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Test Suite ユーザー ガイド
最終更新日 2024年4月30日

ローカル iOS シミュレーターを構成する

前提条件

  1. Xcode をインストールします。Xcode について詳しくは、「Installing Xcode and Simulators」を参照してください。
  2. ターミナルを開き、次のコマンドを実行して Homebrew をインストールします。/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
  3. 次のコマンドを実行して Node.js をインストールします。brew install node
  4. Appium をインストールします。
    1. Appium 1.0 の場合は、コマンド npm install -g appium を実行します。これにより、必要なドライバーがすべて自動的にインストールされます。
    2. Appium 2.0 の場合は、コマンド npm install -g appium@next を実行します。
      Appium 2.0 には既定ではドライバーがインストールされていません。したがって、必要なドライバーをインストールするために、コマンド appium driver install xcuitest も実行する必要があります。
      重要:
      • v22.10 以降の モバイル オートメーション アクティビティ パッケージには Appium 2.0 を使用することをお勧めします。
      • iOS 物理デバイスでモバイル オートメーションをテストする場合は、Appium 2.0 をインストールしてください。
        1. Xcode を開いて、必要になる可能性がある追加のコンポーネントをすべてインストールすることを許可します。スプラッシュ スクリーンが表示されたら閉じます。
        2. コマンド appium --port 8001 --default-capabilities "{\"appium:systemPort\":9001}" --relaxed-security を使用して Appium サーバーを起動します。


ローカル シミュレーター iOS デバイスを設定する

ローカル iOS シミュレーターを構成するには、以下の手順を実行します。

  1. シミュレーター ランタイムをインストールして追加します。
    1. Xcode を開いて、メニュー バーに移動します。[Xcode][Settings] の順にクリックします。
    2. [Platforms] タブに移動します。
    3. [Add] ボタンをクリックし、プラットフォームを選択して、利用可能なバージョンのリストを表示します。
    4. バージョンを選択し、[Download & Install] をクリックします。
  2. シミュレーターを追加します。
    1. Xcode で、メニュー バーから [Xcode][Devices and Simulators] の順に選択します。
    2. サイドバーの上部にある [Simulators] を選択し、[Add] ボタンをクリックします。
    3. シミュレーターの [Device Type][OS Version] を選択します。必要に応じて、シミュレーターに名前を付けます。
    4. [Create] を選択して、新しいシミュレーターを作成します。
  3. Appium URL を取得し、後で使用するために保存します。
    1. [システム設定] に移動して [ネットワーク] タブを開き、iOS デバイスが接続されている Wi-Fi ネットワークを選択します。
    2. Wi-Fi ネットワークの IP アドレスをコピーします。Appium URL の形式は https://<ipaddress>:8001> です (8001 は Appium を開始するポート番号です)。
  4. Xcode に追加したシミュレーターの UDID を取得します。
    1. [Windows][Devices and Simulators][Simulators] の順に移動します。
    2. 追加した iOS シミュレーターをクリックします。
    3. Identifier をコピーします。これがデバイスの UDID です。後ほど MDM にこの iOS シミュレーターを追加するときに、希望する追加機能として追加します。
  5. お使いの Mac の XCode で WebDriverAgent を構築します。
    1. パス /Users/<username>/appium2/node_modules/appium-xcuitest-driver/node_modules/appium-webdriveragent を使用して appium-webdriveragent フォルダーに移動し、xcodeproj ファイルを開きます。
    2. [WebDriverAgent] を選択し、[Targets] セクションの [WebDriverAgentRunner] を開きます。
    3. [Signing & Capabilities] タブに切り替えて [Automatically manage signing] を選択し、[Team] ドロップダウンからユーザー アカウントを選択します。
    4. [Bundle Identifier] を一意の値に変更します。
    5. この Bundle Identifier をコピーして保存します。このファイルを使用して、MDM (バンドル ID) 内にアプリケーションを追加します。
  6. お使いの iOS シミュレーターに WebDriverAgent をインストールします。
    1. WebDriverAgent のナビゲーション バーで [WebDriverAgentRunner] を選択します。
    2. XCode で [Product] に移動し、[Test] をクリックします。iOS シミュレーターで、WebDriverAgent がインストールされるのを確認できます。
  7. モバイル デバイス マネージャーにローカル iOS デバイスを追加する」のタスクを使用して、設定した iOS ローカル シミュレーターをモバイル デバイス マネージャーに追加します。

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