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High Availability Add-on インストール ガイド

最終更新日時 2025年3月26日

ポート 53 のインストールの問題

説明

Linux ではポート 53 は DNS サーバー用に予約されています。ポート 53 がすでに使用中であるために High Availability Add-on (HAA) のインストールが失敗することがあります。これが発生する原因は、HAA には独自の DNS サーバーが含まれていて、そのサーバーではポート 53 が開いている必要があるためです。

一部の Linux システムでは、既定で DNS サーバーが実行されているのが一般的です。HAA を正常にインストールするには、DNS サーバーを無効化する必要があります。Ubuntu Linux を使用している場合、DNS サーバーは通常 systemd-resolved であるのに対し、RHEL では dnsmasq の可能性があります。

以降のセクションでは、DNS サーバーを非アクティブ化する手順について説明します。

Ubuntu Linux での解決方法

systemd-resolved サービスを無効化するには、Redis のドキュメントをご覧ください。

RHEL での解決方法

dnsmasq サービスを無効化するには、以下の手順を実行します。
  1. サービスが実行されている場合は、次のコマンドで停止します。

     sudo systemctl stop dnsmasqsudo systemctl stop dnsmasq
  2. サービスを停止したら、サービスを無効化して、システムの再起動時にサービスが自動的に開始しないようにする必要があります。

     sudo systemctl disable dnsmasqsudo systemctl disable dnsmasq
  3. サービスをマスクして、手動または他のサービスによってサービスが開始されないようにします。

     sudo systemctl mask dnsmasqsudo systemctl mask dnsmasq

    サービスがマスクされていると、別のサービスやスクリプトがサービスを開始しようとしても、サービスは開始できません。

  4. サービスがアクティブではなくなっていて、次回のシステム再起動時に開始されないことを確認します。

     sudo systemctl status dnsmasqsudo systemctl status dnsmasq

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