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ハードウェアおよびソフトウェアの要件
このページの情報は、Insights v2021.10 の公開後に HW/SW の仕様に関して発生した変更です。Insights v2021.10 では Windows マシンが 1 台必要ですが、Insights v2022.4 では Windows マシンと RHEL の Linux マシンが 1 台ずつ必要になります。
v2021.10 では、Insights の Windows マシンでは Looker の Linux コンテナーをホストする Docker が実行されていました。しかし、v2022 以降は、Windows OS に Linux コンテナーをネストするために使用するドライバー (LCOW) が、Microsoft によってエンタープライズ アプリケーションとしてサポートされなくなりました。その結果、デプロイ アーキテクチャを変更する必要が発生しました。現在は、2 台のマシン (UiPath Insights コンポーネントを実行する Windows マシン 1 台と Looker コンテナーを実行する Linux マシン 1 台) が必要です。この変更により、UiPath 製品の実行に必要なコンポーネントについて、OS ベンダーのエンタープライズ サポートが利用できるようになりました。Linux OS のサポート対象のバージョンは、Automation Suite がサポートするバージョンと同じです。
以下に示す要件は、Insights がインストールされるマシンに対してのみ適用されます。
CPU (コア) | システム メモリ (GB) | 利用可能なストレージ (GB) | 例 | |
---|---|---|---|---|
最小ハードウェア | 2 | 8 | 32 | AWS t2.large または Azure D2s_v3 |
推奨ハードウェア | 4 | 16 | 32 | AWS t2.xlarge または Azure D4s_v3 |
以下の表に、Insights Linux マシンをホストするためのハードウェア要件を示します。
CPU (コア) | システム メモリ (GB) | ストレージ (GB) | 例 | |
---|---|---|---|---|
最小ハードウェア | 4 | 16 | 32 | AWS t2.xlarge または Azure D4s_v3 |
次のポートが外部からアクセス可能であり、他のサービスがこれらのポートを使用しないことを確認してください。
受信ポート | マシン |
---|---|
443 注: これは既定のポートです。利用可能な任意のポートに変更できます。
| Insights の Windows マシン |
9999 注: これは Looker のポートです。
| Insights の Linux マシン |
19999 注: これは Looker API のポートです。
| Insights の Linux マシン |
29999 注: これは、LookML の更新のポートです。
| Insights の Linux マシン |
- インテル® E5-2673 v4 (Broadwell) 2.3 GHz
- インテル® SP-8160 (Skylake)
- インテル® 8272CL (Cascade Lake) 2.5 GHz
- インテル® Xeon Platinum 8307C (Ice Lake)
- AMD EPYC 7763v (Milan)
小規模 (最大 100 万行) | 中規模 (最大 2000 万行) | 大規模 (最大 2 億行) | |
---|---|---|---|
CPU | 4 コア | 8 コア | 16 コア |
システムメモリ | 16 GB | 32 GB | 64GB |
データ ディスク | 40 GB | 100 GB | 1 TB |
v2022.4.0
)。
ソフトウェア | 対応バージョン |
---|---|
Windows マシン | 2019 |
Red Hat Enterprise Linux |
8.2、8.4、および 8.6 は、すべてのバージョンでサポートされます。
8.9 バージョンは、更新プログラム 2022.4.11 以降でサポートされます。 |
ソフトウェア | 対応バージョン |
---|---|
SQL マシン | 2019 |
- Insights では、SQL Server が列ストア インデックスと .json 関数をサポートしている必要があります。
- Azure SQL の場合、データベースが S3 層以上であることを確認してください。
- Insights データベースの互換性レベルが 150 以上に設定されていることを確認してください (
"SELECT compatibility_level from sys.databases WHERE name = '{dbName}'
)。ほとんどの場合、既定の設定はこの要件を満たしています。詳しくは、SQL Server についてのドキュメントの、「View/Change the Compatibility level of a Database」をご覧ください。