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UiPath リリース ノート

UiPath リリース ノート

2020.4.1

Release date: 11 May 2020

更新内容

Studio Pro

バージョン 2020.4.1 の Studio では、Test Suite 機能全体にアクセスできる Studio Pro ライセンスの提供を開始しました。Studio Pro は、現在は限定提供版です。

Studio Pro ライセンスでは、モバイル端末用のテスト プロジェクトの作成のほか、以下の機能にアクセスできます。

  • アプリケーション テスト: 自動化されたアプリケーション テストを行うための専用テスト ケースを作成します。
  • RPA テスト: ワークフローを直接テストし、実行時のアクティビティ カバレッジを確認します。
  • API テスト オートメーション: Postman コレクションをインストールしてテスト プロジェクトで使用します。

ガバナンス

特に大規模な組織の場合は、スケーラブルなオートメーションを構築するにあたっての共通のベスト プラクティスやコーディング規則を適用するために一定水準のガバナンスが必要です。Studio では以下の箇所でファイルベースのガバナンスが可能になりました。

ガバナンス ファイルを生成して複数のマシンにルールを適用する方法について詳しくはこちらをご覧ください。

実行証跡

[デバッグ] リボン タブに [実行証跡] 機能を追加し、アクティビティの正確な実行パスを確認できるようにしました。プロセスを実行すると、デザイナー パネル上で各アクティビティが強調表示およびマークされるので、実行状況をリアルタイムで確認できます。この機能について詳しくはこちらをご覧ください。

スピードと使用性

使いやすさとスピードは、オートメーションの開発にあたって重要な要素です。操作スピード向上の観点から、開発を素早く行うための機能を複数追加しました。

  • パッケージのアップグレード: 2 つの依存関係が同一パッケージの異なるバージョンを参照している場合、NuGet の依存関係を解決した結果としてダウングレードが生じることがあります。このような場合は不整合を避けるためにダイアログを表示して、パッケージのバージョンをアップグレードするかダウングレードするかを選択できます。
  • 名前空間の手動インポート: インストールしたカスタム アクティビティ パッケージの名前空間をインポートできます。このため、[コードを呼び出し] アクティビティなどを使用する際に、必要なデータ型をすぐに確認できます。また、コンテキスト メニューから名前空間を削除できる機能も追加しました。
  • パッケージ インストールの効率化: 利用規約の確認ダイアログを削除しました。このため UiPath パッケージをインストールする際に毎回 [承諾] ボタンをクリックする必要がなくなりました。
  • 実行/デバッグのオプションを Backstage ビュー > [設定] > [デザイン] から設定できるようにしました。任意のメソッドを設定すると、それを Studio のリボンで既定で使用できます。
  • .xaml ファイルやその他のファイルを追加する際、エクスプローラーから [プロジェクト] パネルに直接ドラッグ アンド ドロップしたり、コピー アンド ペーストしたりできるようにしました。
  • [プロジェクト] パネルからデザイナー パネルにファイルをドラッグ アンド ドロップして、そのファイルを別のワークフロー内で呼び出せるようにしました。
  • [アクティビティ] パネルで StudioX のアクティビティを表示・グループ化できるようにしました。StudioX で作成されたプロジェクトを Studio に追加したり Studioで編集したりする際に、StudioX アクティビティを簡単に確認できます。
  • アクティビティの表示名をシングルクリックではなくダブル クリックで編集できるようにしました。

改良点

ワークフロー アナライザー

ワークフロー アナライザーにルールを 2 つ追加しました。

  • パッケージの制限 (ST-USG-014): 指定したプロジェクト内でのアクティビティ パッケージの使用を制限します。
  • SecureString 変数の使用 (ST-SEC-008): ワークフロー内での SecureString 型変数の使用状況を確認します。

ソース管理

プロジェクトを TFS からチェックアウトする際に [リポジトリ ブラウザー] がプロセス内ですぐに表示され、チェックアウトするプロジェクトを参照して選択できるようになりました。この機能について詳しくはこちらをご覧ください。

Git の認証設定画面にオプションを追加し、認証にユーザー/パスワードを使用するか、トークンを使用するかを選択できるようにしました。

リモート リポジトリを管理できる [リモートを管理] ウィンドウを追加しました。コミットをプッシュする際に特定のリポジトリにプッシュできない場合に使用できます。

Studio が、Windows レベルで設定されたプロキシ サーバーの詳細を自動的に検出するようになりました。Git サポートについて詳しくはこちらをご覧ください。

バージョンが管理されていないファイルをプロジェクトに追加した際、そのファイルがソース管理のステータス バー上で変更としてカウントされるようにしました。

式エディター

[式エディター] に複数の改良を加えました。

  • デザイナー パネル上のアクティビティ内のフィールドから [式エディター] を開けるよう、コンテキスト メニューのオプションと Ctrl + Shift + E のショートカット キーを追加しました。
  • 式の中で選択したテキストから変数または引数を作成できるようにしました。
  • 式や変数などを検索・フィルター処理できるようにしました。
  • 改行書式と段落番号のサポートを追加しました。

デバッグ

「例外発生時に続行」機能を再び追加しました。選択した場合、例外は [出力] パネルにログ記録され、デバッグは続行されます。選択しない場合、実行エラーがスローされてデバッグが停止し、例外をスローしたアクティビティが強調表示されます。デバッグについて詳しくはこちらをご覧ください。

Robotic Enterprise Framework

Robotic Enterprise Framework のテンプレートを更新し、ワークフロー アナライザーの確認項目と対応させました。

  • テンプレート ファイル内の [メッセージをログ] アクティビティと [コメント] アクティビティの表示名を更新しました。
  • RetryCurrentTransaction.xaml フローチャートを SetTransactionStatus.xaml フローチャート内の第 2 レイヤーで使用する代わりに、ファイルの呼び出しを行うようにしました。
  • 「深く入れ子にされたアクテビティ」ルールに準拠するよう、テンプレート内のアクティビティを入れ子にして使用する場合にはレイヤーの数が 7 を超えないようにしました。
  • GetAppCredential.xaml ファイルで SecureString 型の変数が誤用されており「SecureString の誤用」ルールに違反していたため、このファイルを削除しました。
  • 空のシーケンス ProcessTransaction と未使用の依存関係パッケージ UiPath.Mail.Activities を削除しました。
  • Config.xlsx ファイル内の未使用の定数 (DelayLong、DelayShort、AccuracyLow) を削除しました。プロジェクト内の待機や精度に関するプロパティを設定するには、アクティビティのプロジェクト設定を使用してください。
  • テスト ワークフローと例外の名前を更新しました (RunAllTests.xaml, RunAllTests_Logging.xaml, Tests.xlsx)。
  • RunAllTests.xaml ファイル内の [アプリケーションを開く] アクティビティからタイムアウトを削除しました。

Studio アクティビティ SDK

バージョン 20.4.0 の UiPath.Activities.API SDK パッケージをオフィシャル アクティビティ フィードから入手できるようにしました。このバージョンの更新内容は以下のとおりです。

  • ワークフロー アナライザーのルールを Studio の特定のバージョンに対して登録できるようにしました。詳しくはこちらをご覧ください。
  • ウィザードの実行前に Studio を最小化し、実行後に元のサイズに戻すことのできるプロパティを追加しました。
  • また、ウィザードを非同期で実行できるプロパティを追加しました。上記 2 つのプロパティについて詳しくはこちらをご覧ください。
  • アクティビティの検索時にカスタム アクティビティのスコープと一致するアクティビティが表示される設定を、Studio で行えるようにしました。詳しくはこちらをご覧ください。

互換性が損なわれる変更

  • Studio における、Web サービスの .json ファイルの解釈をわずかに変更しました。この変更は、ライブラリ内の Web サービスで生成されたアクティビティの名前空間と型に関するものです。このため、古いバージョンの Studio では Web サービスが追加されているライブラリに後方互換性の問題が発生する可能性があります。ただし、この問題は既存のサービスをコンテキスト メニューの [サービスを編集] オプションから編集した場合にのみ発生します。詳しくはこちらをご覧ください。

既知の問題

  • ワークフロー アナライザーのルール「パッケージの制限」で、プレリリースのバージョン番号にワイルドカードを使用していると (例: UiPath.Excel.Activities = 2.8.2.beta10*) 制限対象のパッケージが識別されません。同様に、メジャー バージョンの番号にワイルドカードを使用していてもパッケージが制限されません (例: 条件を UiPath.System.Activities = 1* に設定しても UiPath.System.Activities = 19.10.1 が識別されません)。
  • [実行証跡] を有効化してデバッグを行う際、[トライ キャッチ] アクティビティ内に [True か確認] アクティビティや [False か確認] アクティビティが含まれていると、これらのアクティビティが一部実行済みとしてマークされます。
  • [プロジェクト依存関係一括更新] ツールから Orchestrator の個人用ワークスペースにプロセスのパブリッシュを行うことができません。
  • Git のプル (リベース) オプションを使用した際、リモート リポジトリで作成したブランチがソース管理のステータス バーに表示されません。ただし、[ブランチを管理] ウィンドウには正しい情報が表示されます。
  • ネットワーク ドライブにプロジェクトをパブリッシュしようとすると、ユーザーにディレクトリへのアクセス権限があっても「Directory has no writing permissions (ディレクトリに書き込み権限がありません。)」というエラー メッセージが表示され、パブリッシュ アクションがブロックされます。

バグ修正

  • 現在のユーザーがアクセス許可を持たないフォルダーを含むプロジェクトを開こうとすると、そのプロジェクトを最近使用したプロジェクトの一覧から削除するかどうかを確認するダイアログが表示されていました。
  • ライブラリに、ライブラリと同じ名前のフォルダーまたは .xaml ファイルが含まれており、ワークフロー ファイルを呼び出しアクティビティが格納されている .xaml ファイルがサブフォルダー内にある場合は、このライブラリをパブリッシュできません。これを回避する方法はこちらをご覧ください。
  • Studio で Marketo Rest API サービスをライブラリ プロジェクトに追加できませんでしたが、この問題を修正しました。
  • ワークフロー アナライザーのルール「未使用の依存関係 (ST-USG-010)」における、ファイル数の多いプロジェクトの分析速度を改善しました。
  • Studio でプロジェクトの複数の xaml ファイルに変更を加え、保存せずに閉じると、Backstage ビューの [ローカル プロジェクトを開く] および [最近使用したファイルを開く] のオプションが灰色表示になり、選択できませんでした。
  • ロボットが Orchestrator に接続されており、かつプロビジョニングされていない場合に、コマンド ライン引数を用いてパッケージをパブリッシュできませんでした。
  • Studio の [Excel にエクスポート] 機能を使用した際、[リトライ スコープ] アクティビティを含むプロジェクトのアウトラインが正しく出力されていませんでした。
  • 1 つのプロジェクト内に署名された依存関係と署名されていない依存関係が存在する場合、署名された依存関係を修復するのに複数回の試行が必要でしたが、この問題を修正しました。
  • ユニバーサル検索を使用した際に変数と引数の既定値が取得されていませんでした。
  • [ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティの [呼び出されたワークフローの引数] ウィンドウに変更を加えると、ウィンドウのサイズが自動的に変更されていた問題を修正しました。
  • Git プロジェクトにおいて、.git フォルダーが格納されているルート フォルダーより下位のプロセスが変更された場合に、その Git プロジェクトがプル (リベース) できない問題を修正しました。
  • Studio を Orchestrator に接続している際に、[Orchestrator リソース] パネル内の [アセット] が完全に展開されて表示されていませんでした。
  • コメント アウトされたアクティビティに適用したブレークポイントが、デバッグ時に無視されていませんでした。
  • [エラー リスト] パネル上の結果をダブルクリックしても [変数] パネルや [引数] パネルが開きませんでした。この問題が発生していたワークフロー アナライザーのルールは次のとおりです。「変数の命名規則」、「引数の命名規則」、「変数名が最大文字数を超過」、「DataTable 型の引数のプレフィックス」、「引数の既定値」、「引数の長さが最大文字数を超過」。
  • Studio のオフライン ライセンス アクティベーション ウィザードにおける署名検証フィールドの文字数を 2,000 文字から 10,000 文字に増やしました。

7 か月前に更新


2020.4.1


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