業務特化型 Autopilot

概要

業務特化型 Autopilot とは、一般的な Autopilot for Everyone を特定のタスクに特化させた設定です。特定の手順、ツール、設定によってカスタマイズされて、特定のユース ケース向けに最適化され、1 つのテナント内に配置されます。

ビジネス ユーザーは、まず汎用の Autopilot for Everyone と対話してから、業務特化型 Autopilot を選択し、設定されたユース ケースに的を絞って会話を進めることができます。新しいチャットを開始するたびに、業務特化型の対話は汎用の対話に戻ります。

業務特化型 Autopilot for Everyone を作成する

業務特化型 Autopilot を作成するには、以下の手順を実行します。

1. Automation Cloud™ の [管理] > [AI Trust Layer] > [Autopilot for Everyone] タブに移動し、Autopilot for Everyone がインストールされているテナントを選択します。
2. [業務特化型 Autopilot を作成] を選択します。Autopilot for Grammar のテンプレートのパネルが開きます。
3. テンプレートの [全般] セクションで、以下の必須の値を指定します。

   オプション	説明
   表示名 *	業務特化型 Autopilot の名前を入力します。名前は「Autopilot for <選択した表示名>」として表示されます。
   説明 *	ビジネス ユーザーが業務特化型 Autopilot の範囲を特定するのに役立つ簡単な説明を入力します。
   Orchestrator のフォルダー *	業務特化型 Autopilot がデプロイされる Orchestrator のフォルダーです。必要なコンテキスト グラウンディングのインデックスとオートメーションが存在するフォルダーと同じフォルダーである必要があります。
   カスタム システム プロンプト *	何を実行する必要があり、どのようにビジネス ユーザーに回答すべきかを Autopilot が理解するのに役立つ一連の指示を提供します。

4. [保存] を選択して、全般設定を保存します。
5. 業務特化型 Autopilot 用に開始プロンプトを設定します。
6. 業務特化型 Autopilot 用にコンテキスト グラウンディングのインデックスを有効化します。
7. 業務特化型 Autopilot 用にツールを設定します。