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2024.10
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Test Suite ユーザー ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年12月4日

基本情報

モバイル デバイス マネージャーを使用することで、デバイスに一切触れることなくデバイス オートメーションを実行できます。モバイル プロジェクトを自動化する方法を短期間で習得するには、モバイル デバイス マネージャー (MDM) を設定してから、クラウド デバイス上でワークフローを作成および実行してください。

クラウド デバイスの前提条件

  • UiPath.MobileAutomation.Activities をインストールします。詳しくは、「アクティビティ パッケージを管理する」をご覧ください。または、既定のテンプレート「モバイル テスト プロジェクト」を使用することもできます。この方法では、アクティビティ パッケージが自動的にインストールされます。
  • デバイスのクラウド プラットフォームにアカウントを作成します。この例では、Sauce Labs にアカウントを作成します。

ローカル デバイスの前提条件

ローカル デバイスでモバイル テスト オートメーションを実行するには、特定の設定が必要です。

ローカル Android デバイス

ローカル Android デバイスの前提条件」に記載されている手順を実行します。

ローカル iOS デバイス

ローカル iOS デバイスの前提条件」に記載されている手順を実行します。

モバイル テスト プロジェクトを作成する

Studio でモバイル テスト プロジェクトを作成します。

  1. Studio を開きます。
  2. 既定のテンプレートから [モバイル テスト プロジェクト] を選択します。
  3. プロジェクトの詳細を設定して、[作成] をクリックします。
  4. プロジェクトで作成された既定のテスト ケースを使用して開始します。

モバイル デバイス マネージャーを設定する

テスト環境を準備するには、Studio を開いて [モバイル オートメーション] > [モバイル デバイス マネージャー] に移動して、MDM を起動します。

注: UiPath.MobileAutomation.Activities をインストールするか、モバイル テスト プロジェクトのテンプレートを開くと、リボンに [モバイル デバイス マネージャー] ボタンが追加されます。

クラウド デバイスを追加する

最初のクラウド デバイスを MDM に追加します。

  1. 左側のナビゲーション パネルの [デバイス] に移動します。
  2. [デバイスを追加] をクリックします。
  3. デバイスを次のように設定します。
    • 名前 - [デバイス] タブでデバイスを識別するための名前を入力します。
    • Appium URL - デバイスをホストする Appium サーバーを入力します。 例: http://localhost:1122/wd/hub
    • プラットフォーム - フィールドをクリックして、ドロップダウンから [Android] または [iOS] を選択します。
    • デバイス名 - デバイスの名前を入力します。
    • プラットフォーム バージョン - Android OS のバージョン番号を入力します。
    • 希望する追加機能 (任意) - オートメーション セッションをカスタマイズするための固有の機能を追加します。詳細については、「Appium Desired Capabilities」をご覧ください。
    • 地理的位置を設定 (任意) - 位置情報サービスを使用して位置情報データを生成するテスト アプリケーションに、デバイスの位置を設定します。
  4. [保存して閉じる] をクリックしてデバイスを追加します。

    デバイスが [デバイス] リストに追加されます。



ローカル デバイスを追加する

アプリケーションを追加

デバイスが使用するアプリケーションを追加します。

  1. 左側のナビゲーション パネルの [アプリケーション] に移動します。
  2. [新しいアプリケーションを追加] をクリックして、アプリケーションの名前を入力します。
  3. [アプリ] を選択して、以下のように Android の設定を構成します。
  4. [アプリ] を選択して、以下のように iOS の設定を構成します。
    • アプリ - アプリの場所を入力します。 UiPath® iOS 基本アプリをダウンロードして使用できます。
    • 希望する追加機能 - オートメーション セッションをカスタマイズするための固有の機能を入力します。詳細については、「Appium Desired Capabilities」をご覧ください。
  5. [保存して閉じる] をクリックしてアプリケーションを追加します。


Web アプリケーションを追加する

  1. 左側のナビゲーション パネルの [アプリケーション] に移動します。
  2. [新しいアプリケーションを追加] をクリックして、アプリケーションの名前を入力します。
  3. [Web] を選択して [Android] または [iOS] を選択し、以下を設定します。
    • ブラウザー名 - ドロップダウンから、対応するブラウザーを選択します。
    • 開始ページ - Web アプリケーションの開始ページを設定します。
    • 希望する追加機能 - オートメーション セッションをカスタマイズするための固有の機能を入力します。詳細については、「Appium Desired Capabilities」をご覧ください。
  4. [保存して閉じる] をクリックしてアプリケーションを追加します。

アプリケーションを開始する

これで、モバイル デバイス エミュレーターを開始できるようになりました。

  1. [ようこそ] タブの [アプリケーションを開始] をクリックします。
  2. 作成したデバイスとアプリケーションを選択します。
  3. [接続] をクリックします。

    接続レイヤーの数やデバイス ファームまでの距離によっては、接続の確立までに時間がかかる場合があります。



アクションを記録する

モバイル デバイス エミュレーターのすぐ横に表示される対話バーを使用してアクションを記録します。これによって、画面上でアクションを指定できるようになります。または、Studio でワークフローを設計することもできます。

  1. 右側の [記録されたアクション] パネルを開き、実行されるアクションを監視します。
  2. モバイル デバイス エミュレーターの右側にある Android のホームまたは iOS のホーム ボタンをクリックします
  3. エミュレーター画面上の Google 検索バーをクリックします。必要に応じてオーバーレイを無視する [いいえ] をクリックします。
  4. 検索バーをダブルクリックしてテキストを送信し、「UiPath Test Suite」と入力します。
  5. [テキストを送信した後に Enter キーを押す] を選択してから [テキストを送信] をクリックします。

モバイル オートメーションを作成して実行する

Studio を開いて、記録されたアクションをインポートし、モバイル オートメーションを実行します。

  1. Studio を開いて、シーケンスに [モバイル デバイスの接続] アクティビティを追加します。
  2. [接続の詳細を選択] をクリックして、デバイスとアプリケーションを選択します。
  3. シーケンス内の [実行] を選択します。
  4. [モバイル オートメーション] > [記録済みのアクションをインポート] に移動して、それらをシーケンスに追加します。
  5. [ファイルをデバッグ] > [ファイルを実行] に移動します。

    アクションをリアルタイムで実行するために、エミュレートされたモバイル デバイスへの新しい接続が確立されます。



次の手順

モバイル オートメーション テストのワークフローを作成する方法、およびデバイスとの対話やデバッグの詳細については、次のトピックをご覧ください。

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