- リリース ノート
- 基本情報
- UiPath Assistant
- インストールとアップグレード
- ロボットの種類
- Robot のコンポーネント
- ライセンス
- Robot を Orchestrator に接続する
- プロセスとアクティビティ
- ロボット上のオートメーション プロジェクトについて
- アクティビティ フィードについて
- バックグラウンド プロセスの自動化
- Robot API
- パッケージの署名の検証
- ログ
- Robot JavaScript SDK
- 特定のシナリオ
- トラブルシューティング
アクティビティ フィードについて
特定のオートメーション プロジェクトをロボットで実行するには、最初にオートメーション パッケージとそれを構成するアクティビティへのアクセス権を付与する必要があります。既定のアクティビティ フィードには、ローカル、Orchestrator、オフィシャル、Go! の 4 つがあります。ロボットのフィードとの相互作用は、以下によって異なります。
- フィードの可用性とステート。
- Orchestrator への接続。
- パッケージの署名の確認。
-
Studio で設定されたランタイム ルール。
重要: 複数のフィードが使用されている場合、NuGet は最も応答が早いフィードを選択します。署名済みのパッケージおよび依存関係が含まれていないフィードがあると、Robot が署名されていないパッケージまたは依存関係を受け取ってオートメーションが失敗する可能性があります。これを回避するには、設定されたすべてのフィードに、署名済みのパッケージおよび依存関係が含まれていることを確認してください。
Orchestrator への接続とフィード インストールの選択に応じて、次の状況が発生する可能性があります。
- ローカル フィードのインストールを選択すると、
%ProgramFiles%\UiPath\Studio\Packages
フォルダーが作成されます。これには、インストール時に UiPath によって公式にサポートされているアクティビティ パッケージが含まれています。フィードは既定で有効化されています。 - ローカル フィードをインストールしないことを選択すると、
%ProgramFiles%\UiPath\Studio\Packages
フォルダーが作成されますが、新しいプロジェクトに既定の依存関係として追加されたパッケージUiPath.UIAutomation.Activities
、UiPath.System.Activities
、UiPath.Excel.Activities
、UiPath.Mail.Activities
のみが含まれます。 -
Robot を Orchestrator に接続すると、NuGet フィードが Orchestrator によって提供されます。これには、UiPath によって公式にサポートされているアクティビティ パッケージが含まれています。フィードは既定で有効化されており、次のようにストレージ設定によって異なります。
NuGet.Repository.Type
がLegacy
に設定されている場合、アクティビティは既定で~/NuGetPackages/Activities
の場所に保存されます。この値はカスタマイズでき、Orchestrator マシンのweb.config
ファイルのNuGet.Activities.Path
パラメーターで保持されます。-
NuGet.Repository.Type
がComposite
に設定されている場合、アクティビティはパラメーターStorage.Type
およびStorage.Location
で指定された場所に保存されます。これらのパラメーターの詳細については、こちらをご覧ください。注:NuGet.Repository.Type
がComposite
に設定されている場合、パッケージ専用フォルダーでのコピー アンド ペースト コマンドの使用はサポートされていません。
- ロボットが Orchestrator に接続されておらず、ローカル フィードで必要なアクティビティが見つからない場合、フィード「
https://pkgs.dev.azure.com/uipath/Public.Feeds/_packaging/UiPath-Official/nuget/v3/index.json
」を使用できます。これは公式のオンライン UiPath フィードであり、Studio のパッケージ マネージャーもここからアクティビティを取得します。このフィードには、UiPath によって公式にサポートされているアクティビティ パッケージが含まれています。このフィードは既定では無効化されています。有効化するには、Studio で [設定] > [パッケージ ソースを管理] に移動し、対応するチェック ボックスをオンにします。アクティビティ パッケージの管理について詳しくは、『Studio ガイド』のこちらのページをご覧ください。
ロボットに実行コマンドを出すと (UiPath Assistant または Orchestrator のどちらでも)、使用可能なすべてのソースの依存関係 (アクティビティ、オートメーション プロジェクト) すべてを検索し、最初に対応するものから取得します。アクティビティ パッケージには複数のバージョンを含めることができるため、Studio でパッケージに選択されたランタイム ルールは、次のように考慮されます。
- ランタイム ルールとして [ストリクト] を選択した場合、ロボットはそのパッケージに指定された正確なバージョンを検索します。[バージョン] フィールドを 2.5.0 に、[ランタイム ルール] フィールドを [ストリクト] に設定した場合、ロボットはそのパッケージのバージョン 2.5.0 のみを検索します。既存のソースのいずれにもバージョンが見つからない場合、エラーがスローされます。
-
ランタイム ルールとして [最も低い適用可能なバージョン] を選択した場合、ロボットはそのパッケージ以降を検索します。たとえば、[バージョン] フィールドを 2.5.0 に、[ランタイム ルール] フィールドを [最も低い適用可能なバージョン] に設定した場合、ロボットはバージョン 2.5.0 から開始し、2.5.0、2.5.1、2.5.2 などを検索します。既存のソースのいずれにも適用可能なバージョンが見つからない場合、エラーがスローされます。
プロジェクト依存関係について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
ロボットがアクティビティ フィードを使用する方法は、デプロイの種類に基づきます。
NuGet.config
ファイルが作成されます。1 つはインストール フォルダー内に、もう 1 つのファイルはユーザー プロファイルに紐づけられます (このファイルは %AppData%\NuGet\NuGet.config
にあります)。
NuGet.config
ファイルに接続してアクティビティを取得するため、アクティビティ フィードを追加または削除する場合は、どちらのファイルを編集してもかまいません。
NuGet.config
ファイルの <packageSources>
セクションに Key
を追加または削除する必要があります。
ローカル フィードとオンライン フィードの両方を追加できます。
<packageSources>
<add key="nuget.org" value="https://api.nuget.org/v3/index.json" />
<add key="Online Feed" value="https://mycustomfeed.com" />
<add key="Local Feed" value="C:\local feed" />
</packageSources>
<packageSources>
<add key="nuget.org" value="https://api.nuget.org/v3/index.json" />
<add key="Online Feed" value="https://mycustomfeed.com" />
<add key="Local Feed" value="C:\local feed" />
</packageSources>