Test Suite
2022.10
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Test Suite ユーザー ガイド
最終更新日 2024年3月8日

レポート

レポートを使用すると、進捗を把握し、問題を一目で発見して、KPI をレビューすることができます。

レポートの種類

次の種類のレポートを使用できます。

  • ダッシュボード レポート: テスト結果の日単位および週単位の詳細情報を提供します。たとえば、合/否の比率、テスト実行のリスト、KPI (例: 合計カバレッジや未解決の不具合) などです。
  • ODBC、または SQL Server へのネイティブ接続による、レポート作成サービス: 好みのレポート作成ツールを使用して、カスタム レポートや追加のダッシュボードを作成できます。

ダッシュボード レポートを理解する

各プロジェクトのレポートは、個別に確認できます。ダッシュボード レポートを表示するには、Test Manager を開いてリストからプロジェクトを選択し、[ダッシュボード] ページを表示します。



セクション番号

レポート

説明

1

結果

テスト実行の結果を示す棒グラフ。日単位、週単位の表示を切り替えるには、ダッシュボードの右上にあるフォーカス インジケーターをクリックし、ドロップダウンからオプションを選択します。

週単位のレポートは、過去 14 週まで遡って表示されます。

2

現在の日/週インジケーター

棒グラフに表示される結果の日/週インジケーター。

3

KPI

[未解決の不具合] は、接続されたプロジェクトでのみ使用できます。たとえば、Test Manager に接続された Jira プロジェクトの不具合レポートなどです。Jira で最高優先度として定義された不具合の数が、[重大] セクションに表示されます。ハイパーリンクをクリックすることで、Jira フィルターを開くことができます。

接続のリンクを解除すると、[未解決の不具合] は表示されなくなります。

合計カバレッジ

要件の合計数のうち、少なくとも 1 つのテスト ケースが割り当てられている要件の割合。

自動化率

自動化されたステップや手動によるステップが定義されていないテスト ケースの割合とともに、自動化されたテスト ケースと手動テスト用のテスト ケースの割合もそれぞれ表示されます。

4

最新実行結果

棒グラフに表示されるテスト結果の元になった最新のテスト実行。

ユース ケース シナリオ

ダッシュボード レポートを活用するために、以下のようなシナリオについて検討してみましょう。

問題

対処する必要のある多数の不具合が存在し、それと同じくらい多くの手動テスト用のテスト ケースも存在するとします。

解決策

ダッシュボードで不具合の数をすばやく確認することができます。[未解決の不具合] レポートの [重大] セクションをクリックすれば、Jira でフィルターを開くこともできます。[自動化率] レポートは、テスト プロジェクトの自動化の度合いを示します。この情報に基づいて、手動テスト用のテスト ケース数の削減に着手できます。それにより、自動化されたテスト ケースを増やし、より多くのテスターを多数の不具合への対処に投入できるようになります。

外部レポート ツールを使用する

以下に、レポートを作成するために使用できるビューのリストを示します。レポート作成ソリューションとこれらのビューの接続については、システム管理者に問い合わせてください。ネイティブ SQL 接続を使用するか、レポート ツールでネイティブ SQL 接続がサポートされていない場合は、ODBC 接続を使用できます。詳細については、「ODBC Data Source Administrator Help - Windows Data Access Components (ODBC データ ソース管理者向けヘルプ - Windows Data Access Components)」をご覧ください。

以下の読み取り専用のビューは、ODBC を使用する、特別なユーザー ロールによってアクセスできます。

プロジェクト

列名

データ型

説明

ID

GUID

プロジェクト用に自動生成された ID。

プレフィックス

string

プロジェクトをはじめて作成したときに追加されるプレフィックス。

プロジェクト名

string

プロジェクトをはじめて作成したときに追加される名前。

テスト実行

列名

データ型

説明

名前

string

テスト実行の名前。

プロジェクト ID

GUID

このテスト実行が割り当てられたプロジェクトの ID。

実行開始日時

日付/時刻

実行を開始した日時。保留中のテスト実行の値は NULL になるので注意してください。

実行完了日時

日付/時刻

実行が完了した日時。保留中のテスト実行の値は NULL になるので注意してください。

テスト ケース

列名

データ型

説明

ID

GUID

テスト ケースに対して自動生成された ID。

名前

string

作成時に追加されるテスト ケースの名前。

入力

Set

次のいずれかの値になります。

  • automated - 自動のテスト ケースであることを表します。
  • manual - 手動テスト用のテスト ケースであることを表します。

テスト ケース ログ

列名

データ型

説明

テスト ケース ID

GUID

自動的に生成された ID。

テスト実行 ID

GUID

テスト実行に対して自動生成された ID。

テスト ケース バージョン

string

テスト ケースの作成時に追加されたバージョン (任意)。

結果

ENUM

次のいずれかの値になります。

  • passed
  • failed
  • noresult

実行開始日時

日付/時刻

テスト ケース実行の開始日時。

Execution End

日付/時刻

テスト ケース実行の完了日時。

実行者

string

次のいずれかの値になります。

  • user - 手動で実行されたテスト
  • robot - 自動で実行されたテスト

要件

列名

データ型

説明

ID

GUID

自動的に生成された識別子。

オブジェクト キー

string

プロジェクト キーと自動的にインクリメントする数値を含む、自動的に生成された識別子。

名前

string

作成時に追加される要件の名前。

説明

string

作成時に追加される要件の説明。Markdown を受け入れます。

プロジェクト ID

GUID

プロジェクト用に自動生成された ID。

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