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Assistant User Guide

最終更新日時 2024年12月4日

ピクチャ イン ピクチャ

ピクチャ イン ピクチャ機能は、有人のオートメーション プロセスをロボットと協働して実行できるようにする機能です。ピクチャ イン ピクチャ モードで開始されたプロセスは独立した Windows セッションで実行されるため、プロセスの実行中もユーザーはそのマシンを使用することができます。

プロセスをピクチャ イン ピクチャ モードで開始するには、Studio の [デバッグ] タブや StudioX から、あるいは直接 UiPath Assistant でプロセスのコンテキスト メニュー から実行します。



注:
プロセスを PiP セッションで開始するためのタイムアウトの既定値は 180 秒です。PiP セッションへのログイン時間が既定値を超える場合は、タイムアウト エラーが発生します。このタイムアウトの既定値は、マシンの UIPATH_PIP_SESSION_TIMEOUT 環境変数を使用して変更できます。
サービス モードの Robot を使用している場合は、UIPATH_PIP_SESSION_TIMEOUT 変数をシステム環境変数として設定し、Robot サービスを再起動してください。

プロセスをピクチャ イン ピクチャ モードで開始するとデスクトップ上にプレビュー ウィンドウが表示されるため、プロセスの実行状況をリアルタイムで把握できます。このウィンドウは、サイズ変更や移動、全画面表示ができるほか、他のウィンドウの手前に配置することもできます。ピクチャ イン ピクチャ モードは、いつでも終了できます。ピクチャ イン ピクチャ ウィンドウのタスク バーのエントリを右クリックして [ウィンドウを閉じる] を選択するか、単純にウィンドウを閉じます。確認ダイアログが表示されます。ここで PiP ウィンドウを閉じることを選択すると、実行中のプロセスが停止します。

注: マシン上でピクチャ イン ピクチャ機能を有効化するには、管理者権限が必要です。この権限が必要なのはピクチャ イン ピクチャ機能を初めて使用する時のみであり、その後実際にピクチャ イン ピクチャでプロセスを開始する時には不要です。

コントロール

PiP ウィンドウでは、以下のコントロールを使用できます。

  • docs image (制御する) - このコントロールを有効化すると、PiP セッションを管理できます。無効化すると、マウスとキーボードがメイン セッションでのみ機能します。
  • docs image (常に手前に表示) - このコントロールを有効化すると、フォーカスが外れているときでも PiP ウィンドウを常に他のアプリケーションの前面に表示できます。
  • docs image 最小化 - プロセスを中断せずに、PiP ウィンドウを最小化してメイン セッションのタスク バーに収めます。
  • docs image 最大化 - PiP ウィンドウを最大化します。
  • 閉じる - PiP ウィンドウを閉じ、実行中のプロセスをすべて停止し、PiP セッションからログオフします。



ピクチャ イン ピクチャ セッションを初めて開始すると、Windows 資格情報の入力を求められます。マシンを再起動すると、資格情報の再入力を求められなくなります。

プロセスを PiP 対応済みにする

Studio の [プロジェクト設定] セクションで、プロセスを [PiP 対応確認済] に設定できます。つまり、そのプロセスはテスト済みであり、PiP セッション内で安全に実行できるということです。既定でピクチャ イン ピクチャ セッションで開始するよう、プロセスを設定することもできます。



「呼び出し」系アクティビティに PiP を使用する

[プロセスを呼び出し]、[ワークフロー ファイルを呼び出し]、[プロセスを並列実行] などの「呼び出し」系アクティビティでは、新しいプロセスの開始場所を選択できます。

Studio 内で [その他] > [ターゲット セッション] の順に移動し、アクティビティの [プロパティ] タブから設定できます。

注: [ターゲット セッション] プロパティは Studio からしか変更できません。これらのプロパティを変更するには、StudioX で開発されたプロジェクトを Studio で開く必要があります。

以下のオプションを利用できます。

  • Current - 子プロセスが親プロセスと同じセッション内に開きます。
  • Process Default - 子プロセスがプロセスの設定を使用します。
  • Main - 親プロセスの実行場所に関係なく、メイン セッション内で子プロセスが開始します。
  • ピクチャン イン ピクチャ - 親プロセスの実行場所に関係なく、ピクチャ イン ピクチャ セッション内で子プロセスが開始します。



PiP を有効化する

マシンのピクチャ イン ピクチャ機能は、コマンド ラインを通じて有効化するか、マシンで初めて PiP セッションを開始するときに手動で有効化することができます。

メソッド

コマンド

説明

手動

 

Studio または Assistant からピクチャ イン ピクチャ セッションを初めて開始すると、マシンの PiP 機能を有効化するよう求めるメッセージが表示されます。有効化するには管理者権限が必要です。

コマンド ライン

UiRobot.exe PiP

マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を有効化または無効化できます。この設定はローカル マシンに適用され、すべてのユーザーに影響があります。また、既存のインストールを変更するために使用されます

次のパラメーターを設定できます。

  • PiP --enable

マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を有効化します。

  • PiP --disable

マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を無効化します。

例: UiRobot.exe PiP --Enable

これらのコマンドを実行するには、管理者権限が必要です。

コマンド ライン

UiPathStudio.msi ENABLE_PIP

コマンドラインから UiPath 製品をインストールするときに、マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を有効化できます。

そのためには、以下のパラメーターを使用します。

  • ENABLE_PIP=1

例:

UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Studio,Robot,RegisterService,Packages ENABLE_PIP=1

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