Data Service のリリース ノート
一般提供 (GA)
UiPath® Data Service の一般提供 (GA) 開始
UiPath® Data Service は、ロボティック プロセス オートメーション (RPA) プロジェクトにおいて、コードの要らないデータ モデリングやストレージを可能にする強力な機能を持つ製品です。この製品は、UiPath ® Studio および UiPath ® Robot と完全に連携できるよう設計されています。製品同士を連携させることで、リッチな関連データ型を活用した強力なオートメーションを構築できます。構築したオートメーションでは統合的なセキュリティが確保されており、スケールの大きさにかかわらずプロビジョニングやデプロイを即座に行うことができます。
- Data Service でモデリングしたビジネス エンティティは、リッチなデータ型として Studio にインポートでき、ワークフロー内で変数や引数として使用できます。
- Data Service に格納するデータは常にセキュリティ保護された状態で保持されており、いつでもアクセスできます。このため、ランダムな場所に重要なビジネス データを保存するリスクを回避できます。さらに、サード パーティ サービスから API 経由でアクセスでき、製品開発のシナリオでも API を利用できます。
わずか数クリックで、データをエンティティとしてモデリングできます。コードを書く必要はありません。新しいエンティティを作成し、フィールドと関係を追加すれば最初の操作は完了です。
テキスト、数字、日付、日付 ー 時刻、はい ー いいえ、関係、チョイス セット、添付ファイルなどといったリッチなデータ型を使用できるため、あらゆる一般的なビジネス データをモデリングできます。それぞれのデータ型には属性も設定されており、ユーザーのモデリングのニーズに対応できます。
Data Service は UiPath® Studio およびロボットと完全に連携しています。Data Service が有効化された Orchestrator テナントのモダン フォルダーに、UiPath® Automation Cloud 経由で Studio またはロボットを接続するだけで連携が完了します。
エンティティは、リッチなデータ型としてワン クリックで Studio にインポートできます。カスタム アクティビティを使用すれば、強力なオートメーションを作成できます。
ユーザー管理モジュールでは、エンティティ サービスのテナントに対する権限を管理できます。広範囲かつきめ細かい権限モデルを設定できるため、Data Service を使用しているすべての従業員を、専門知識のレベルや業務の要件に基づいてまとめることができます。