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2022.10
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Test Suite ユーザー ガイド
最終更新日 2024年3月8日

トラブルシューティング シナリオ

問題が発生した場合は、以下のトラブルシューティング シナリオを検討してください。

モバイル デバイス オートメーション

以下のトピックでは、モバイル デバイス オートメーションの問題と解決策について説明します。

ワークフローやアクティビティでエラーが発生する

説明: Studio のワークフローで予期しないエラーが発生し、インストール済みのアクティビティ パッケージのバージョンが表示されません。

原因: プロジェクト内で、UI.Automation アクティビティ パッケージのメジャー バージョンが Mobile.Automation アクティビティ パッケージのメジャー バージョンと一致していません。たとえば、インストールされている UI.Automation パッケージのメジャー バージョンが 22.10.x で、インストールされている Mobile.Automation パッケージのメジャー バージョンが 22.4.x である場合です。

解決策: プロジェクトにインストールされている UI.Automation アクティビティ パッケージと Mobile.Automation アクティビティ パッケージのメジャー バージョンが一致していることを確認します。たとえば、v22.10.xUI.Automation.Activitiesv22.10.xMobile.Automation.Activities とのみ組み合わせます。

重要: UI.Automation および Mobile.Automation アクティビティ パッケージでは、常に利用可能な最新のパッチを使用してください。たとえば、v22.10 の UI.Automation または Mobile.Automation がインストールされている場合は、v22.10 で利用可能な最新のパッチをダウンロードします。

wd/hub/ session のルートが見つからない

条件: Appium 2.0 を使用している場合。

説明: /wd/hub/session のルートが見つかりません。
解決策: Appium セッションを開始する前に、パラメーター --base-path /wd/hub を手動で追加します。

非標準のすべての機能にベンダー プレフィックスが必要

条件: Appium 2.0 を使用している場合。

説明: 非標準のすべての機能には、ベンダー プレフィックスを付ける必要があります。

解決策: 次のように、すべての機能にプレフィックス appium: を手動で追加します。
  • コマンド プロンプトまたはターミナルで、「--default-capabilities "{\"systemPort\": 8201}"」ではなく、「--default-capabilities "{\"appium:systemPort\": 8201}"」と入力します。
  • モバイル デバイス マネージャーの [デバイスを追加] タブで、希望する追加機能の名前の前にプレフィックス appium: を手動で追加します。

automationName を空白にできない

条件: Appium 2.0 を使用している場合。

説明: automationName 機能は空白にできません。
解決策: appium: をプレフィックスとして追加します。たとえば、appium:automationName です。

インストールされているドライバーが見つからない

条件: Appium 2.0 を使用している場合。

説明: 指定した機能をサポートするためのインストール済みドライバーが見つかりませんでした。

Appium 2.0 では、必要なドライバーが自動的にはインストールされません。別途ダウンロードする必要があります。

解決策: お使いのプラットフォームに必要なドライバーをインストールします。

  • Android デバイスの場合は、コマンド appium driver install uiautomator2 を使用して、uiautomator2 ドライバーをインストールします。
  • iOS デバイスの場合は、コマンド appium driver install xcuitest を使用して、xcuitest ドライバーをインストールします。

Android

以下のトピックでは、Android デバイスの問題と解決策について説明します。

プロキシが原因で Appium のインストールが失敗する

説明: コマンド npm install -g appium (Appium 1.x の場合)、または npm install -g appium@next (Appium 2.0 の場合) の実行が失敗します。この問題は、コマンドをプロキシの背後で実行していることが原因で発生します。このエラーでは、次のメッセージが表示されます。

npm ERR! network This is a problem related to network connectivity. (これはネットワーク接続に関する問題です。)

npm ERR! network In most cases you are behind a proxy or have bad network settings. (ほとんどの場合、プロキシの背後にある、またはネットワークの設定が不適切です。)

npm ERR! network npm ERR! network If you are behind a proxy, please make sure that the npm ERR! network 'proxy' config is set properly. See: 'npm help config' (プロキシの内側にいる場合は、ネットワークのプロキシ構成が正しく設定されていることを確認してください。参照: npm help config)

解決策: プロキシを使用するように npm を設定します。以下の手順を実行します。

  1. お使いのプロキシ サーバーのアドレスとポート番号を取得します。

    • [インターネット オプション] に移動します。
    • [接続] タブを開きます。
    • [LAN の設定] を選択し、[アドレス] および [ポート] フィールドの内容をコピーします。



  2. Node.js のコマンド プロンプトに戻り、次の形式のコマンドを実行します。

    • HTTP プロキシの場合: npm config set http://your_proxy_address:your_port_number
    • HTTPS プロキシの場合: npm config set https://your_proxy_address:your_port_number
  3. コマンド npm install -g appium (Appium 1.x の場合)、または npm install -g appium@next (Appium 2.0 の場合) を再度実行します。

指定した Web コンテキストにアクセスできない

説明: 指定した Web コンテキストにアクセスできませんでした。Android WebView がデバッグ可能であることを確認してください。詳細については、https://developers.google.com/web/tools/chrome-devtools/remote-debugging/webviews をご覧ください。

解決策:

デバイスが認可されていない

説明: デバイスが認可されていません。

解決策: 次の手順を実行します。

  1. コマンド adb devices を使用して、存在するデバイスを確認します。
  2. スマートフォンでのデバッグを取り消します。
  3. コマンド adb kill-serveradb start-server をこの順序で使用して、adb サーバーを再起動します。
  4. デバイスを再接続し、そのデバイスでの接続に同意します。

起動画面からの開始時にブラウザー オートメーションが起動する

説明: Android デバイスが、指定したアプリではなくブラウザー オートメーションを起動するため、エラーが発生します。

解決策: 代わりに Web ブラウザーで開始します。

Android アプリが起動しない

説明: 作成した Android アプリがモバイル デバイス マネージャーで起動しません。

解決策:

  • アプリケーション上でホバーし、[編集] をクリックします。
  • [アプリのパッケージ] フィールドと [アプリのアクティビティ] フィールドにアプリの情報を追加します。

iOS

以下のトピックでは、iOS デバイスの問題と解決策について説明します。

iOS 物理デバイスの起動に失敗する

説明: iOS 物理デバイスの起動に失敗します。

解決策: 次の手順を実行します。

  • デバイスで証明書が信頼されていることを確認します。デバイス上で [設定] > [一般] > [プロファイルとデバイス管理] に移動し、メールのエントリ (例: Apple Development: username@email.com) をタップ後、証明書を信頼します。会社のアカウントを使用しているデバイスでは、この操作は不要です。
  • ポート 8100 にアクセスできないというエラーが発生する場合は、Appium をいったん閉じて (ctrl + c) 再起動します。
  • 別のエラーが発生する場合は、「Appium XCUITest Driver Real Device」を参照することをお勧めします。

iOS 16.0 デバイスの起動に失敗する

説明: iOS 16.0 デバイスが起動または接続に失敗します。

解決策: Appium 1 ではなく Appium 2.0 をインストールして使用します。Appium 2.0 のインストールと管理の詳細については、「ローカル iOS デバイスの前提条件」をご覧ください。

iOS 12.4.5 の不具合

説明: iOS 12.4.5 は、Appium 1.22.3 と使用した場合、期待どおりに動作しません。

原因: これは、Appium の問題が原因です。

解決策: 以下のいずれかのオプションを選択します。

  • より小さいバージョン (例: 1.17.0) の Appium を使用します。
重要: これにより、XCode の最新バージョンで問題が発生し、macOS Monterey で期待どおりに動作しない場合があります。
  • デバイスを iOS 14 以降のバージョンにアップグレードします。

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