- リリース ノート
- はじめる前に
- 基本情報
- インストールとアップグレード
- アクティビティ
- 長期実行ワークフローを設計する
- ジョブを開始し参照を取得 (Start Job And Get Reference)
- ジョブ完了まで待機し再開
- キュー アイテムを追加し参照を取得 (Add Queue Item And Get Reference)
- キュー アイテム完了まで待機し再開
- フォーム タスクを作成
- フォーム タスク完了まで待機し再開
- 時間差で再開 (Resume After Delay)
- タスクを割り当て
- 外部タスクを作成
- 外部タスクの完了を待機して再開
- タスクを完了する
- タスクを転送 (Forward Task)
- フォーム タスクを取得 (Get Form Tasks)
- タスク データを取得 (Get Task Data)
- タスクのコメントを追加
- タスクのラベルを更新
- アクション
- プロセス
- トラブルシューティング
2021.10.0
今回のリリースでも、Action Center に様々な新機能が追加されました。
複数のフォームの一括完了用オプションの追加、アクセシビリティ サポートの改善、よりスムーズなロボットとの対話の実現と共に、他にもさまざまな改善を行いました。
詳細については以下の各セクションをご覧ください。
2021.4 のリリース ノートでお知らせしたとおり、アクションに関わる管理機能が Orchestrator で非推奨となりました。これをもって、アクションに関する機能は Action Center に完全に移行しました。Action Center でアクションを割り当て、転送、完了し、さらにアクション カタログを管理できます。なお、Orchestrator で管理していた既存のアクションのリンクは、インストーラーによって Action Center のインターフェイスにすべてリダイレクトされますのでご安心ください。ユーザー側で必要な作業はオンプレミス版 Action Center のインストールまたはアップグレードのみですが、Action Center を 1 つの Orchestrator インスタンスに接続する必要がありますのでご注意ください。Action Center は、Orchestrator と同じサーバーまたは別のサーバーにインストールされます。
Action Center のインターフェイスから直接アクション カタログを管理できるようになりました。これにより、Orchestrator にログインしなくてもアクション カタログを作成または編集できます。Action Center の上部にあるナビゲーション バーから、[管理者設定] にアクセスします。
アクション カタログの管理方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
Action Center に、類似したフォーム アクションを一括編集/一括完了するためのオプションを追加し、反復的なタスクを省略できるようにしました。フォームの設計時に [一括編集を有効化] 機能をオンにすることで、ビジネス ユーザーは大量の類似するアクションを開いて同じ値を入力したり、提出ボタンを何百回もクリックしたりする必要がなくなります。
詳しくは、こちらのドキュメントをご覧ください。
-
選択したプロセス実行の分析情報が確認できる 2 種類のページが追加され、Action Center に表示される無人プロセスを操作しやすくなりました。
[ログを表示] ページ - 失敗したプロセスのデバッグ、または実行状況の監視を行うことができます。[待機イベントを表示] ページ - 中断されたプロセスが、完了を待機しているイベントが表示されます。これらのページのアクセス方法と、ページに表示される情報の詳細については、「プロセスを活用する」をご覧ください。
-
プロセス パッケージ要件を表示する機能が Orchestrator に追加されたことにより、プロセスの設定から不足しているアクション カタログを素早く特定できるようになりました。
不足しているアクション カタログが見つかった場合は、Automation Cloud > [Actions] > [管理者設定] にアクセスし、必要なアクション カタログを追加します。
UiPath Assistant から長期実行のワークフローを開始できるようになりました。これまでは、長期実行のワークフローを実行できるのは Unattended ロボットのみでしたが、これからは Attended ロボットがアクションを生成し、生成されたアクションが Action Center で完了されるまで待機した後、対応するジョブの再開を Unattended ロボットに任せることができます。
MSI インストーラーの言語オプションにスペイン語とポルトガル語を新たに追加し、これらの言語で Action Center のインストール手順を実行できるようになりました。また、韓国語、簡体字中国語、スペイン語 (ラテン アメリカ) でも Action Center を利用できるようになりました。
v2021.10 から、Action Center が .NET Core 5.0 をサポートするようになりました。古いバージョンである .NET Core 3.1 も引き続きサポートします。Action Center のスタンドアロン インストールのソフトウェア要件について詳しくは、こちらをご覧ください。
ジョブの開始時に使用された時と同じユーザーとマシンのコンテキストで、中断されたジョブを再開できるようになりました。これにより、長期実行のワークフローで、必要な要件を満たすリソースやライセンスを使用できるようになりました。Orchestrator からこの機能を有効化する方法については、ドキュメントをご覧ください。
Action Center におけるアクセシビリティのサポートを強化し、キーボード操作の利便性も向上させました。これにより、ユーザーの生産性の向上にさらに貢献します。
- Tab キーを押すと UI セクション間を移動できます。また、Enter キーを押すと、その UI セクションにアクセスできます。
- Del キーを押すと適用されたフィルターを削除できます。
- Action Center のウィンドウ タブに、アクション ID またはプロセス名が表示されるようになりました。このため、複数のウィンドウ タブを開いていても、をすばやく識別できます。
v2021.10 の Action Center からは、ドキュメント理解系のアクション (検証と分類) で使用されるドキュメントの種類は、対応するタクソノミー内に単一のファイルとしても、グループの一部としても作成できます。
アクションのリストに適用中のフィルター条件の項目が、展開可能なメニュー画面に表示されるようにし、アクションのリストが表示されるスペースが十分に確保されるようにしました。
- IIS からローカルの Identity Server の証明書を更新した後に Action Center にサインインしようとすると、
Error 500
メッセージが返されます。この問題を回避するには、構成ファイルappsettings.Production.JSON
の証明書の拇印値を手動で更新してください。構成ファイルは、インストール フォルダーUiPath/Orchestrator/Identity
にあります。署名資格情報の設定を変更する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。 - [通貨] フィールドにオートフィルを使用して値を入力してから [保存] をクリックすると、[通貨] フィールドのみ保存されません。現在、この問題の解決に向けて対応中です。回避策として、[通貨] フィールドに値を入力する際は、オートフィルを使用せず値を直接キーボードで入力してください。