2023.4.0

公開日: 2023 年 4 月 26 日

Insights の新リリースについてお知らせします。

v2023.4 では、Automation Hub との連携が実現しました。また、クロステナント レポートを追加しました。また、ダッシュボードを簡単にインポート/エクスポートできる機能や、特定のアプリケーションに使用するプロセスのための新しいビューや、Splunk にリアルタイムでデータをエクスポートできる機能を追加しました。

Cloud Insights を既に試された場合は、上記の更新にお気づきかもしれません。

新着情報

Automation Hub との連携

この連携により、以下の新しいテンプレートが導入されます。

• : オートメーション プログラムの概要が表示されます。最初の第 1 レイヤーには、主要な情報と利益、およびその他のカテゴリ ([Ideas] と [Users]) が表示されます。
• : 自動化案件内のアイデアが現在のフェーズとステータスに留まっている時間を集約してきめ細かく表示します。
• : Automation Hub と Orchestrator のデータを使用して、ROI に関して特に大きな影響を持つオートメーションを発見できます。
• : ユーザーが再利用可能なコンポーネントを通してどのように Automation Hub に貢献し、どのようにコード スニペットを使用しているのかを示す要約が表示されます。
• : 提出されたアイデアで使用されるアプリケーションの概要が表示されます。

クロステナント テンプレート

クロステナントのレポート作成機能を追加しました。お使いの UiPath デプロイ環境の同一リージョンにある複数のテナントをまたいでメトリックを測定できます。組織管理者には、新しく [組織] タブが表示されます。このタブでは、同一リージョン内の特定のテナントをまたいで作成されたダッシュボードを表示したり、そのデータをフィルター処理したりできます。

詳しくは、「クロステナントのレポート作成機能」を参照してください。

ダッシュボードのインポートとエクスポート

[マイ ダッシュボード] タブや [テナント] タブから個人のダッシュボードをエクスポートして、別の環境にインポートできるようになりました。手順について詳しくは、「ダッシュボードをエクスポートおよびインポートする」セクションをご覧ください。

プロセスのアプリケーション ビュー

[ジョブ] Explore で新しいビュー [Process Application] を利用可能になりました。このビューは、プロセスを操作対象の特定のアプリケーションと一致させます。

プロセス アプリケーションのデータ モデルについて詳しくは、こちらをご覧ください。

Splunk へのリアルタイムでのデータ エクスポート

この機能を使用すると、UiPath Orchestrator のイベントを Splunk にリアルタイムでエクスポートできます。

詳しくは、「リアルタイムでのデータ エクスポート」をご覧ください。

改良点

ブラウザー タブの表示

ブラウザー タブのラベル表示を改良しました。タブの最初のラベルには最初にページ名、次に製品名が表示されます。このため、目的のタブをブラウザー内で簡単に見つけることができます。

データの取り込み

Orchestrator で行われる変更が Insights に継続的に取り込まれるようになりました。このため、Insights と Orchestrator の間でデータの相違が発生しなくなります。また、以前はごくまれに発生していた、データの重複も発生しなくなります。

全般的な改良点

• [UiPath テンプレート] タブと [組織] タブのダッシュボードが、タイトル名の昇順で表示されるようになりました。
• ユーザーに表示権限のみが与えられ、グループが割り当てられていない場合に、インターフェイス上でのダウンロードが無効化されるようになりました。

追記 (2023 年 4 月 27 日)

Insights が Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.7 に対応するようになりました。