Test Suite
2022.10
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Test Suite ユーザー ガイド
最終更新日 2024年3月8日

Studio でテストする

Studio はテスト オートメーション開発用の IDE であり、UiPath のテスト スイートを構成します。

Studio

Studio では、CI/CD パイプラインのシナリオで使用する自動化されたテスト ケースを VB または C# で作成できます。
  • アプリケーション テストには、テスト ケースとデータ ドリブン テスト ケースに加え、Testing.Activities パッケージの検証アクティビティが含まれ、信頼性の高い自動化されたテストを作成できます。
  • RPA テストでは、特定のケースをすべてカバーし、テストを実行および管理できます。
  • API テスト オートメーションは Postman を介して動作し、テストと API に関連する呼び出しをテストします。

モバイル デバイス オートメーション

モバイル デバイス オートメーションは、デバイスを物理的に使用せずにデバイス オートメーションを設計および実行するためのプラットフォームを提供します。このソリューションは、多様なデバイスの種類で動作し、デバイス ファームやエミュレーターに接続することができるため、モバイル デバイスで実行された手順を簡単に記録および自動化できます。モバイル デバイス マネージャーを使用すると、デバイスとの対話が簡素化されます。また、利用可能なデバッグ ツールは効果的なテストの作成に役立ちます。

モバイル デバイス オートメーションの構造は、次のコンポーネントから構成されます。

モバイル デバイス オートメーションの構成要素説明
モバイル オートメーション アクティビティ (MobileAutomation.Activities) 特定のアクティビティにより、アプリのインストールと管理、属性の取得、UI コントロールのタップ、ログの出力などのタスクを実行し、モバイル オートメーションの作成を支援します。
StudioStudio は、モバイル デバイス用のオートメーション ワークフローの作成環境として機能します。
MDM (モバイル デバイス マネージャー)Appium を使用して実際のデバイスまたはシミュレートされたデバイスに接続する Studio 内のツールです。モバイル デバイス マネージャーを使用すると、アクションの記録と実行、デバイスとアプリケーションの管理、テストの実行とテストのデバッグを行えます。モバイル デバイス マネージャーは、Android、iOS、エミュレーター用 Web のほか、クラウド、ローカル ネットワーク、USB で接続された実デバイスに対応しています。

Studio とモバイル オートメーション アクティビティを使用することで、効果的なモバイル テストを作成できます。一方、モバイル デバイス マネージャーは、ユーザーによる操作とデバイスの橋渡し役として機能し、モバイル テストのプロセスを容易にします。

SAP Solution Manager との連携

SAP Solution Manager は、Studio と連携して、SAP および SAP 以外のアプリケーションの両方をカバーする自動化されたテストを作成できます。SAP のユーザーは、テスト ケースの実行や複雑なテスト データの交換が可能であり、オートメーション プロジェクト用の TBOM 記録機能を備えた業務プロセス変更アナライザーの機能を確実に使用できます。この連携により、統合されたビューによる正確なレポートも提供されます。

プロセス フローには、次の手順が含まれます。

  1. Test Manager: テスト実行の実行、ログの収集、SAP Solution Manager へのテスト データの転送を行います。
  2. Orchestrator: テストの実行を管理します。
  3. Robot: テストを実行します。

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