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Last updated 2024年11月11日

カスタム フィールド

プロジェクト固有のカスタム属性を定義し、要件、テスト ケース、テスト セットに割り当てて、それらをさらに分類したり、優先順位付けしたりします。

カスタム フィールドでは次のデータの種類を使用できます。
  • Text: 事前定義された値を持たない一意の情報や詳細な情報を取得する必要がある場合は、テスト プロジェクトで Text 型のカスタム フィールドを使用します。
  • Label: プロジェクト全体の一貫性を保つため、事前定義された値のリストを使用してテスト オブジェクトを分類する場合は、Label 型のカスタム フィールドを使用します。


サポートされているオブジェクトの種類

カスタム フィールドは、プロジェクト内の次のオブジェクトの種類に割り当てることができます。

  • 要件
  • テスト ケース
  • テスト セット

カスタム フィールドのすべてのデータ型 (TextLabel) を複数のオブジェクト タイプに同時に割り当てることができます。

カスタム フィールドの条件

  • カスタム フィールドを作成、設定できるのは管理者のみです。
  • カスタム フィールドはプロジェクト固有であり、それらのフィールドが定義されたオブジェクトの種類に対してのみ適用されます。
  • サードパーティ アプリケーションから同期されるオブジェクトに定義されたカスタム フィールドは、Test Manager に追加されません。たとえば、カスタム フィールドを定義した Jira 要件を同期した場合、そのオブジェクトの Test Manager[詳細] タブには、エントリが表示されません。
  • カスタム フィールドの名前は最大 20 文字で、一意である必要があります。
  • カスタム フィールドは既存のオブジェクトや新規に作成されたオブジェクトに適用されます。
  • カスタム フィールドを削除しても、既存のオブジェクトには引き続き適用されます。その値は自由形式のテキストに設定され、以前に定義された値は一切保持されません。値を削除すると、カスタム フィールドにアスタリスク記号のフラグが設定されます。

カスタム フィールドを作成する

  1. Test Manager にログインしてプロジェクトを開きます。
  2. [プロジェクト設定] > [カスタム フィールドの定義] タブに移動します。
  3. [作成] を選択して、次のように設定します。
    • 名前: カスタム フィールドの名前を入力します。
    • 説明 (任意): 参考になる説明を入力します。
    • オブジェクトの種類: 1 つまたは複数のオブジェクトの種類を選択します。
    • データ型: カスタム フィールドに Text 型または Label 型を作成するかどうかを選択します。

      選択したカスタム フィールドの種類に応じて、潜在的な値を入力できるフィールドは異なります。

      • Text 型のカスタム フィールドの場合、カスタム フィールドで取得できるデータを [値のヒント] に入力します。
      • Label 型のカスタム フィールドの場合、潜在的な値を [予想される値] セクションにリストします。
      値を追加するには、入力して Enter キーを押します。たとえば、優先度を評価する場合は、123 などの数値を入力できます。
    • 既定値: オブジェクトに対して既定値として設定される値を入力します。たとえば、Low から High のスケールの一部である Medium などを入力します。
  4. [保存] を選択して確定します。

    オブジェクトに適用したカスタム フィールドは、各オブジェクトの [詳細] タブで確認できます。



カスタム フィールドで作業する

カスタム フィールドの有用性を理解するには、リスクの種類を評価し、その判断の根拠となるカスタム フィールドを定義する場合を考えてみるとわかります。そのような場合には、リスクの種類に基づいて特定のオブジェクトを見つけ出し、ラベルを付けることができます。

SAP Change Impact Mining のラベル

SAP Change Impact Mining の実行テンプレートを実行すると、SAP Change Impact Mining のラベルがテスト ケースに自動的に適用されます。トランザクション情報などのラベルは、テスト ケースの [ラベル] セクションで後ほど確認できます。

SAP Change Impact Mining について詳しくは、「SAP Testing Project (SAP テスト プロジェクト)」をご覧ください。

カスタム フィールド アクション

カスタム フィールドを管理する方法については、以下のセクションをご覧ください。

カスタム フィールドを編集する

カスタム フィールドの定義に加えた変更は、既存の割り当てには影響しません。具体的には、定義を変更しても、オブジェクトにすでに設定されているフィールドの名前と値は変更されません。

カスタム フィールドの定義を変更するには:

  1. プロジェクトを Test Manager で開きます。
  2. [プロジェクト設定] > [カスタム フィールドの定義] タブに移動します。
  3. カスタム フィールドで [その他のオプション] を選択し、[編集] を選択します。
    注:
    • 同じ名前の別のカスタム フィールドが特定のオブジェクトの種類をすでにサポートしている場合、その種類をサポートするカスタム フィールドは選択できません。たとえば、[要件][テスト ケース] に割り当て可能な [優先度] という名前のカスタム フィールドがある場合、同じ名前のカスタム フィールドは、残りのオブジェクトの種類 ([テスト セット]) にのみ割り当てることができます。
    • Label 型のカスタム フィールドでは、可能な値を追加または削除できるだけで、既存の値の名前を変更することはできません。
  4. 設定を変更し、[保存] を選択して確定します。

カスタム フィールドの定義を削除する

テスト プロジェクト内で使用中のカスタム フィールドの定義を削除しても、そのカスタム フィールドの値は対応するオブジェクトに割り当てられたままになります。一部の値を削除するか、すべての値を削除してカスタム フィールドを完全に削除するかを選択できます。

1 つまたは複数のカスタム フィールドを削除するには:

  1. プロジェクトを Test Manager で開きます。
  2. [プロジェクト設定] > [カスタム フィールドの定義] タブに移動します。
  3. 1 つまたは複数のカスタム フィールドを選択します。
  4. [削除] を選択します。

既定値を変更する

オブジェクト内のカスタム フィールドの既定値を変更するには、次の手順を実行します。

  1. プロジェクトを Test Manager で開きます。
  2. カスタム フィールドを定義したオブジェクト (要件、テスト ケース、テスト セット) を開きます。
  3. [詳細] に移動します。
  4. カスタム フィールド内の値を選択し、ドロップダウン リストから別の値を選択します。

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