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Insights
SSIS パッケージをデプロイしてデータをエクスポートする
ここでは、SQL Server Integration Services (SSIS) パッケージをデプロイして、Insights のデータ モデルの構造を保持したデータをエクスポートする方法を説明します。エクスポートを頻繁に実行するようにスケジュールしなければ、フラット ファイルへのエクスポートが一度だけ実行されて、そのファイルをレポート ツールのデータ ソースとして使用できます。各月についてテーブル (ジョブ、キューなど) ごとにファイルが 1 つ生成されます。
Integration Services (SSIS) を SQL Server にインストールする必要があります (「Integration Service (SSIS) のインストール」をご覧ください)。
以下のメトリックは集計されており、実行時にエクスポートすることはできませんが、エクスポート内の他のデータから計算できます。このようなメトリックを Insights と同じように表示するには、エクスポート先のツールでクエリ/集計関数を使用してください。
メトリック |
クエリ/集計関数 |
説明 |
---|---|---|
実行されたプロセス |
|
実行されたプロセスの数です。 |
成功したジョブ |
|
正常に実行されたジョブの数です。 |
失敗したジョブ |
|
失敗したジョブで実行されたプロセスです。 |
成功率 |
1.0 * ${sum ( job_state = "successful")} / NULLIF($sum ( job id),0) |
正常に実行されたジョブの割合です。 |
エラー率 |
1.0 * ${sum ( job_state = "faulted")} / NULLIF($sum ( job id),0) |
すべてのジョブと比較した、失敗したジョブの割合です。 |
合計実行時間 (秒) |
|
すべてのジョブの合計処理時間を秒単位で表したものです。 |
合計中断時間 (秒) |
|
ジョブが中断ステートに留まっていた時間 (秒単位) です (「ジョブのステート」をご覧ください)。この Measure を使用すると、長期実行のワークフローにおいて中断ステートで費やされた時間を差し引くことによって、特定のプロセスに費やされた合計時間を計算できます。 |
保留中の時間 (秒) |
|
すべてのジョブの、保留中および再開ステートでの待機時間 (ジョブがキューに入ってからロボットで実行されるまでにかかった時間) を合計したものです (「ジョブのステート」をご覧ください)。 |
キュー アイテムの数 |
|
テナントで処理されたキュー アイテムの数です。 |
キューのカウント |
|
テナントで処理されたデータに関するキューの数です。 |
SSIS パッケージを SQL にデプロイして Insights のデータをエクスポートします。
UiPathInsightsDataExport.zip
は Insights のリリース ファイルにバンドルされています (「Insights のインストール」をご覧ください)。パッケージには 3 つのファイルが含まれます。1 つのマニフェスト ファイルと 2 つの XML ファイルです。
- リリース パッケージに付属するマニフェスト ファイルを作成します (「Insights のインストール」をご覧ください)。
- マニフェスト ファイルをクリックしてインストール ウィザードを開始します。
-
[SQL Server に配置] を選択します。
または、ファイル システムへのデプロイのほうが望ましい場合、[ファイル システムに配置] オプションを選択できます。
-
デプロイ先の SQL Server を指定します (例:
(local)
)。リモート マシンにデプロイするには、[SQL Server 認証を使用する] を選択します。 - SSIS パッケージをデプロイする場所を選択します。このために新しいフォルダーを作成できます。この手順の前にフォルダーを作成しておいてから、デプロイ先として選択してください。
-
[パッケージの構成] の手順で、ソース データベースの接続文字列と、データのエクスポート先のルート パスを入力します。
Insights のデータをエクスポートするには、パッケージ ユーティリティを実行する必要があります。
- SQL Server Integration Services にサインインします。
- 上記の手順 5 でパッケージをデプロイしたフォルダーに移動します。
-
デプロイしたパッケージを見つけて、[パッケージの実行] を選択します。
データのエクスポートを定期的に実行する場合、さまざまなオプションを使用して SSIS パッケージの実行スケジュールを設定できます。操作手順については、Microsoft のドキュメントをご覧ください。