レート制限

サーバーの不正使用を防ぎ、無償ライセンスと有償ライセンスを区別するため、サーバーに送信できる API 要求は Enterprise ライセンスでは 1 分あたり 240 メガピクセル、Community ライセンスでは 1 分あたり 30 メガピクセルに制限されています。

このレート制限には 1 分間のスライディング ウィンドウがあります。サーバー要求を送信すると、直近の 1 分間に送信されたすべての画像サイズの合計が確認され、次のように処理されます。

• 合計がレート制限を超えない場合、要求は送信されます。
• 合計がレート制限を超えると、要求は通過せず、Studio で HTTP 429 エラーと「Error: Rate limit exceeded. If you're on a free tier, consider upgrading to paid license. If already on a paid license, please contact UiPath for further upgrade options.」というエラー メッセージが表示されます。

レート制限に 1 分間のスライディング ウィンドウがあり、要求の送信はリトライされるため、失敗した要求を送信するには利用できる帯域幅が増加する必要があります。

以下の例を見てみましょう。

12:00:00 - image request 5MP >> 25MP available
12:00:01 - image request 5MP >> 20MP available
12:00:02 - image request 5MP >> 15MP available
12:00:03 - image request 5MP >> 10MP available
12:00:04 - image request 5MP >> 5MP available
12:00:05 - image request 5MP >> 0MP available
12:00:06 - image request 5MP >> failed request - no more quota left
...
12:01:00 - 5MP available

この例では、12:00:06 に行った要求が実際に送信されるのは 12:01:00 です。

Community ライセンスを所有しており、30 メガピクセル/分では不十分な場合は、Enterprise ライセンスに切り替えることをお勧めします。

Enterprise ライセンスを持っており、240 メガピクセル/分の制限に頻繁に達してしまう場合は、UiPath までお問い合わせください。