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AI Center ガイド
Last updated 2024年6月6日
ML パッケージをインポート/エクスポートする
スクリプトを使用して、UiPath AI Center での ML パッケージのエクスポートおよびインポートを行えます。これにより、以下の操作が可能となります。
- ML パッケージをバックアップする。
- ML パッケージをテナント間で移動する。
- ML パッケージを AI Center 間で移動する。
2 つのスクリプトは、こちらにあります。
ML パッケージをエクスポートするには、
export.sh
スクリプト ファイルを使用します。このスクリプトは、ターゲット環境から ML パッケージ (zip ファイル) をダウンロードして、ローカルの timestamp
フォルダーに保存します。この ML パッケージのために metadata.json
ファイルもダウンロードします。
スクリプトを実行する前に、以下のキー/値を持つ JSON ファイルを作成する必要があります。
hostOrFQDN
: ポート番号でバックエンド サービスにアクセスできるパブリック エンドポイント。identityServerEndPoint
: Identity Server がホストされているエンドポイント (多くの場合、Orchestrator)。hostTenantName
: Identity Server に登録されているホスト テナントの名前。hostTenantIdOrEmailId
: ホスト テナントの ID またはメール ID。hostTenantPassword
: ホスト テナントのパスワード。tenantName
: ML パッケージのエクスポートが実行されるテナントの名前。projectName
: ML パッケージのエクスポート元のプロジェクト名。mlPackageName
: ターゲット環境からダウンロードされる ML パッケージの名前。mlPackageVersion
: ダウンロードされる ML パッケージのバージョン番号。バージョン番号の形式は、3.2
、3.1
となります。
たとえば、ファイルは以下のようになります。
{
"hostOrFQDN": "myinternalAIC.com",
"identityServerEndPoint": "internal-orchestrator.com",
"hostTenantName": "host",
"hostTenantIdOrEmailId": "admin",
"hostTenantPassword": "P@sswOrd123",
"tenantName": "DevTenant",
"projectName": "InvoicesProject",
"mlPackageName": "InvoicesFinal",
"mlPackageVersion": "8.3"
}
{
"hostOrFQDN": "myinternalAIC.com",
"identityServerEndPoint": "internal-orchestrator.com",
"hostTenantName": "host",
"hostTenantIdOrEmailId": "admin",
"hostTenantPassword": "P@sswOrd123",
"tenantName": "DevTenant",
"projectName": "InvoicesProject",
"mlPackageName": "InvoicesFinal",
"mlPackageVersion": "8.3"
}
次に、コマンド ラインから以下のコマンドを実行します。
./export.sh export_input.json
./export.sh export_input.json
ローカルに、次の 2 つのファイルが作成されます。
- InvoicesFinal.zip: ML パッケージ
- InvoicesFinal_v8.3_metadata.json: ML パッケージのメタデータ
ML パッケージをインポートするには、
import.sh
スクリプト ファイルを使用します。このスクリプトは、ローカルの ML パッケージをターゲットの AI Center プロジェクトにアップロードします。
スクリプトを実行する前に、以下の情報を指定する必要があります。
hostOrFQDN
: ポート番号でバックエンド サービスにアクセスできるパブリック エンドポイント。identityServerEndPoint
: Identity Server がホストされているエンドポイント (多くの場合、Orchestrator)。hostTenantName
: Identity Server に登録されているホスト テナントの名前。hostTenantIdOrEmailId
: ホスト テナントの ID またはメール ID。hostTenantPassword
: ホスト テナントのパスワード。tenantName
: ML パッケージのインポート先のテナント名。projectName
: ML パッケージのインポート先のプロジェクト名。mlPackageName
: 新しいバージョンのアップロード先の ML パッケージ名 (既にある場合)。まだない場合は、同じ名前の新しい ML パッケージが作成されます。mlPackageMajorVersionForPrivatePackage
: 新しいマイナー バージョン (3.1
など) のアップロードに使用されます。これは、プライベート パッケージにのみ使用されます。既定値はゼロです。mlPackageZipFilePath
: ターゲット環境にアップロードされる ML パッケージの zip ファイルのパス (拡張子付き)。mlPackageMetadataFilePath
: ML パッケージのインポート メタデータ JSON ファイルのパス (拡張子付き)。
たとえば、ファイルは以下のようになります。
{
"hostOrFQDN": "myinternalAIC.com",
"identityServerEndPoint": "internal-orchestrator.com",
"hostTenantName": "host",
"hostTenantIdOrEmailId": "admin",
"hostTenantPassword": "P@sswOrd123",
"tenantName": "ProdTenant",
"projectName": "InvoicesProject",
"mlPackageName": "InvoicesFinal",
"mlPackageMajorVersionForPrivatePackage": 8,
"mlPackageZipFilePath": "full/path/InvoicesFinal.zip",
"mlPackageMetadataFilePath": "full/path/InvoicesFinal_v8.3_metadata.json"
}
{
"hostOrFQDN": "myinternalAIC.com",
"identityServerEndPoint": "internal-orchestrator.com",
"hostTenantName": "host",
"hostTenantIdOrEmailId": "admin",
"hostTenantPassword": "P@sswOrd123",
"tenantName": "ProdTenant",
"projectName": "InvoicesProject",
"mlPackageName": "InvoicesFinal",
"mlPackageMajorVersionForPrivatePackage": 8,
"mlPackageZipFilePath": "full/path/InvoicesFinal.zip",
"mlPackageMetadataFilePath": "full/path/InvoicesFinal_v8.3_metadata.json"
}
次に、コマンド ラインから以下のコマンドを実行します。
./import.sh import_input.json
./import.sh import_input.json
これにより、ML パッケージが目的のテナントやプロジェクトにアップロードされます。アップロードされるバージョンは、入力ファイルで指定されたメジャー バージョンと次に使用可能なマイナー バージョンになります。
上記の例では、ML パッケージ InvoicesFinal v8 が既に存在し、最新のマイナー バージョンが 8.4 の場合、バージョン 8.5 の ML パッケージがアップロードされます。ML パッケージがこのプロジェクトにまだ存在しない場合、バージョン 8.1 の ML パッケージがアップロードされます。