Test Suite
2022.4
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Test Suite ユーザー ガイド
最終更新日 2024年2月28日

ALM ツールとの連携

ソフトウェアのテストには、要件管理、アジャイル計画、不具合管理などの各種アプローチ専用のアプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) ツールが必要です。Test Manager は、開発プロセスのテスト関連部分を構築するための、強力な連携機能を備えています。

ALM ツールをはじめとする各種 UiPath コンポーネントと関連して Test Manager がどのように機能するかを理解するには、UiPath Test Suite ガイドの「はじめに」をご覧ください。

ALM 連携パターン

Test Manager は、外部ツールとの 2 つの ALM 連携パターンをサポートしています。これらの連携パターンは、CI/CD パイプラインの連携には依存していません。

基本的な ALM 連携

この連携パターンは、不具合管理、アジャイル計画、要件管理のための外部 ALM ツールは既に存在するものの、テスト管理機能がない場合に効果的です。この連携方法では、外部のツールセットでサポートされている開発ライフサイクルにテスト プロセスを統合すると同時に、テストや結果の管理には Test Manager を使用します。

以下の図は、この ALM 連携パターンで、どのタスクがどのコンポーネント (外部または UiPath) で実行されるかを示しています。コンポーネント間の関係の方向は矢印で示されています。



実際のシナリオでは、Studio を使用してオートメーションを作成し、それをテストに割り当てます。続いて、Orchestrator でテストを実行すると、結果が Test Manager にプッシュされて、分析と開発プロセスへの統合が可能になります。テストが失敗した場合は、テスト実行の結果として、不具合を作成できます。不具合を管理する外部ツールがある場合は、Test Manager を使用して新しい不具合を作成できます。使用しているツールで不具合が作成され、その影響を受けるすべての要件にリンクされます。不具合には、実行中のロボットから得られた詳細なログ情報が付加されます。

サイドステップ ALM 連携

この連携パターンでは、Studio でテストを自動化して Orchestrator でそのテストを実行できると同時に、外部ツールを使用してテストを作成および管理します。この連携パターンでは、テスト管理に外部ツールを使用し、Test Manager (Test Manager Hub) のサーバー コンポーネントでのみ、選択したテスト管理ソリューションで作成したテスト ケースでオートメーションを使用できます。

以下の図は、この ALM 連携パターンで、どのタスクがどのコンポーネント (外部または UiPath) で実行されるかを示しています。コンポーネント間の関係の方向は矢印で示されています。



たとえば、Studio を使用してテスト ケースにオートメーションを割り当て、Orchestrator を使用してそのテストを実行した後、結果を外部ツール (Xray for Jira など) に直接プッシュできます。実行結果は Test Manager Hub にアップロードされた後、コネクタを介して外部ツールにプッシュされます。

コネクタ

コネクタとは、外部の ALM ツールを Test Manager に接続するライブラリです。外部システムとの連携方法は、汎用インターフェイスによって定義します。コネクタはすぐに使用可能で、特定の ALM システムと連携するための固有のインターフェイスを実装します。

コネクタは、プロジェクトごとに Test Manager で個別に設定できます。Test Manager は、任意の数の外部システムおよびプロジェクトと連携できます。

以下の表に、外部ツールと Test Manager を接続するコネクタのリストを示します。

コネクタ

説明

要件と不具合を連携できるようにします。Jira コネクタは、次の 2 つのコンポーネントで構成されています。

  • Test Manager セットアップの一部に含まれるコネクタ本体。
  • Jira Server 用に提供されている Atlassian アプリ。Atlassian Marketplace で「UiPath Test Manager for Jira」を検索してダウンロードできます。このアプリは無料で、ライセンスは不要です。お使いの Jira Server にインストールする必要があります。

テスト実行で得られたスクリーンショット、ログ、テスターの注釈などの総合的な情報を追加します。Xray for Jira は、UiPath Test Manager for Jira を介してサポートされます。

作業アイテムを Test Manager と同期して、Azure DevOps を使用してテストを管理します。

UiPath Test Suite を使用して、アプリケーションと RPA 開発ライフサイクルに自動化したテストを追加し、ServiceNow(TM) でテスト ポートフォリオを管理します。

SAP および SAP 以外のアプリケーション向けに、自動化したテストを作成します。

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