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Action Center
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年4月19日

2021.10.0

公開日: 2021 年 11 月 3 日

Automation Suite の提供開始

10 個の製品を 1 つのプラットフォームからインストールしてセットアップできるようになりました。

Automation Suite は、Automation Cloud の機能を単一のインストールにまとめた最新の UiPath デプロイ モデルです。Action Center やその他の複数の製品をオンプレミスまたはクラウドでホストされている環境にセットアップできます。

Automation Suite について詳しくはこちらを、AI Center の構成チェックリストについてはこちらをご覧ください。

今回のリリースでも、Action Center に様々な新機能が追加されました。

複数のフォームの一括完了用オプションの追加、アクセシビリティ サポートの改善、よりスムーズなロボットとの対話の実現と共に、他にもさまざまな改善を行いました。

詳細については以下の各セクションをご覧ください。

更新内容

Orchestrator のアクション機能の廃止

2021.4 のリリース ノートでお知らせしたとおり、アクションに関わる管理機能が Orchestrator で非推奨となりました。これをもって、アクションに関する機能は Action Center に完全に移行しました。Action Center でアクションを割り当て、転送、完了し、さらにアクション カタログを管理できます。なお、Orchestrator で管理していた既存のアクションのリンクは、インストーラーによって Action Center のインターフェイスにすべてリダイレクトされますのでご安心ください。ユーザー側で必要な作業はオンプレミス版 Action Center のインストールまたはアップグレードのみですが、Action Center を 1 つの Orchestrator インスタンスに接続する必要がありますのでご注意ください。Action Center は、Orchestrator と同じサーバーまたは別のサーバーにインストールされます。

Action Center でのアクション カタログの操作

Action Center のインターフェイスから直接アクション カタログを管理できるようになりました。これにより、Orchestrator にログインしなくてもアクション カタログを作成または編集できます。Action Center の上部にあるナビゲーション バーから、[管理者設定] にアクセスします。

アクション カタログの管理方法について詳しくは、こちらをご覧ください。

一括編集/一括完了用オプションの追加

Action Center に、類似したフォーム アクションを一括編集/一括完了するためのオプションを追加し、反復的なタスクを省略できるようにしました。フォームの設計時に [一括編集を有効化] 機能をオンにすることで、ビジネス ユーザーは大量の類似するアクションを開いて同じ値を入力したり、提出ボタンを何百回もクリックしたりする必要がなくなります。

詳しくは、こちらのドキュメントをご覧ください。

プロセスの監視・管理機能の追加

  • 選択したプロセス実行の分析情報が確認できる 2 種類のページが追加され、Action Center に表示される無人プロセスを操作しやすくなりました。

    [ログを表示] ページ - 失敗したプロセスのデバッグ、または実行状況の監視を行うことができます。[待機イベントを表示] ページ - 中断されたプロセスが、完了を待機しているイベントが表示されます。これらのページのアクセス方法と、ページに表示される情報の詳細については、「プロセスを活用する」をご覧ください。

  • プロセス パッケージ要件を表示する機能が Orchestrator に追加されたことにより、プロセスの設定から不足しているアクション カタログを素早く特定できるようになりました。

    不足しているアクション カタログが見つかった場合は、Automation Cloud > [Actions] > [管理者設定] にアクセスし、必要なアクション カタログを追加します。

長期実行のワークフローが UiPath Assistant から実行可能に

UiPath Assistant から長期実行のワークフローを開始できるようになりました。これまでは、長期実行のワークフローを実行できるのは Unattended ロボットのみでしたが、これからは Attended ロボットがアクションを生成し、生成されたアクションが Action Center で完了されるまで待機した後、対応するジョブの再開を Unattended ロボットに任せることができます。

対応言語の追加

MSI インストーラーの言語オプションにスペイン語とポルトガル語を新たに追加し、これらの言語で Action Center のインストール手順を実行できるようになりました。また、韓国語、簡体字中国語、スペイン語 (ラテン アメリカ) でも Action Center を利用できるようになりました。

改良点

中断されたジョブを同じユーザーとマシンのコンテキストで再開

ジョブの開始時に使用された時と同じユーザーとマシンのコンテキストで、中断されたジョブを再開できるようになりました。これにより、長期実行のワークフローで、必要な要件を満たすリソースやライセンスを使用できるようになりました。Orchestrator からこの機能を有効化する方法については、ドキュメントをご覧ください。

アクセシビリティの向上

Action Center におけるアクセシビリティのサポートを強化し、キーボード操作の利便性も向上させました。これにより、ユーザーの生産性の向上にさらに貢献します。

  • Tab キーを押すと UI セクション間を移動できます。また、Enter キーを押すと、その UI セクションにアクセスできます。
  • Del キーを押すと適用されたフィルターを削除できます。
  • Action Center のウィンドウ タブに、アクション ID またはプロセス名が表示されるようになりました。このため、複数のウィンドウ タブを開いていても、をすばやく識別できます。

ドキュメント理解系アクションでのドキュメントの種類の作成

v2021.10 の Action Center からは、ドキュメント理解系のアクション (検証と分類) で使用されるドキュメントの種類は、対応するタクソノミー内に単一のファイルとしても、グループの一部としても作成できます。

アクション リストを隠さないで表示

アクションのリストに適用中のフィルター条件の項目が、展開可能なメニュー画面に表示されるようにし、アクションのリストが表示されるスペースが十分に確保されるようにしました。

既知の問題

  • IIS からローカルの Identity Server の証明書を更新した後に Action Center にサインインしようとすると、Error 500 メッセージが返されます。この問題を回避するには、構成ファイル appsettings.Production.JSON の証明書の拇印値を手動で更新してください。構成ファイルは、インストール フォルダー UiPath/Orchestrator/Identity にあります。署名資格情報の設定を変更する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
  • [通貨] フィールドにオートフィルを使用して値を入力してから [保存] をクリックすると、[通貨] フィールドのみ保存されません。現在、この問題の解決に向けて対応中です。回避策として、[通貨] フィールドに値を入力する際は、オートフィルを使用せず値を直接キーボードで入力してください。

バグ修正

一部の言語で、Action Center のタブとボタンのテキストが重なって表示されていました。この問題は現在は修正され、タブとボタン上ではテキストが途中まで表示され、テキストの上でホバーすることで全文が表示されるようになりました。

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