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2024.10
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Insights
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Last updated 2024年11月11日

権限を付与する

概要

管理者は、Insights へのユーザーとグループのアクセス権を管理できます。このロールは、どのロールの割り当てにも依存しません。

条件

  • 組織管理者は、既定で Insights の管理者として設定されます。
  • Insights および関連するロールへのアクセス権は、組織管理者がプロジェクトにユーザーとロールを割り当てることによってのみ付与されます。

ユーザー ロール

Insights では、ビューアーデザイナー管理者の 3 つの主要なロールをサポートしています。ROI ビューアーROI エディターは、ベースとなるロールへのアドオン権限です。ビューアーは、Insights のユーザーに付与される最も一般的なロールです。

次の表は、各ロールの権限のリストです。

権限

管理者

デザイナー

ビューアー

ROI エディター (デザイナー ロールに依存)

ROI ビューアー (デザイナー ロールまたはビューアー ロールに依存)

ダッシュボードを作成、編集、削除するデザイナー ロールに依存利用可能利用できません。継承継承
ダッシュボードを表示する利用可能利用可能利用可能継承継承
ダッシュボードを複製するデザイナー ロールに依存利用可能利用できません。継承継承
ダッシュボードをテナントと共有するデザイナー ロールに依存利用可能利用できません。継承継承
ユーザーおよびグループを割り当てる利用可能利用できません。利用できません。継承継承
カスタム変数を設定利用可能利用できません。利用できません。継承継承
ROI データセットを設定利用可能利用できません。利用できません。継承継承
[ビジネス ROI] テンプレートと [ビジネス ROI (キュー)] テンプレートを表示するROI ビューアー ロールに依存利用できません。利用できません。利用可能利用可能
[ビジネス ROI] テンプレートと [ビジネス ROI (キュー)] テンプレートをコピーして編集するデザイナー ロールおよび ROI エディター ロールに依存ROI エディター ロールに依存利用できません。利用可能利用できません。
ジョブ、キュー、マシンのデータを含むダッシュボードをインポートおよびエクスポートする デザイナー ロールに依存利用可能利用できません。利用できません。利用できません。
カスタム変数と ROI を含むダッシュボードをインポートおよびエクスポートする デザイナー ロールに依存利用できません。利用できません。利用できません。利用できません。

デザイナー

デザイナーとは、Insights の編集/コピー/作成/削除の権限を持つユーザーです。デザイナーにできるのは、ダッシュボードの編集、新しいダッシュボードの作成、[マイ ダッシュボード] セクションへのテンプレートのコピー、テナントとのダッシュボードの共有やテナントへの共有ダッシュボードのコピー、およびダッシュボードの削除です。デザイナーはアラートを設定することもできます。

注:

既定では、デザイナーのユーザー数は 10 人に制限されています。デザイナー ユーザーの追加をご希望の場合は、追加購入についてお問い合わせください。

ビューアー数の制限はありません。

ビューアー

ビューアーとは、Insights の表示権限のみを持つユーザーです。ビューアーは、[UiPath テンプレート] および [テナント] の各セクションを表示することはできますが、自身のダッシュボードを作成することはできません。ただし、テンプレートやテナント ダッシュボードのダウンロードや、それらの配信のスケジューリングを行うことはできます。

管理者

管理者は、Insights を設定する権限を持つユーザーです。管理者は、[ユーザー管理] へのアクセス権を持っており、テナントの ROI データセットに値を入力したり、カスタム変数を設定したりできる唯一のユーザーです。

管理者ロールにはビューアー権限が含まれており、管理者グループに属するユーザーに既定で割り当てられます。管理者グループのユーザーから Insights の管理者権限を削除することはできません。

注:

管理者がダッシュボードの編集や作成を行うには、管理者に明示的にデザイナー権限を付与する必要があります。

また、[ビジネス ROI] テンプレートを表示・管理するには、管理者ロールに ROI ビューアーと ROI エディターのロールを追加する必要があります。

ROI ビューアー/エディター

ROI ビューアー/エディターは補助的な権限です。これらの権限は、2 つの主要な権限であるビューアーおよびデザイナーのいずれか、または管理者に追加する必要があります。この権限は、特に [ビジネス ROI] テンプレートと [ビジネス ROI (キュー)] テンプレートの確認やコピーの作成、および ROI 関連の Explore へのアクセスを行える人を管理するために設定されています。

ROI ビューアーに割り当てられたユーザーのアクセス権では、ビジネス ROI テンプレートの表示のみが可能です。ダッシュボードの操作はできますが、それを自分のダッシュボードにコピーすることはできません (これはデザイナー権限を持つユーザーも同様です)。ユーザーに ROI ビューアー権限を付与するには、そのユーザーがビューアーまたはデザイナーのロールを持っている必要があります。

ROI エディターに割り当てられたユーザーは、[ビジネス ROI] テンプレートと [ビジネス ROI (キュー)] テンプレートを [マイ ダッシュボード] セクションにコピーできます。これらのユーザーは、[プロセスの手動処理値] Explore および [キューの手動処理値] Explore (ROI のベースライン値が保存されている場所) へのアクセス権を持っており、管理者が ROI データセットに対して入力したデータを含む新しいウィジェットを構築することができます。ROI エディター権限を持つことのできるユーザーは、デザイナーのロールを持っている必要があります。

注:

You need to add ROI Viewer and ROI Editor roles alongside the Admin role to view and manage Business ROI templates.

ユーザーおよびグループのアクセス権を管理する

Insights 管理者は、ユーザーおよび既存グループの Insights へのアクセス権を管理できます。また、グループに権限を割り当てることができます。Active Directory グループ、Orchestrator グループ、Automation Suite グループがサポートされています。

ユーザーおよびグループを割り当てる

  1. Insights を開きます。
  2. 右上隅の 3 点リーダー メニューに移動し、[アクセス権を管理] を選択します。
  3. [ユーザー] タブまたは [グループ] タブに移動します。
  4. [ユーザーを追加] または [グループを追加] をそれぞれクリックします。
  5. フォームのフィールドでユーザーまたはグループを検索します。たとえば、Everyone グループにアクセス権を割り当てることができます。
  6. ユーザーまたはグループにロールを割り当てます。

    ユーザー ロール」をご覧ください。

  7. Enter キーを押して、ユーザーまたはグループを追加します。一度に複数のユーザーやグループを追加できます。
  8. [保存] をクリックして操作を確定します。ユーザーとグループは、メールでの招待を受信することなく、Insights に追加されます。



    重要: デザイナー権限を持つことができるのは、アカウント全体で 10 人のユーザーのみです。より多くのユーザーにデザイナー権限を付与する場合は、UiPath の担当者までお問い合わせください。

ユーザーとグループを編集する

ユーザーとグループのロールの編集が可能です。

  1. Insights を開きます。
  2. 右上隅の 3 点リーダー メニューに移動し、[アクセス権を管理] を選択します。
  3. [ユーザー] タブまたは [グループ] タブに移動します。
  4. ユーザーまたはグループを検索または選択し、[ユーザーを編集] または [グループを編集] をそれぞれクリックします。
  5. ロールを編集します
  6. [保存] をクリックして、変更を確定します。

ユーザーとグループを削除する

  1. Insights を開きます。
  2. 右上隅の 3 点リーダー メニューに移動し、[アクセス権を管理] を選択します。
  3. [ユーザー] タブまたは [グループ] タブに移動します。
  4. 削除するユーザーまたはグループを検索または選択します。
  5. [削除] を選択し、次のダイアログで操作を確定します。

フォルダーの権限に基づくデータ制限

ユーザーが持つアクセス権に基づくテナント レベルのデータ制限を Orchestrator フォルダーに適用できます。このオプションを有効化すると、Insights ユーザーは、自身が権限を持つ Orchestrator フォルダーに関連付けられたデータにのみアクセスできます。

Orchestrator フォルダーに基づいてユーザー アクセスを制限するには、[アクセス権を管理] に移動して、[フォルダーの権限の制限] トグルを有効化します。制限はユーザーとグループの両方に適用されます。この機能は、テナント全体のユーザーに影響を与えます。有効化すると、すべてのユーザーのデータが制限されます。有効化しない場合は、引き続きすべてのユーザーがテナントのデータ全体にアクセスできます。



重要:
  1. [フォルダーの権限に基づくデータ制限] は、ROI データセットに表示されるプロセスとキューには適用されません。ROI データセットにアクセスする権限を持つユーザーは管理者だけであるため、制限の適用後も、リスト全体にアクセスできるユーザーは管理者だけです。ユーザーがアクセスするデータ モデルには制限が反映されます。
  2. [フォルダーの権限に基づくデータ制限] は、[カスタム変数を設定] ページに表示されるプロセスとキューからのカスタム変数の設定には適用されません。設定ページにアクセスする権限を持つユーザーは管理者だけであるため、制限の適用後も、リスト全体にアクセスできるユーザーは管理者だけです。データ モデルには、ユーザーがアクセスできるフォルダーに対応するカスタム変数のみが反映されます。
  3. フォルダーが削除されたり、Orchestrator 内のフォルダーへのアクセス権を失ったりすると、フォルダー内のすべての履歴データ (キュー、ジョブ、ロボット ログ、カスタム フィールドなど) が Insights に表示されなくなります。その削除されたフォルダーに関連付けられたデータは、存在しないと見なされます。これは製品の他の領域にも影響します。このデータが ROI ダッシュボードから除外され、そのフォルダーに関連付けられたロボット ログやキューからのカスタム変数が利用できなくなるためです。前述のような問題を防ぐには、フォルダー権限の制限を無効化してください。そうすると、すべてのデータを再び履歴として利用できます。

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