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    • High Availability Add-on について
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High Availability Add-on インストール ガイド

最終更新日時 2024年8月22日

ソフトウェア要件

重要:

HAA は 64 ビットのオペレーティング システムのみをサポートし、他のアプリケーションのないクリーンなホストにインストールする必要があります。すべての HAA ノードは、同じ NTP サーバーと同期する必要があります。

以下の表に、HAA との相互運用性をテストおよび確認済みの OS バージョンを示します。ただし、オペレーティング システムの更新プログラムやバリエーションが非常に多いため、HAA バージョンとマイナー OS バージョンの組み合わせ 1 つひとつについて互換性をテストすることはできません。一般的には、HAA は UiPath がテストしていない新しいマイナー OS バージョンでも正しく動作すると考えられますが、互換性を保証することはできません。

この表に記載されていないマイナー OS バージョンにアップグレードする予定がある場合は、運用環境にデプロイする前にテスト環境でアップグレードを実行する必要があります。

プラットフォーム

サポートされるバージョン

RHEL/CentOS 8

8.6、8.8、8.9

RHEL/CentOS 9

9.3

Ubuntu

20.04

運用環境へのインストールにはサーバー バージョンをお勧めします。デスクトップ バージョンは、開発環境へのデプロイにのみお勧めします。

クラスターの一般的な要件

HAA クラスターが健全な処理を行うには、3 台のサーバーが必要です。

通常の状況では、HAA クラスターの各サーバーには次のような役割があります。

  • 1 台のプリンシパル サーバー – データ シャードを保持し、データベースへの外部からの読み込み・書き込み操作を受け入れます。
  • 1 台のセカンダリ サーバー – データ シャードのコピーを保持します。
  • 1 台のセカンダリ サーバー – データを保持せず、クォーラムのみを目的として存在します。

HAA クラスターは、単一のサーバー エラーのみをサポートします。

  • サーバーのいずれか 1 つがダウンした場合、それがどのサーバーであっても、HAA クラスターは引き続き動作します。また、Web 管理インターフェイスに警告メッセージが表示されます。より詳細な情報は、rlcheck コマンドを実行することで確認できます (コマンドは通常、/opt/redislabs/bin 内で見つかります)。rlcheck コマンドには --continue-on-error を追加することもできます。
  • 2 台のサーバーでエラーが発生すると、プリンシパル サーバーがまだオンラインであったとしても、HAA クラスターでもエラーが発生します。

HAA クラスターを 4 台以上のサーバーで構築することは可能ですが、実質的なメリットはありません。

エラーが発生するサーバーの数が増えることはありません。5 ノードの HAA クラスターの場合、データ シャードのコピーを保持しているプリンシパル ノードとセカンダリ ノードの両方でエラーが発生すると、クラスター全体でもエラーが発生し、データ シャードが他のノードへ割り当て直されることはありません。

インターネット レイヤー プロトコル

HAA では IPv4 と IPv6 の両方がサポートされています。マルチ IP および IPv6 のサポートについて詳しくは、Redis のドキュメントをご覧ください。

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