永続性アクティビティ

Persistence パッケージを使用すると、効率的なデータの保管と取得用のアクティビティにより、堅牢で応答性の高い長期実行のワークフローを作成できます。これにより、オートメーション プロセスのステートが確実に保持され、中断後もシームレスに続行できます。

利用可能なアクティビティ

以下の表に、Persistence.Activities パッケージに含まれるアクティビティのリストを示します。

アクティビティ	説明
ジョブを開始し参照を取得 (Start Job And Get Reference)	引数を使用して Orchestrator でジョブを呼び出し、対応するジョブ オブジェクトを取得して、ワークフローの実行中にいつでもジョブの完了を待機します。
ジョブ完了まで待機し再開	指定されたジョブが完了するまで、現在のワークフローの実行を一時停止します。
キュー アイテムを追加し参照を取得 (Add Queue Item And Get Reference)	パラメーターを使用して Orchestrator キュー アイテムを追加し、対応するキュー アイテム オブジェクトを取得して、ワークフローの実行中にいつでもトランザクションの完了を待機します。
キュー アイテム完了まで待機し再開	指定されたトランザクションが完了ステート (成功、失敗、破棄済み、削除済み) に到達するまで、現在のワークフローの実行を一時停止します。
フォーム タスクを作成	On-Premises Orchestrator および Action Center のクラウドとオンプレミスの両方のインスタンスでフォーム タスクを作成します。
フォーム タスク完了まで待機し再開	指定されたタスクが完了するまで、現在のワークフローの実行を一時停止します。
時間差で再開 (Resume After Delay)	ワークフローの実行を一時停止し、指定された日時に再開します。
タスクを割り当て	現在のワークフローで作成された 1 つ以上のタスクを Orchestrator のユーザーに割り当てます。Orchestrator に登録したメール アドレスまたはユーザー名を指定する必要があります。
外部タスクを作成	指定されたデータ、タスク タイトル、タスクの優先度、およびタスク カタログで、Orchestrator 内にタスクを作成します。
外部タスクの完了を待機して再開 (Wait For External Task and Resume)	指定されたタスクが完了するまで、現在のワークフローの実行を一時停止します。
タスクを完了する	人間の介入を必要とすることなく、指定したアクションを完了します。
タスクを転送 (Forward Task)	指定されたアクションを指定されたユーザーに転送します。
フォーム タスクを取得 (Get Form Tasks)	特定の基準、つまりアクションの DTO プロパティによってフィルター処理を行う、単独または一連のアクションのクエリに使用できます。
タスク データを取得 (Get Task Data)	指定したアクションのタスク データの現在のステートを取得します。
タスクのコメントを追加	ID で示される既存のアクションに対するコメントを追加するよう、ロボットに指示します。
タスクのラベルを更新	既存のアクションのラベルを更新します。