テスト アクティビティと API

テスト データは、テストにおいて重要な役割を果たします。一般データ保護規則 (GDPR) のようなテスト規制により、テスト中に本番データを使用することはできません。UiPath® は、合成テスト データを作成することを可能にする一連のアクティビティと API を提供します。

Studio でテスト ケースを作成するには、Testing.Activities パッケージで提供されているアクティビティを使用できます。また、コード化されたテスト ケースを Studio で作成するには、Testing.Activities パッケージとともにダウンロードされる testing サービスで提供される API を使用できます。テスト API の使用方法については、「テスト API」をご覧ください。

このセクションでは、Testing.Activities パッケージに含まれるテスト関連のアクティビティと API をすべて示します。

注:「検証」系アクティビティと API では、macOS および Linux オペレーティング システムでのスクリーンショットの作成はサポートされていません。

アクティビティ	API	説明
テスト データのキュー アイテムを追加	AddTestDataQueueItem	指定したテスト データのキューにデータ行を追加します。
Address	Address	有効なアドレスを生成します。ランダムなアドレスを生成するか、使用可能な国と都市のリストから都市を選択することができます。
ドキュメントを添付	AttachDocument	結果を証明するためにテストの実行結果にドキュメントを添付します。添付ファイルは、Orchestrator で [テスト] > [テスト実行] > テスト実行の詳細 に移動して、特定のテスト ケースの [添付ファイルを表示] を選択することで表示できます。
テスト データのキュー アイテムを一括追加	BulkAddTestDataQueueItems	指定されたテスト データ キューにデータ テーブルを追加します。
テスト データのキュー アイテムを削除	DeleteTestDataQueueItems	指定したテスト データのキュー アイテムを削除します。
テスト データのキュー アイテムを取得	GetTestDataQueueItem	指定したテスト データのキューから 1 つのデータ行を抽出します。
テスト データのキュー アイテムを複数取得	GetTestDataQueueItems	指定したテスト データのキューから複数のデータ行を抽出します。
名前	GivenName	一般的な名前のリストからランダムな値を選択します。
姓	LastName	一般的な姓のリストからランダムな値を選択します。
ランダムな日付	RandomDate	2 つの日付の間でランダムな日付を生成します。日付の範囲は mm/dd/yyyy の形式で定義します。
ランダムな数字	RandomNumber	指定した長さのランダムな整数を生成します。
ランダムな文字列	RandomString	長さと大文字/小文字を指定して、ランダムな文字列を生成します。
ランダム値	RandomValue	1 列のリストから値を選択します。
コントロールの属性を検証	NA	指定したアクティビティの出力を、指定した式と比較してアサートすることで検証します。
式を検証	VerifyExpression	指定された式の真理値を検証します。
式を演算子で検証	VerifyExpressionWithOperator	演算子を使用して、指定した式と比較してアサートすることにより、式を検証します。
範囲を検証	VerifyRange	式が指定した範囲内にあるかどうかを検証します。
NA	VerifyAreEqual	2 つの式が等しいかどうかを検証します。
NA	VerifyAreNotEqual	2 つの式が等しくないかどうかを検証します。
NA	VerifyContains	最初の式に 2 番目の式が含まれているかどうかを検証します。
NA	VerifyIsGreater	最初の式が 2 番目の式より大きいことを検証します。
NA	VerifyIsGreaterOrEqual	最初の式が 2 番目の式より大きいことを検証します。
NA	VerifyIsLess	最初の式が 2 番目の式より小さいかどうかを検証します。
NA	VerifyIsLessOrEqual	最初の式が 2 番目の式以下かどうかを検証します。
NA	VerifyIsRegexMatch	最初の式が 2 番目の式の正規表現の一致するかどうかを検証します。