opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json
    remove the lines: 
    {
        "upgradeScriptName": "redis_remove.sh",
        "upgradeScriptArguments": ""
    }
    remove comma on above line.

    変更後のファイルは以下のようになります。

    {
        "minSourceVersion": "<version_number>",
        "maxSourceVersion": "<version_number>",
        "minTargetVersion": "<version_number>",
        "maxTargetVersion": "<version_number>",
        "pre_infra_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "longhorn-single-to-multiple-replicas.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_infra_steps": [],
        "pre_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "delete-immutable-jobs.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            },
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-pre-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-post-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "pre_services_steps": [],
        "post_services_steps": []
    }{
        "minSourceVersion": "<version_number>",
        "maxSourceVersion": "<version_number>",
        "minTargetVersion": "<version_number>",
        "maxTargetVersion": "<version_number>",
        "pre_infra_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "longhorn-single-to-multiple-replicas.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_infra_steps": [],
        "pre_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "delete-immutable-jobs.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            },
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-pre-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-post-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "pre_services_steps": [],
        "post_services_steps": []
    }
  4. 次のコマンドを実行してファブリックをアップグレードします。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -f -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -f -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
  5. 以下のコマンドを使用してソフトウェア インストーラーを実行します。

    まず、Identity Server に接続してインストール トークンを取得する必要があります。次に、このトークンをコピーして cluster_config.json ファイルのプレースホルダーに貼り付けます。

    トークンを貼り付けたら、AI Center のインストールを実行できます。

    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -s -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -s -i /path/to/cluster_config.json --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
    注: アップグレード中にはすべてのサービスが起動されている必要があるため、このコマンドは有効化したメンテナンス モードをアップグレード前に無効化します。
  6. アップグレードと検証が正常に終了したら、次のコマンドを実行することにより、ノード上でバックアップ スケジュールを再開します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups

エラー時のロールバック

準備

  1. 古いバンドルを保存するための個別フォルダーを作成し、そのフォルダー内で次の操作を実行します。
  2. 旧バージョンのインストーラー (installer.zip) をすべてのノードにダウンロードして解凍します。
    注: sudo chmod 755 -R <installer-folder> を実行し、フォルダーに適切な権限を付与します。
  3. restore.json ファイルを作成し、これをすべてのノードにコピーします。
  4. プライマリ ノードの次の場所に etcd バックアップ データが存在することを確認します。/mnt/backup/backup/<etcdBackupPath>/<node-name>/snapshots
    • etcdBackupPath - これは、バックアップの node-name を有効化している場合に backup.json で指定されたものと同じです。
  5. node-name - プライマリ サーバーの仮想マシンのホスト名。

クラスター クリーンアップ

  1. 専用のスクリプトをコピーして実行し、そのノードからすべてをアンインストールします。この手順をすべてのノードに対して実行します。詳しくは、「トラブルシューティング」の「クラスターをアンインストールする方法」セクションをご覧ください。
  2. すべての UiPath データベースを、アップグレード前に作成した古いバックアップに復元します。

サーバー ノードでインフラストラクチャを復元する

  1. プライマリ サーバーに接続します。これは、アップグレード時に選択したサーバー ノードと同じである必要があります。
  2. 次のコマンドを実行してインフラストラクチャを復元します。
    /path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r --accept-license-agreement --install-type online/path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r --accept-license-agreement --install-type online
  3. SSH を介して残りのサーバー ノードに 1 つずつ接続します。
  4. サーバー ノードで 1 つずつ次のコマンドを実行し、これらのノードでインフラストラクチャを復元します。これらの並列実行はサポートされていません。
    /path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r -j server --accept-license-agreement --install-type online/path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r -j server --accept-license-agreement --install-type online

エージェント ノードでインフラストラクチャを復元する

  1. SSH を介して各エージェント VM に接続します。
  2. 次のコマンドを実行して、これらのノードでインフラストラクチャを復元します。
    /path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r -j agent --accept-license-agreement --install-type online/path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r -j agent --accept-license-agreement --install-type online

ボリューム データを復元する

  1. SSH を介してプライマリ サーバーに接続します。
  2. 新しいインストーラー フォルダーに移動します。
    注: 以前のインフラストラクチャ復元コマンドは、古いインストーラーを使用して実行されていました。次のコマンドは、新しいインストーラー バンドルを使用して実行されます。
  3. 次のコマンドを実行して、クラスターでメンテナンス モードを無効化します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh disable-maintenance-mode/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh disable-maintenance-mode
  4. 次のコマンドを実行して、メンテナンス モードが無効であることを確認します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled
  5. インフラストラクチャ復元段階で使用された restore.json ファイルを、新しいインストーラー バンドル フォルダーにコピーします。
  6. 次のコマンドを実行して、新しいインストーラー バンドルからボリュームの復元を実行します。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh -i /path/to/new-installer/restore.json -o /path/to/new-installer/output.json -r --volume-restore --accept-license-agreement --install-type online/path/to/new-installer/install-uipath.sh -i /path/to/new-installer/restore.json -o /path/to/new-installer/output.json -r --volume-restore --accept-license-agreement --install-type online
  7. 復元が完了したら、すべてが復元され、適切に機能していることを確認します。
  8. アップグレード時には、スケジュールされたバックアップがプライマリ ノードで無効化されていました。これらを再度有効化するには、次のコマンドを実行します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups

オフラインのマルチノードの高可用性対応の運用環境モード

準備

  1. オフライン インストールのディスク要件を満たすサーバー (エージェントではない) を特定します。これは、このドキュメントでは、プライマリ サーバーと呼ばれています。

    自己署名証明書を使用している場合は、次のコマンドを実行します。

    <h3>Please replace /path/to/cert with path to location where you want to store certificates.
    sudo ./configureUiPathAS.sh tls-cert get --outpath /path/to/cert
    ### Now copy the ca.crt file generated in above location to trust store location
    sudo cp --remove-destination /part/to/cert/ca.crt /etc/pki/ca-trust/source/anchors/
    ### Update the trust store
    sudo update-ca-trust</h3><h3>Please replace /path/to/cert with path to location where you want to store certificates.
    sudo ./configureUiPathAS.sh tls-cert get --outpath /path/to/cert
    ### Now copy the ca.crt file generated in above location to trust store location
    sudo cp --remove-destination /part/to/cert/ca.crt /etc/pki/ca-trust/source/anchors/
    ### Update the trust store
    sudo update-ca-trust</h3>
  2. 選択したサーバーで、オフライン バンドルをすべて (sf.tar.gz) ダウンロードします。
  3. その他すべてのノードで、インフラストラクチャのみのオフライン バンドル (sf-infra.tar.gz) をダウンロードします。
  4. すべてのノードで、新しいインストーラー (installer.zip) をダウンロードして解凍します。
    注: sudo chmod 755 -R <installer-folder> を実行し、フォルダーに適切な権限を付与します。
  5. 元の cluster_config.json をプライマリ サーバーで使用できるようにします。
  6. 次のように、新しい cluster_config.json ファイルを生成します。
    • 古い cluster_config.json ファイルがある場合は、次のコマンドを使用して、クラスターから構成ファイルを生成します。

      cd /path/to/new-installer ./configureUiPathAS.sh config get -i /path/to/old/cluster_config.json -o /path/to/store/generated/cluster_config.json

    • 古い cluster config ファイルがない場合は、次のコマンドを実行します。

      cd /path/to/new-installer ./configureUiPathAS.sh config get -o /path/to/store/generated/cluster_config.json

  7. この cluster_config.json を、すべてのノードのインストーラー フォルダーにコピーします。

実行

メンテナンスとバックアップ

  1. クラスターのバックアップが有効化されていることを確認します。
  2. SSH を介していずれかのサーバー ノードに接続します。
  3. 次のコマンドを実行し、必要なすべてのボリュームがクラスターにバックアップされていることを確認します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh verify-volumes-backup/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh verify-volumes-backup
    注: バックアップには時間がかかることがあるため、その場合は 15 分から 20 分ほど待ってから再度ボリュームのバックアップを確認してください。
  4. 次の手順に従って、クラスターをメンテナンス モードにします。
  5. 次のコマンドを実行します。

    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh enable-maintenance-mode

  6. 次のコマンドを実行して、クラスターがメンテナンス モードであることを確認します。

    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled

  7. SQL データベースのバックアップを作成します。

サーバー上のインフラストラクチャをアップグレードする

  1. SSH を介して各サーバーに接続します。
  2. sudo su - を実行してルートになります。
  3. すべてのサーバー ノードで次のコマンドを実行します。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf-infra.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf-infra.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
    注: また、このコマンドは、クラスター ステートのバックアップを作成し、スケジュールされているその他すべてのバックアップを一時停止します。

エージェント上のインフラストラクチャをアップグレードする

  1. SSH を介して各サーバーに接続します。
  2. sudo su - を実行してルートになります。
  3. 次のコマンドを実行します。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf-infra.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -k -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf-infra.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json

プライマリ サーバーでアップグレードの残りを実行する

  1. SSH を介してプライマリ サーバーに接続します。
  2. sudo su - を実行してルートになります。
  3. パッチの JSON ファイル内の redis セクションを削除します。
    アップグレードに関する既知の問題により、/opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json ファイルを手動で編集する必要があります。この問題は v2022.4 で修正されています。
    編集するには、テキスト エディターを使用してファイルを開き、22 行目から 25 行目を削除し、21 行目の末尾の , を削除します。
    vi /opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json
    remove the lines: 
    {
        "upgradeScriptName": "redis_remove.sh",
        "upgradeScriptArguments": ""
    }
    remove comma on above line.vi /opt/UiPathAutomationSuite/Installer/Upgrade/paths/patch.json
    remove the lines: 
    {
        "upgradeScriptName": "redis_remove.sh",
        "upgradeScriptArguments": ""
    }
    remove comma on above line.

    変更後のファイルは以下のようになります。

    {
        "minSourceVersion": "<version_number>",
        "maxSourceVersion": "<version_number>",
        "minTargetVersion": "<version_number>",
        "maxTargetVersion": "<version_number>",
        "pre_infra_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "longhorn-single-to-multiple-replicas.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_infra_steps": [],
        "pre_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "delete-immutable-jobs.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            },
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-pre-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-post-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "pre_services_steps": [],
        "post_services_steps": []
    }{
        "minSourceVersion": "<version_number>",
        "maxSourceVersion": "<version_number>",
        "minTargetVersion": "<version_number>",
        "maxTargetVersion": "<version_number>",
        "pre_infra_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "longhorn-single-to-multiple-replicas.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_infra_steps": [],
        "pre_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "delete-immutable-jobs.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            },
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-pre-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "post_fabric_steps": [
            {
                "upgradeScriptName": "rook-ceph-post-1.7.9.sh",
                "upgradeScriptArguments": ""
            }
        ],
        "pre_services_steps": [],
        "post_services_steps": []
    }
  4. 次のコマンドを実行してファブリックをアップグレードします。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -f -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -f -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
  5. 以下のコマンドを使用してソフトウェア インストーラーを実行します。

    まず、Identity Server に接続してインストール トークンを取得する必要があります。次に、このトークンをコピーして cluster_config.json ファイルのプレースホルダーに貼り付けます。

    トークンを貼り付けたら、AI Center のインストールを実行できます。

    /path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -s -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json/path/to/new-installer/install-uipath.sh --upgrade --install-standalone-aicenter -s -i /path/to/cluster_config.json --offline-bundle "/path/to/sf.tar.gz" --offline-tmp-folder /uipath/tmp --install-offline-prereqs --accept-license-agreement -o /path/to/output.json
    注: アップグレード中にはすべてのサービスが起動されている必要があるため、このコマンドは有効化したメンテナンス モードをアップグレード前に無効化します。
  6. アップグレードと検証が正常に終了したら、次のコマンドを実行することにより、ノード上でバックアップ スケジュールを再開します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups

エラー時のロールバック

準備

  1. 古いバンドルを保存するための個別フォルダーを作成し、そのフォルダー内で次の操作を実行します。
  2. 旧バージョンのインストーラー (installer.zip) をすべてのノードにダウンロードして解凍します。
    注: sudo chmod 755 -R <installer-folder> を実行し、フォルダーに適切な権限を付与します。
  3. restore.json ファイルを作成し、これをすべてのノードにコピーします。
  4. プライマリ サーバーの次の場所に etcd バックアップ データが存在することを確認します。/mnt/backup/backup/<etcdBackupPath>/<node-name>/snapshots
    • etcdBackupPath - これは、バックアップの node-name を有効化している場合に backup.json で指定されたものと同じです。
    • node-name - プライマリ サーバーの仮想マシンのホスト名。

クラスター クリーンアップ

  1. 専用のスクリプトをコピーして実行し、そのノードからすべてをアンインストールします。この手順をすべてのノードに対して実行します。詳しくは、「トラブルシューティング」の「クラスターをアンインストールする方法」セクションをご覧ください。
  2. すべての UiPath データベースを、アップグレード前に作成した古いバックアップに復元します。

サーバー ノードでインフラストラクチャを復元する

  1. プライマリ サーバー (アップグレード時に選択したものと同じ) に接続します。
  2. 次のコマンドを実行してインフラストラクチャを復元します。
    /path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r --accept-license-agreement --install-type online/path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r --accept-license-agreement --install-type online
  3. SSH を介して残りのサーバー ノードに 1 つずつ接続します。
  4. 次のコマンドを実行して、これらのノードでインフラストラクチャを復元します。
    /path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r -j server --accept-license-agreement --install-type online/path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r -j server --accept-license-agreement --install-type online
    注: このコマンドをサーバー ノードで 1 つずつ実行します。これらの並列実行はサポートされていません。

エージェント ノードでインフラストラクチャを復元する

  1. SSH を介して各エージェント VM に接続します。
  2. 次のコマンドを実行して、これらのノードでインフラストラクチャを復元します。
    /path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r -j agent --accept-license-agreement --install-type online/path/to/older-installer/install-uipath.sh -i /path/to/restore.json -o /path/to/output.json -r -j agent --accept-license-agreement --install-type online

ボリューム データを復元する

  1. SSH を介してプライマリ サーバーに接続します。
  2. 新しいインストーラー フォルダーに移動します。
    注: 以前のインフラストラクチャ復元コマンドは、古いインストーラーを使用して実行されていました。次のコマンドは、新しいインストーラー バンドルを使用して実行されます。
  3. 次のコマンドを実行して、クラスターでメンテナンス モードを無効化します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh disable-maintenance-mode/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh disable-maintenance-mode
  4. 次のコマンドを実行して、メンテナンス モードが無効であることを確認します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh is-maintenance-enabled
  5. インフラストラクチャ復元段階で使用された restore.jsonfile を、新しいインストーラー バンドル フォルダーにコピーします。
  6. 次のコマンドを実行して、新しいインストーラー バンドルからボリュームを復元します。
    /path/to/new-installer/install-uipath.sh -i /path/to/new-installer/restore.json -o /path/to/new-installer/output.json -r --volume-restore --accept-license-agreement --install-type online/path/to/new-installer/install-uipath.sh -i /path/to/new-installer/restore.json -o /path/to/new-installer/output.json -r --volume-restore --accept-license-agreement --install-type online
  7. 復元が完了したら、すべてが復元され、適切に機能していることを確認します。
  8. アップグレード時には、スケジュールされたバックアップがプライマリ ノードで無効化されていました。これらを再度有効化するには、次のコマンドを実行します。
    /path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups/path/to/new-installer/configureUiPathAS.sh resume-scheduled-backups

Ceph を 16.2.6 から 15.2.9 にダウングレードする

Ceph のダウンロードについて詳しくは、『Automation Suite ガイド』の「Ceph を 16.2.6 から 15.2.9 にダウングレードする」をご覧ください。

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