ログのルールを設定する

概要

ロボット ログでは、診断ログと実行ログがキャプチャされます。Insights でロボット ログを取り込む条件を設定できます。たとえば、特定の名前を含むプロセスのログのみをキャプチャできます。

詳細については、「ロボット ログ」をご覧ください。

ログのルールを設定する

Orchestrator の設定は nlog.custom.config ファイルで行えます。設定を変更するには、次の手順を実行します。

1. 新しいログ ルールを nlog.custom.config ファイル内に配置します。 以下の詳細で例をご確認ください。

    {
     "10_Robot_Insights": {
       "logger": "Robot.*",
       "ruleName": "insightsRobotLogsRule",
       "minLevel": "Info",
       "writeTo": "insightsRobotLogs",
       "enabled": false,
       "final": false,
       "filters": {
         "defaultAction": "Ignore",
         "conditions": [
           {
             "condition": "level >= LogLevel.Error or ends-with('${message}', ' execution ended')",
             "action": "Log"
           }
         ]
       }
     }
   }

2. Orchestrator 構成ツールを使用して構成を更新します。次のコマンドを使用して、カスタム nlog.custom.config ファイルのキーを、 orchestrator-customconfig 構成マップで既に使用可能な設定とマージします。

    ./orchestrator-configurator.sh -l nlog.custom.config

   このコマンドでは、既存の設定は削除されません。

ログ ルールの例

次の例では、特定のレベルを超えたログ、または実行が終了したことを示すメッセージを含むログのみを送信しています。

 {
  "10_Robot_Insights": {
    "logger": "Robot.*",
    "ruleName": "insightsRobotLogsRule",
    "minLevel": "Info",
    "writeTo": "insightsRobotLogs",
    "enabled": false,
    "final": false,
    "filters": {
      "defaultAction": "Ignore",
      "conditions": [
        {
          "condition": "level >= LogLevel.Error or ends-with('${message}', ' execution ended')",
          "action": "Log"
        }
      ]
    }
  }
}