Orchestrator
2022.10
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Orchestrator インストール ガイド
最終更新日 2024年4月19日

Azure Marketplace のデプロイ

Azure Marketplace のデプロイにより、Azure Portal から直接 UiPath ソリューションをデプロイできるようになります。

注:

Azure Marketplace には、UiPath Orchestrator の最新バージョンが保持されます。

UiPath Orchestrator

このウィザードを使用すると、シングルノードまたはマルチノード環境をデプロイできます。コンポーネントは以下のとおりです。

名前

詳細

必要な Web サービスのホスティングに使用します (例:Orchestrator、Identity、WebHooks)。すべてのコンポーネントは同じ App Service プランに含まれます。マルチノード デプロイを実行している場合は、仮想ネットワークとの連携を使用して High Availability Add-on にアクセスできます。

Web サービスで使用する SQL データベース (およびサーバー) です。

自動スケーリング ルールのログに使用される Application Insights です。

パッケージ/ライブラリを保存するために使用されるストレージ アカウントです。

Windows 仮想マシンで実行されるスクリプトを使用してデプロイを設定するために使用します。

前述の Web サービス (Web アプリ) を設定するためのスクリプトを実行する、一時的にデプロイされる仮想マシンです。このマシンでは、マネージド ID を使用して Azure に対する認証を行います。ネットワーク インターフェイス カードおよび別のストレージ アカウントとともに別の VNet にデプロイされます。

これは、Azure リソース (設定 VM とすべての依存関係) をクリーンアップするために使用します。正常にクリーンアップされると、このリソースは最後に自動的に削除されます。

(任意) High Availability Add-on (HAA) のコンポーネント:

重要:

Orchestrator のマルチノード デプロイでは、通信に REdis Serialization Protocol (RESP) を使用するため、このプロトコルを使用するあらゆるソリューションによる設定が可能です。

UiPath がサポートしているソリューションは HAA のみです。

HAA モジュールを購入した Redis Enterprise のユーザーには、完全なサポートが提供されます。

名前

詳細

There are three Linux VMs that are deployed together to form a cluster. The cluster gets deployed in a VNet together with Network Interface Cards for each node. The nodes are not publicly exposed and are connected to the Orchestrator App Service through Virtual Network Integration

ウィザードの実行

基本



この手順では、サブスクリプション、リソース グループ、およびソリューションのデプロイ先のリージョンを選択する必要があります。

注: デプロイにはリソース グループまたはサブスクリプションの所有者権限が必要です。デプロイではユーザー管理の ID が作成されるからです (「コンポーネント」を参照)。

Orchestrator の詳細



名前

詳細

Orchestrator の名前

Orchestrator の名前にはランダムなサフィックスが追加されます。

パスワード

ホスト管理者と既定の Tenant Administrator アカウント (admin) に使用されるパスワードを定義します。

Orchestrator のバージョン

デプロイする UiPath Orchestrator のバージョンを選択します。

Orchestrator インスタンス

作成 (スケーリング) される P2v2 インスタンスの数です。最大値は 30 です。

Orchestrator のサイズ

これにより、SQL DataBase の異なるバージョンがデプロイされます。

: < 100 台のロボット (4 コア)

: < 250 台のロボット (8 コア)

: < 500 台以上のロボット (16 コア)

1 つの Orchestrator インスタンスを選択した場合は、High Availability Add-on のインストールをスキップできます。スキップする場合、インスタンス数を変更することはできないので、変更しないようにしてください。

HAA Server の設定



名前

詳細

HAA Server (VM) 管理者ログイン

High Availability Add-on 仮想マシンの管理者ユーザー名を定義します。

パスワード

High Availability Add-on 仮想マシンの管理者パスワードを定義します。

HAA 管理者のメール アドレス

High Availability Add-on の管理者のメール アドレスを定義します。

パスワード

High Availability Add-on の管理者のパスワードを定義します。

High Availability Add-on ライセンス

High Availability Add-on のライセンスです。指定しない場合は、30 日以内にライセンスを入力する必要があります。

仮想マシンのサイズ

プロビジョニングする 3 つの RHEL (Red Hat Enterprise Linux) 仮想マシンのサイズです。2 から 4 コアの CPU と 8 から 16GB の RAM をお勧めします。

HAA の仮想ネットワーク

High Availability Add-on 仮想マシンをデプロイするために使用される仮想ネットワークです。これらは 1 つのサブネットにデプロイされ、WebApp 仮想ネットワークとの統合には別のサブネットが必要です (プライベート接続)。

サブネット

以下の 2 つのサブネットが必要です。

  • High Availability Add-on 仮想マシンをデプロイするために使用される仮想ネットワーク サブネット。
  • App Service/Web App VNet との連携に使用される仮想ネットワーク サブネット (プライベート接続)。既存の VNet を使用する場合、このサブネットは空で、設定済みであり、この目的のみに使用される必要があります。

Orchestrator SQL の設定



名前

詳細

Orchestrator の SQL Server 名

SQL Server 名にはランダムなサフィックスが追加されます。

Orchestrator の SQL Server 管理者ログイン

Orchestrator の SQL Server の管理者ユーザー名を定義します。

パスワード

Orchestrator の SQL Server の管理者パスワードを定義します。

証明書の設定

名前

詳細

トークン署名証明書 (pfx)

トークン署名に使用される証明書です。

Microsoft App Service の証明書の要件: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/app-service/configure-ssl-certificate#private-certificate-requirements

UiPath トークン署名証明書の要件: https://docs.uipath.com/orchestrator/standalone/2022.10/installation-guide/orchestrator-is-prerequisites-for-installation

証明書 pfx はすべての要件を満たしている必要があります。
パスワードトークン署名証明書のパスワードです。

この手順で使用する証明書は、以下のコマンドを使用して生成できます。

#Generate certificate directly in the LocalMachine personal store
 $cert = New-SelfSignedCertificate -Type Custom -KeySpec Signature `
    -Subject "CN=UiPathSelfSignedRoot" `
    -KeyExportPolicy Exportable `
    -HashAlgorithm sha256 -KeyLength 4096 `
    -CertStoreLocation "cert:\LocalMachine\My" `
    -KeyUsageProperty Sign `
    -KeyUsage CertSign `
    -NotAfter (Get-Date).AddYears(2)

#Create a secure string password for the certificate
$mypwd = ConvertTo-SecureString -String "1234" -Force -AsPlainText

#Export the certificate from the LocalMachine personal store to a file `mypfx.pfx`
Get-ChildItem -Path "cert:\LocalMachine\my\$($cert.Thumbprint)" | Export-PfxCertificate `
    -FilePath mypfx.pfx `
    -Password $mypwd `
    -CryptoAlgorithmOption TripleDES_SHA1

#Remove the certificate from the LocalMachine personal store
Get-ChildItem "Cert:\LocalMachine\My\$($cert.Thumbprint)" | Remove-Item#Generate certificate directly in the LocalMachine personal store
 $cert = New-SelfSignedCertificate -Type Custom -KeySpec Signature `
    -Subject "CN=UiPathSelfSignedRoot" `
    -KeyExportPolicy Exportable `
    -HashAlgorithm sha256 -KeyLength 4096 `
    -CertStoreLocation "cert:\LocalMachine\My" `
    -KeyUsageProperty Sign `
    -KeyUsage CertSign `
    -NotAfter (Get-Date).AddYears(2)

#Create a secure string password for the certificate
$mypwd = ConvertTo-SecureString -String "1234" -Force -AsPlainText

#Export the certificate from the LocalMachine personal store to a file `mypfx.pfx`
Get-ChildItem -Path "cert:\LocalMachine\my\$($cert.Thumbprint)" | Export-PfxCertificate `
    -FilePath mypfx.pfx `
    -Password $mypwd `
    -CryptoAlgorithmOption TripleDES_SHA1

#Remove the certificate from the LocalMachine personal store
Get-ChildItem "Cert:\LocalMachine\My\$($cert.Thumbprint)" | Remove-Item

タグの設定

ここでは、デプロイで作成されたリソースのタグを作成できます。

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